五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

山と森

2010年08月19日 | 第2章 五感と体感
去年スロベニアを旅した際、手入れされた森が目につきました。
アルプスを背になだらかな丘陵と平地が広がります。
森は敵に悟られず移動する裏の道でもありました。
私の推測ですが、戦争を繰り返した歴史が森を手入れする風習を消していないのかもしれません。下草を刈り、枝を伐採し、見通しが良いのです。つい最近まで、地雷が埋められ多くの人が森で犠牲になったことも聞きました。

一方、日本は山の国です。深い山と森は貴重な財産です。
山岳信仰が生まれ修験道を多く持っています。
山を知るということは、自己の精神と肉体が神と向き合うことと同じだと解釈しています。
修験者は山賊も出ない人気のない山と森を駆け廻ります。

山に入る。
森に入る。

自分が自然の中でどう生き延びていくか。
何が一番大切なのか。

これらを考える時間を大切にしたいものです。

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