生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:信じる力:その5:幸福な日々の為の自問自答集

2014年12月09日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
どの程度、親しいと人は孤独感を感じなくなるのでしょう?これは人により全く違いますし、恋愛、学友、職場、家族関係で、その親しさの有り様と程度は違います。心理療法を通して、その親密性の内容と形を知り、かつ、なるほどなあ、と事例ごとに感動しているのです。また実に複雑な世界でもあります。人は寂しそうな他者を見ると残酷にも優越意識をもち、安心するようです。本当に寂しい人は他者から同情された時、もっと惨めになります。同情はついついしてしまいますが、私は、この言葉をうっかり口にしたばかりに貴重な友情を失いました。これほど、孤独感と同情はあやういもの。ですから人間に頼らず愛そのものである神様を探したものです。信仰の世界で「愛そのものである神様」と触れあうと、言葉にならない勇気が湧きだします。信仰の世界を知らない人から侮蔑の言葉を浴びせられた経験がありますが、信仰の世界で愛である神様の心に触れた時、人は危険を冒しても、或道を歩みだします。日本のキリシタンの歴史を読めば、その意味がわかります。信仰の世界での愛の感謝には他者が理解出来ない実に大きな勇気と知恵が湧き出してくる事実に驚きます。宗教心理学で学ぶこの神秘的な心の流れをエリクソンは実に見事に統合して説明しています。愛の孤独感と親密性と関連を学問として意識化し、言語化している見事さに感激します。寂しい時は、手を合わせて天のサムシンググレートに祈るだけで効果が出てきます。信仰の相手が明確でなくても、祈る、という精神作用には深い意味がありますから、謙遜に大自然の前に膝まづき祈る習慣を所持すると人生が生きやすくなります。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:<482>


自分の「生き甲斐」等の探究の方法について:どんな厳しい現実でも、そこには深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:

(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)


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