五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

今にとどまる

2009年11月06日 | 第2章 五感と体感
大学の学祭なんて、何十年振りだろう。。。
卒業してから自分の出身校に足を運ぶこともなく、学生の頃も学祭なんぞに興味もありませんでした。

子供の大学に足を運ぶことすら、私にとっては予想外のことですが、最近はそうではないようです。

前置きは、このへんにして、先日、我が子の所属するサークル、スペイン語研究会の歴史ある出し物、フラメンコを観てきました。
夏休み明けから、ひたすら練習に励んでいた彼らの舞台は、これまた予想外に素晴らしく、しかも、若い!
風姿花伝ではありませんが、やはり、若者の舞いはそれだけでも美しいものです。アラカンの方々には懐かしいとは思いますが渋谷のジャンジャンを小さくしたようなかぶりつきの舞台を手作りし、畳4畳くらいのところでイキイキと踊る彼らの姿から胸がときめく楽しさを体感しました。

年齢相応の「今」という時間に留まりながら、自己を表現できるということは、自己を確認できている表れのように思います。
楽しいことや勉学にとどまるという意味ではありません。思春期の憂いもそうです。憂うことは、悲しいことではありません。
「憂う」経験は、いつか必ず役に立ちます。

自分の「今」を支配する喜怒哀楽は、必ず変化していきます。

スぺ研にいい加減な気持ちではいっちゃった友達も結局は仲間の求心力に引き込まれ、熱い期間を過ごしたそうです。きっかけなんて、そんなものかもしれません。

喜びと誇り、達成感、それらを一気に味わっている若さに羨ましさを感じつつ・・・青春は美しい・・・
、、、と、堂々と云えるようになった私も、私の「今」にとどまりながら、過ごしていきたいと思います。


[生き甲斐の心理学参照」
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