五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

輪廻の思想・チベット死者の書2

2009年11月08日 | 第2章 五感と体感
輪廻転生

それを自分が信じるか信じないかはひとまず置いてください。
自分が何かに遭遇した時に選択してく考え方として「知識」という宝箱に納めることは、悔いなく生き抜く一つの方法です。

「生まれることは苦しみ。生まれたものは必ず生老病死という過程を経験します。
生と死の繰り返し、つまり輪廻は苦しみの根源です。そこから逃れるには解脱しかありません。この無限の繰り返しから生と死を超えた境地に達することを解脱といいます。
だから、解脱を願い、苦行を続け、得を積むのです。

輪廻の苦悩から救う祈りは、五体投地もその一つです。
マニ車を手で回しながら「オンマニペメフム」と唱える人々は、その祈りを唱えることで、苦しみから逃れられのです。

東大寺の修二会(お水取り)では、カタチは違いますが五体投地を行い、懺悔をします。カタチと解釈を変容させながら、日本人のアイデンティティにも影響しています。韓国ドラマのファンジニでも、その姿を見ることができます。
チベットの人々は、聖なる山を五体投地しながら歩み回ります。

死と中有(バルド)と生を繰り返す輪廻転生について、明日も、ちょっとだけ書いてみます。

[生き甲斐の心理学参照」
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