五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

体感で覚えること

2010年08月06日 | 第2章 五感と体感
太極拳とか、茶道華道、弓道、柔道、ダンス、さまざまな楽器、それだけではなく生活における習慣等…
考えてみると、私たちは色々なことの「型」を体得しながら生活しています。

型がぎくしゃくしていると、違和感を感じます。

包丁を使えない人が、恐る恐るマナ板で魚をおろしている光景を浮かべてみると、それだけで背筋が寒くなります。

自分の所作が、正しい位置で動くようになるまで、長い修練が必要なのでしょうが、修練を積んでいくと、体が段々と覚えていき、自分のものになっていきます。

こうやって言葉で言うのは簡単なのですが、いざ、何かを体得しようとすると、そうそう上手くはいきません。

人は何故、型を覚えることに夢中になることができるのでしょう?

型を覚えることに夢中になりながら、出来ていくことに喜びを感じるのは何故でしょう?

赤ちゃんはあたりを観察して様々なことを覚えていきます。驚くほどの成長です。
きっと成長する喜びを体で覚えているのでしょう。
大人になるとその喜びを別のことで体感していきたいのかもしれません。

「成長し続ける人の特性」を体得する欲求で満たそうとしている人を見ていると、その人の生き甲斐が見えてきます。

「体感で覚える」ことを大事にしたいものです。

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