五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

セルフイメージ

2010年11月08日 | 第2章 五感と体感
「自分はできない」という自己概念は、そうそう崩せるものではありません。

私自身、「自分はできない」という呪縛から解き放たれているとは言い難いものがあります。

「できない」と思うから次から次へと行動しているのかもしれません。

自信の無さとか自己評価の低さが原動力となっていると言えば恰好がつくのかもしれませんが、ほんとうに「できない」と本人は思っているのですから、他人から何と言われようと「できない子」なわけです。

「自分はできない子」という自己概念は、さてさて、どこから来るのでしょう。

「自分はできない」というセルフイメージは、京大に受かった友人の「できない自分の苦悩」による自殺となんだか似ているような気もします。
親の過度な期待と否定的な評価が、私の中にいつしか「自分はできない」というセルフイメージをつくってしまったようです。

しかも「言い訳」も嫌いだし、「人のせいにする」ことも嫌いです。
かえって、そんな自分が自分を苦しめる原因を作っていたのかとも思います。

成育史における自己概念形成は、自分の生涯の道しるべともなります。

自分のセルフイメージに何か違和感があったら、どのような環境で育ったか今一度思い返してみるのも良いかもしれません。

成育史はかけがえのない自分自身の宝物です。

今日は某勉強会です。テーマは防衛機制。
前頁のブログと併せて読んでいただければ予習復習になるはずです。よろしくお願いいたします。

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