五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

今、ここでの恩寵 10

2009年11月26日 | 第9章 愛
人間は、とどまることのない細胞と、感情を体験しながら生きています。

とどまることのないものであるのに、私は、私という「個」で生きている現実があります。

ということは、ゆらゆらと感じ、迷い、動きながら、いつも不安定な私自身の「身体」を保たせていく必要があります。

生きている、ということは、「不安定な自分と向き合う」とうことかもしれない、と思っています。

「いつも平安な気持ちでいたい。なのに、自分はいつも不安感でいっぱいだ。」
このような主訴の人は、案外多いのです。

不安は人の本質です。だからこそ、今の自分に止まり自分自身を観ていくことが、「私が生きている意味の回答」に繋がっていくのです。

この回答は、自分自身のためのものです。

今、という瞬間は、経験という時間が積み重なり、かけがえのない自己の成育史となっていきます。この成育史は、自分にとっての宝物です。
悩んだとき、迷った時に、この宝物の引き出しを開けてみると、答えが見出されていくはずです。

「悔い無く生きること」も「生き甲斐を持つこと」も、必ず、自分の内に答えがあります。

1~10までのテーマを10日間でざっと、書いてみました。読んでくださり、ありがとうございます。

[生き甲斐の心理学参照」
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