五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

箱根にドライブ

2011年04月03日 | 第2章 五感と体感
大震災から24日目

昨日は、気分転換を思い立ち、たまたま家族が揃ったので箱根のドライブを愉しんできました。

東名高速の海老名パーキングエリアに寄ると、「あぁ、、、そうだ、世の中は春休みなんだ・・・」
子供の春休みに旅をする家族の幸せな様子を眺めたことで、脳の片隅に固まっていた緊張がほぐれたような開放感を得ることができました。電車に乗っていても近所で買い物をしていても、なんとなく皆が緊張していて、その様子が空気の固さとして体感している日々を過ごしていたようです。

そして、なんだろう・・・

みんな、優しい。

混んでいるパーキングエリアのカフェテリアでは、どの方もいつも以上に笑顔で席を譲り合っているようで、しかも、誰もが心やさしく声を掛け合い、「ありがとうございます」と丁寧に応じているのです。

丁寧な言葉遣いは、気遣いの表現そのものなのかもしれません。

日本語の美しさは、「ことのは」に宿る感情が裏打ちされているからこその美しさのように思います。

箱根ターンパイクを心地よくドライブし、
目の下に広がる相模湾と春霞の富士山を臨み、
春風に新芽の青さを聴き、
たぶん、この数週間、私はこれがしたかったのです。

緊張の中から、自然を五感で感じ取ることは、難しい事です。
私の場合、自分の感性が見えにくくなると、毛穴がふさがったような閉塞感に陥ります。

自分自身で、自分の健康の条件を整えることも、自己責任なのです。

ひとつの方向だけに向かい続けていると、他のことが見えなくなります。

気分転換は、必要です。

気分転換のおかげで、自分の中に無意識に蓄積されていた閉塞感を意識化することができたようです。

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