歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

何故か、じんわりで、気になる風景

2010年04月16日 | 街の風景
こんな風景が、何故か、気になり、惹かれるのです。

“そばもとむら”と“鉄源”・・・・・・。


“生そば”の暖簾、ラーメンの幟・・・・・・。


ただの倉庫・・・・・・。


何もない畑、緑の生け垣、スレート外壁の工場・・・・・・。


工場の通用門、落葉樹、広い空き地・・・・・・。、


工場のフェンス、青く澄んだ空、白い雲、常緑樹、彼方の高圧鉄塔・・・・・・。


広い空き地、赤い大型コンテナー・・・・・・。



何故か、とても、こころに、じんわり、染みるのでした。


それでは、また来週。


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龍ヶ崎は金龍寺で見納めの桜

2010年04月15日 | 龍ヶ崎の風景
ことし、見納めの桜は、金龍寺です。

この日(13日)は晴天、風もなく、空も青く、境内には人影はなく、静かです。



背中の子供達、とても、とても、可愛いです


あおぞらに桜


まぶしく輝く金龍寺の文字


やさしいお顔のお地蔵様


あおぞらに眩い宝珠


紅白の枝垂れ桃


しずかに花咲く境内、しずかに見つめています


散り積もる花びら


名残の桜


しずかな境内、しずかに、ひとりお花見


端午の節句が、もう、すぐそこに・・・・・・


しずかに、しずかに、桜舞う、金龍寺でした。

それでは、また明日。


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福岡堰花見の後は“とんカツ”で最高でした!

2010年04月14日 | 食事の話し
昨日の続きです。

ヨカッタ! ヨカッタ!で、駐車場に戻り、いよいよ花見の後のランチです。

ランチは、ずっと、ずっと前から、決めていたのです。これまでも、一人で、何度も、何度も、その店の前を通り過ぎていたのです。

そして、“いつの日にか、必ず、きっと、この店で”と、堅く心に誓ったお店です。桜咲くこの季節、遂に、念願が叶い、本日、その日が訪れたのです。

でも、しかし、旨いのか? 不味いのか? 高いのか? 安いのか? 敢えて、事前調査なしで、挑んだのです。まぁ、評判はあまりあてになりませんから、不安と期待を抱きつつ、じっと待つのも、それは、それて、楽しいのです。

まあ、そんな事で、福岡堰から5分ほどの、354号線沿いの、このお店です。以前には道路脇に大きなプラスチックの“行燈看板”が立っていたのですが、現在、行燈看板は草むらに横たわっています。


知らない人は、佇まいは如何にも食事処のようで、一体何を食べさせる店?と、思いつつ通り過ぎてしまうのです。

でも、知っている人だけで、十分に商いが成立しているので、行燈看板の修復はまったく考えていないのでしょう。昼時は、常に駐車場は満車状態ですので、それなりに期待は持てるのです。

まぁ、視力の良い方は、暖簾の左端に“ヒレカツ”、右端に“トンカツ”と、染め抜かれた文字を走る車の中から確認して、“あァ豚カツ屋だ”と、判るかもかも知れません。

それで、店に到着したのが12時すこし過ぎ、駐車場の所定の位置に入れようとしていたら、次ぎ次ぎに、車が5台繋がって入って来たのです。私は、これは、もしかして、満席に?と思い、慌てて、連れを先に降ろして、席の確保を図ったのです。

店に入ると、テーブル席が2つ、小上がりには、テーブルが7卓、空いていたのは小上がりの3卓。私達が1卓を占拠し、残りの2卓は繋がって入って来た5台の客7人が占拠し、これで満席。

7人組ですが、中年の“中古?スポーツカーマニア”で、“シャコタン”で“改造マフラー”を轟かせて駐車場に入って来た時は多少驚いたのですが、降りて来たのは“オジサンとオバサン”でした。

それで、何を注文したかと云えば、わたくしは“とんかつ定食”です。それでこのメニュー書きなのですが、“ひれ”はあるのですが、“ロース”の文字が無いのです。


注文の時に、確認してしまいました。“ロースは?”“はい!とんかつ定食がロースです”との返事。何か変です。そもそもです、そもそもですよ、“かつ”という料理において、豚、牛、鶏、鯨、と云った、材料の種類による分類があり、次ぎに、部位による分類があるのです。

まぁ、そんなことで、興奮しても仕方ないのです、ここは、つくば市真瀬の外れですから、大らかなのです。考えように寄っては、“とんかつ”とは“ロース肉にパン粉を付けて揚げた料理の名称である”と、実に、単純で、明快で、OKです。

何を隠そう、わたくしは、トンカツはロースだと決めているのです。脂身にこそ、豚の旨味があるのだと、脂身の無い豚肉は、クリープの無いコーヒーです。←かなり古い表現です。

でも、しかし、連れは、脂身の食感が嫌いで“ひれかつ定食・松(一口かつ五コ)”です。むかし、小学校の給食で、脂身を残す女の子が居ました。連れは、そういう女の子だったのです。


好き嫌いがなく、何でもガツガツバリバリ食べる女の子よりも、脂身を“そっと残す女の子”方が可愛かったです。

とんかつ定食の到着です。


旨そう!


