五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不安感にとどまる「愛の孤独感7」

2010年02月12日 | 第1章 意識と知覚
昨日のブログであなたは不安感にとどまることができますか?
という問いかけをしました。

私たちは日常、いろいろな感情を体験しながら生活しています。それらを意識し出したらきりがありません。「チベット仏教の死者の書」や「ギリシャ神話」に触れると、自分が意識していない人間の持つ感情の豊富さに驚きます。

自分に湧き出す「不安感」を自分はどのように扱っているのか…?

人の本質は「不安」です。「不安感」を「平安感」に導くためにはどうすればよいのでしょうか?

「不安感」を放っておくと、「怒り」が湧き出し、そのうち「身体症状」→「鬱」→「錯乱」と移行していきます。これは「ストレス曲線」と言います。

その対極にあるのが「幸福曲線」です。
幸福曲線とは「平安感」「友好的感情」「健康感」「幸福感」「統御感」です。

理想と現実のギャップで顕わになった自分の不安な感情を5つに分けてみると、自分が陥っている不安は、いったいどのあたりに当てはまるのでしょう?

不安にとどまることができると、こんな自己分析ができます。

不安にとどまる自分を防衛機制(フロイトの14の防衛機制2009年9月ブログ掲載)によって、どのように扱っていくかも自分次第です。
あるいは、不安にとどまれず、無意識または意識的に防衛機制を使うことで、他人を傷つけているかもしれません。または、傷つけられているかもしれません。

成育史は宝物です。自分の体感や経験は、自分にしかわからないものです。そして自分の成育史が自分の不安感を解決していくヒントをもたらしてくれるはずです。自分の「体と心」の内は、自分が思う以上に広いものです。心と体は宇宙そのものかもしれません。

一週間かけて、前置きを書きました。
明日から、「愛の孤独感について」もう一歩踏み込んで書いていきます。

[生き甲斐の心理学参照」
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