五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

劣等感の処理「愛の孤独感12」

2010年02月17日 | 悔いのない人生とは?
自分に湧きあがる劣等感をどうのように克服しているだろうか?

私の場合、いつも先回りをして、次へ次へと急かしていく育てられ方したおかげで、いくつもの仕事を同時にこなすことに関しては苦になりません。でも、年齢相応にじっくりと丁寧に向き合うことに欠けていた思春期に劣等感があります。

集中力を高めるための、緩やかな時間は、人の成長に大事なものだと思います。
私には、そういう時間が自分の中になかったように解釈しています。
そんなわけで、この19年間、
子育てをしながら、一つ一つのことを丁寧に向き合うことを自分なりに自分自身の育てなおしをしてきました。つまり、子供を通して、自分も育ち直したということです。

「あなたは、いつも一つのことに夢中になると何も見えなくなるのよ」と、母から言われ続け、それがいつしかイケナイことだ、と思うようになったようです。
でも、そもそも自分は一つのことに夢中になる傾向があるのです。

その傾向を自分で磨くべき時に磨くことができなかったことに、不満の気持ちが湧いてくるのです。

いまやるべきことを、今、ここで楽しみながら行うことが、親と離れてからようやく実現できるようになったようです。

実現できていなければ、きっと自分のことも人のせにしたり、八つ当たりしたりしていたかもしれません。

自分が生きていくために必要で、欠けているものに気付いたら、恐れずにやり直しすることは大切なことです。
人生は、案外長いものです。過ぎてみると短いと思いますが、自分が臨終に感じることは、そのときでないとわかりません。わからないからこそ、悔いは残さず、です。

「生き甲斐の心理学参照」
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