こちら“ひれかつ定食・松” 予想外のボリューム。わたしが1個いただきました。


この色、この脂の匂い、揚がったパン粉の香ばしい匂い、甘酸っぱいトンカツソースの匂いと照り、もう、堪らないです。


千切りキャベツも美味しかった! ドレッシングも美味しかった!


夢中で食べました! ロースもヒレも、ボリューム、味、ともに合格です。綺麗に完食です。


連れも、美味しいかったァ! もう満腹!と、云ってくれました。

この価格で、この味で、このボリュームで、“とんかつ笹”は、合格です。この記事を書いていたら、また食べたくなってしまいました。

今度行ったときは、“メンチかつ”も食べたいし、“チキンかつ”も食べてみたいし、かきフライも、いかフライも、あじフライも、そして、孫には、大好きな“えびフライ”を食べさせたい。

この日は、天気は最高、桜も最高、ランチも最高、とても、最高な一日でした。


それでは、また明日。


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茨城県南部では随一!櫻の名所福岡堰の花見は豊かで平和でした

2010年04月13日 | 季節の風景

昨日の続きです。

桜並木の終点でトイレ休憩です。トイレの前には“茨城百景福岡堰”の石碑が建っています。ホントに福岡堰の桜は素晴らしい。近所に越してきて早20数年、まったく知らなかったのです。

美味しいものは後でゆっくり楽しむのが良いのでした。

つくば市の“農林省研究所通り”の桜も素晴らしいのですが、やはり、何と云っても河原沿いの桜並木には、とても、とても適わないのです。河原は自然で、緑で、空が広いのです。

それにしてもこの日は、天気はまさに最高のお花見日和で、半袖Tシャツの気温で、歩いていると、じんわり額に汗が滲んでくるのでした。


それで、我々が歩いたのは、この案内板にある“北山道祖神”辺りからです。地図で測ってみるとほぼ1.5㎞です。駐車場を出たのが11時ちょっと前で、着いたのが11時20分過ぎです。


それで、駐車場ですが、こちらの駐車場にはかなりの空きがあったのです。福岡堰の桜と云うと、福岡堰を目指して車が集中するようですが、こちら側の駐車場が狙い目です。案内のガードマンも居りません、毎年、それだけ混雑しないのです。


さぁ、トイレを済ませ、身も軽くなり、折り返しの花見。


対岸にある、この芝生の一画はなかなかの空間、犬と戯れ、


カヌーを浮かべ、バーベキューなどを食して、まだ、まだ、豊かな日本です。不況は、就職難は、デフレは、何処の国のお話?


こちらでは、釣り糸を垂れるパパとタモを持つ息子。可愛い息子と一緒、目の前には満開の桜、魚なんか一匹も釣れなくても最高の休日です。ちょこんと座った男の子がトテモ可愛いかったです。ホントにこれぞ平和です。


豊かで、平和な風景を後に、駐車場へ戻ります。時計の針は十二時を少し回っています。さぁ、花見の後のランチです。


ランチのお話は次回。

それでは、また明日。


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福岡堰花見で“大鷹”そして“水門やきそば”

2010年04月12日 | 季節の風景
日曜日、念願の福岡堰で、二人で、花をしてきました。

福岡堰に着いたのが11時すこし前、公園の駐車場も、道路脇も満車、ガードマンの指示に従い、河原の駐車場に向かったらここも満車。そこで、堰を渡り対岸の駐車場に向かったのです。

狭い堰の上の道路は、駐車場から戻る歩行者と車とのすれ違いでかなりの渋滞、こんな状態で駐車場から歩いて戻って来るのは危険だとの連れの言葉に、数台の空きがあった駐車場を通り越し、土手をの道路を走り、354号線に出て、先日下見で見つけたある場所に向かったのです。

そのある場所の駐車スペースは約20台、到着した時には先客はまだ5台、これは、下見の成果、駐車難民にならず、ホントにヨカッタ!

