五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

人との関わり方

2010年02月04日 | 第2章 五感と体感
「家族や友人が悩みが深くなった時、自分はどう関わればよいのだろう?」

そのような思いがつのるは自然な心の動きだと思います。
私たちの勉強会には、自分自身の勉強のためにいらしている方々が多くいらっしゃいます。

最初は、家族のため、友人のために勉強するつもりで勉強を始めても、結局は、自分自身の柱、つまり「自分を知ること」に行きつきます。
自分の「思考と感情と行動」の傾向が見えてくると、また更に、いろいろなものが見えてきます。今まで、思いこんでいた自分の傾向が何かの防衛機制であったりすることは、多々あることです。一枚衣を剥がずと、また新たな自分が見えてきます。

「自分の本音とは何か?」
この問いの端的な答えを探すことも必要な場合もありますが、「私の本音は何だろう?」と問いかけ続けることのほうが大切かもしれません。

答えは、本人の中にあります。

関わる人が、答えを見つけたく右往左往する人の言動に振り回されているケースは、私を含めてよくあることです。
そこで、自分が振り回されていることを意識しているか、意識していないか、検証する余裕を持っていたいものです。

振り子のように揺らめいている人と一緒に関わる人が揺らめいていては、見据えるべき柱がブレて見据えることができません。

アイデンティティの不統合は、理想と現実のギャップから生まれてきます。
ギャップを意識するには、基となる柱が必要です。

一貫した柱となる覚悟が自然体を生んでいくように私は思っています。
自己開示に必要な条件である「個人の一貫性を信じる」ことにも繋がっていきます。

ともに学びあう勉強仲間と、自己との出会いの時間を和やかに共有していきたいものです。

[生き甲斐の心理学参照」
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