五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

掛け軸三昧

2011年08月11日 | 第2章 五感と体感
八月は、学校の仕事や諸々の勉強会はすべてお休みです。例年は、9月に発行する会報の原稿を書いたり、編集したり、ツンドク状態の本を読んだりして過ごすのですが、今年はその時間を持つ余裕がありません。ちょっとばかり後回しです^^;

タイミング良く?9月に催す「江戸表具を愛する会」の作品展に誘われているからです。つまり、作品をつくらなくてはならない状況に追い込まれているわけです。
7月末まで、仕事や試験に追われて制作時間を全く持つことができませんでした。
落ち着いて包丁と刷毛を持つことができるようになったのは、8月2週目です。つまり、今週から^^;

どのようなものに仕立てるか、どんな裂地を本紙に着せようか・・・あれこれ悩むうちに8月一週目は過ぎてしまい、なんとかイメージが掴めてきたのは、本紙の書(作品)を真面目に眺め出して一週間ほ経ってからです。

じぃーーっと、本紙を見つめて自分のものにしないと作業に入れないのです。
作家と自分の間に隔たりがあるまま作業を始めてしまうと、納得できるものが作れないのです。

他者の書いた文字から醸し出すものが自分の感性から観えてくる解釈と交わった時に、どんな掛け軸にしたいかが見えてくるのです。

表装の面白さは、ここにあるののだ、と、思うのです。

どんな掛け軸にしたいか見えてくると、あとは黙々と作業するのみです。

そこにも自分との対峙があるように思います。

掛け軸三昧の夏は始まったばかり。まだまだ序の口であります^^

☆☆
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10月21日、11月18日、12月16日計3回(いずれも金曜日)13:30~15:30
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