駐車スペースから、公衆トイレの脇を通り、


河原に下りる坂道を数十歩ほど歩くと橋に出ます。目の前はには満開の桜並木。


これは、もう、絵に描いたような桜並木。


もう、鷹?までもお花見です。


野生の鷹ではありません。紐で繋がれています。飼い主のオジサンが近づいても大丈夫と云ってました。鷹匠と云った雰囲気もなく、単にペットとして飼っているのでしょうか? でも、そんな事ができるの?


運河には、船までが、浮かんで、とても、お花見気分。


枝垂れ桜の、濃いピンクの花の色、


蕾は、花にも増して、さらに濃いピンク、とても艶やかで、とても色っぽいです。


振り返ると、福岡堰まで続く、染井吉野の桜並木が、花色に煙っています。


中間地点の“枝垂れ桜広場?”は、もう花見の宴会場には打って付け。


昼にはすこし早いのですが、あちら、こちらの花の下で、お弁当を広げています。“花がほころぶ”と、人の気持ちも、表情も、ほころびます。


私達も、顔をほころばせながら歩いていると、対岸に“水門やきそば”の看板を発見、なんとも、イイ風景です。“水門やきそば”とても、判り易く、自然で、のどかです。


スゴイねェ! 綺麗だねェ! 天気がイイねェ! 暖かいねェ! 来てよかったねェ! と二人で話しつつ、終点に到着。ここで、トイレ休憩。


花見は、まだ続きます。


それでは、また明日。



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那須の温泉で米寿のお祝い⑤ -大好き!ソフトクリーム- 

2010年04月09日 | 旅の話し
昨日の続きです。

タップリ、イッパイ、美味しい料理を食べ、露天風呂に浸かり、のんびり、ゆったり、テレビをみたり、焼酎を飲んだり、湯上がりに“三ツ矢サイダー”を飲んだり、そして、温泉宿の夜が更けたのでした。

翌朝、6時頃より起き出して朝風呂です。近くの林から、ウグイスの鳴き声が聞こえて来ます。まぁ、我が家の風呂でも、ウグイスは聞こえるのですが、やはり、温泉宿の露天風呂で聞くウグイスは、それなりに“本格的な囀り”に聞こえ、格別の風情なのです。

それで、温泉なのですが、透明で硫黄の匂いもなく、普通の湯に見えるのですが、湯から上がった後で、肌はスベスベ、身体がポカポカしてくるのです。

それと、風呂上がり身体のあちこちが痒くなる持病の母が、痒みもなく昨日の晩は良く眠れたと云ってました。皮膚病に効くのかも? そういえば、泉質の説明は何処に表示してありませんでした。でも、しかし、イイ湯でした。

8時です。さぁ、朝ご飯です。


このフランクフルトソーセージは旨かった。母もペロリと完食でした。サラダもタップリ。


朝は、何と云っても、塩鮭に、納豆に、梅干しに、お新香です。それに、イクラおろし、海苔の佃煮、。


それから、辛子がトッピングされた“よく判らない豆腐”に、ヒジキの煮物に、カボチャです。女性陣にヒジキが好評でした。わたくしとしては、“変な豆腐”よりも温泉宿の朝は、やっぱり、温泉タマゴが食べたかったです。


食後のコーヒー、美味しかったです。コーヒーカップがよかったァ。


食事を済ませ、部屋に戻り、宿でもらった付近の地図付きのパンフレットを見ながら、本日の観光を考えたのです。今回、特に2日目はまったく白紙でした。母のことを考えると、車から景色を眺めるドライブが良いとは思っていたのです。

宿は10時過ぎ頃にチェックアウトする予定でしたが、外は青空で風も無く、母も早く外に出たい様子なので、9時過ぎに宿を出発。

それで、チョット内緒の話なのですが、この奥のレクサスですが、品川ナンバーでェ~、チョット怪し~い雰囲気を、辺りに漂わせているのです。


何が怪し~い、かと云えば、品川ナンバーで、高級車レクサスで、朝食を部屋に運ばせているのです。ここは、そんなサービスは普通はやらない筈なのです。他の客と絶対に顔を合わせたくないのです。これは、きっと、それなりの“演歌歌手”がお忍びで、若い女性を連れて遊びに来ているのです。

観光地という非日常的な空間に身を置いて、頭の中が芸能週刊誌化してしまったようです。母はわたしの妄想を聞いて、“エッ! それホントかい!” “いや、冗談”と云いましたが、でも、かなり、その可能性が・・・・・・・。

この宿、客は1日3組だけですし、他の客と顔を合わせずに宿泊できるので、芸能人がお忍びで来るとの噂があるのです。まぁ、そんなことは、どうでもイイのですけが、それとなく、何となく、気にはなります。

