生身の人間が五感と体感で<楽しい>と感じ取るためには条件が必要です。五感を意識する事、この五感を意識しないかぎり楽しみは永遠にありません。例えば味覚ですが、以前、<バベットの晩餐会>という映画がありました。フランス革命の頃のお話です。パリで一流のレストランを経営していた腕の良いシェフが北欧の貧しい漁村に亡命します。漁村の人々の不幸で冷たい感情や、とげとげしい感情や争いが、美味しい料理の体験がないからだ、とそのシェフが気付きます。そこで、そのシェフは漁村の人が今まで食べた事もない美味な料理を作り、ふるまいます。美味しい料理を頂く事で、人々が段々と幸せ感を感じだす、という映画です。味覚上、美味しいものをいただき、耳には心地よい音楽を聴き、薔薇の香りを味わい、優しい恋人の愛撫を受ける、そんな五感と体感を意識して生活すると、人は自然に気持ち良くなります。この五感と体感の気持ちよさを神様と人々に心から有難うございます、と言わない限り人は楽しいなあ、と感じません。<生きる楽しみ:369-3>:
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