五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

身体と心の点検

2009年08月09日 | 第2章 五感と体感
身体は不思議です。私の意識・無意識に関係なく、何かの異変が起こると「身体」という主体が危険信号を発し、そのなかで点検作業を行い、良くなる方向へと戦い、時には危険信号を発信してくれます。それでもだめなら、症状として表れてきます。

先日我が家のメンテナンスをしてくださったペンキ屋の社長さんが一昨年心不全で倒れ、入院した時の話をしてくださいました。
倒れる数日前から胃が痛かったそうです。でも、それは、胃ではなく、心臓だったのです。胃が痛いと解釈し、胃薬を飲んでいたそうです。

「自分は心臓が悪いわけがない」という思いこみが、勝手に心臓ではなく胃だと解釈してしまったようです。

私の四十肩もそうです、身体の中を整える作業を「私」というか「私の身体」が一所懸命動いてくれていたようです。常に右肩、右手に物を持ち、バランスよりも持ちやすさ優先で暮らしていました。確かにこれではまずいな、とは心の奥底で感じながら、小さなキャスターでも買おうかな、、、という思いもよぎっていました。

危険信号を無視して、このところ真面目に通っていた太極拳や謡いの稽古が、身体の調整を促し、詰まっていたところが一気に爆発した、との解釈へと至りました。

「正中線」(身体の芯)を意識し、動くことで出てくる膿。。。

人物を絵にしたり彫塑、彫刻にするときも、この正中線が崩れていたら、「ポニョポニョだらり」です。人が見て「変だな」と思うわけです。

「変だな…」その直感は、意識化の扉なので、そんな時は、身体の点検だけでなく、心の点検もしてみましょう

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