生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<性>を美しいと思える人と思えない人の違い

2009年10月02日 | 第8章:心をのびやかにする方法
ここでの話は<私とあなた>の関係での話で村上春樹さんの<1Q84>に出てくるボーイハントでの性の関係は念頭にありません。誠実に愛し合っているのに、この問題で悩む沢山の男女がいます。さて<性を美しい>と思える人と<思えない>人の違いは何処からくるのでしょうか?結論は成育史から生まれてきます。いい、わるい、の問題ではなく、性というものをどう思うか、それは学問、教養、環境からの影響も大きいのですが子供の頃からの<性>の体験に相当支配されています。性についての思想は万とありますが、心理療法に役立つ性への思想としては旧約聖書の雅歌があります。この雅歌を静かに読んだ人と読まない人では人生のありようそのものが大きく変化します。欧米の一流の心理療法では性の解釈を雅歌に基準を置いて治療していきます。本当に基準に出来るかという納得は今後、あなたがどう解釈するか、にかかわります。性を美しいと思って生きていく人と性は汚いと思う人とは、その人生での美しく清潔な幸福感に相当大きな影響を与えます。是非雅歌を愛読しつつ、解釈を上手にして一度しかない<私とあなたの人生>での自分の性を大切にして下さい。雅歌は現実離れしてはいますが愛読していくうちに、それぞれの立場で、その意味がかかります。心理療法の治療に現代でも役立っているのは何故か、その意味を考えるとなるほどなあ、と納得出来ます。
:<抑圧と病気:272-3>:

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