それで、ドライブの方ですが、那須連山の中腹を廻るコースに決定。山には雪が残っています。スキーのコースが3本見えます。あのスキー場で孫は十数年前に腕を骨折しているのでした。


山道に入ると道の両側には雪が残っていました。外は寒く、雲が掛かり下界の眺望は、雲間から、時々、微かに、覗く程度、残念でした。


硫黄の匂い漂う、日光国立公園、史跡“殺生石”だそうです。ここも、寒かった。


麓に下りて、孫が時々来ると云う、お肉屋さんとレストランが併設されたところで、


おみやげに冷凍の“ハンバーグ”と“メンチカツ”を買いました。


そして、母が旅行をすると、必ず食べる“ソフトクリーム”を目指し、観光牧場に向かったのです。


ミルク感タップリで美味しかったです。母も満足していました。


那須インターから東北道に入ったのが12時ちょっと前。朝食が8時で、普段よりも多く食べたので、全員それほどお腹が空いていないので、岩間インターの側の、蕎麦屋で、昼食することにしたのです。

岩間の蕎麦屋に着いたのが2時過ぎ、それで、この蕎麦屋ですが、10年ほど前に、話をしていて高速を下りるのを忘れた時に、偶然見つけて入った店なのです。

あれから、4、5回は来ていると思うのですが、前回来たのは3、4年前でした。そして、今回、いつもの“大根そば”を注文したのですが、そばが茹ですぎで“グニャグニャ”で、水切りも悪く“ベチャベチャ”で、もう、ホントにダメでした。

店の内装は以前よりも小綺麗になり、メニューは、カラフルでファミレス風になり、何とかセットが増えて、肝心のそばの味の方は、とても、とても、以前とは大違い。もう、これで終わりです。

旅の最後に、ホントに残念でした。

でも、天気に恵まれ、静かな温泉宿で、身体ポカポカ、肌スベスベの露天風呂にのんびり浸かり、孫からプレゼントを貰い、美味しいソフトクリームを食べた“米寿のお祝い旅行”

母は大満足でした。ヨカッタ。ヨカッタ。


それでは、また来週。


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那須の温泉で米寿のお祝い④ -ヨカッタ!ヨカッタ!旨かった!- 

2010年04月08日 | 旅の話し
昨日の続きです。

6時半になり、いよいよ夕食です。

囲炉裏端でのお食事、照明が暗めなので、いまいち料理の見栄えがァ・・・・・・。全体的にはもっと暗くして、テーブル部分のみ明るくすると、料理は華やぎ、室内は落ち着くのですが、チョット残念。

料理を全体的にじっくり眺めると、何となくボリューム感に欠ける印象。刺身に、揚げ物、煮物、和え物、鍋物・・・・・・、まぁ、こんな処かと思いつつ、


メニューを確認すると、“ズワイガニのあんかけ茶碗蒸し”と、“フォアグラ大根の辛子あんかけ”が、これからのようです。


先ずは、誰が何と云おうと、“しゃぶしゃぶ”から、A5クラスと云うだけに、良いお肉でした。これまでの人生で二番目に旨い牛肉でした。牛肉はあまり食べない母も、柔らかくて美味しいと云って、珍しく2枚も食べました。


刺身は期待していなかったのですが、本マグロの中トロ、鯛、ウニ、すべて美味しかったです。母も“本マグロの中トロはホント旨かった”と翌朝になっても、味の余韻に浸っていたくらいです。

いつもは、キハダとか、メバチとか、ビンナガとか、マグロの“親戚筋”ばかりで、本当のマグロを食べるのは、年に1回位ですから、無理もないのです。旨いモノは偶に食べるから旨いのです。


ホタルイカのぬた、空豆豆腐、湯葉・・・・・・・等は、まぁ、それなりの味でした。


エビは、すり身にして揚げた方が旨いです。揚げるテクニックは要らないし、食べ易いし、お年寄り向きです。


それにしても、しゃぶしゃぶの鍋に点火したとき、炎が春菊を炙っていたのです、給仕の男性はあまり細かいことに拘らない性格のようです。


最初は、見た目にボリューム不足かと心配していたのですが、フォアグラ大根、


ズワイガニの茶碗蒸しが運ばれて来た頃には、かなりお腹は膨れてきて、やっと食べたのです。


そして、〆に“タケノコご飯”に、タケノコの“姫皮汁”で、もう満腹。


デザートは、“栃おとめのシャーベット”。“苺の味が濃厚”で、かなり好評でした。


食後に、孫から、バックをプレゼントされ、大満足のオバアチャンです。


ヨカッタ! ヨカッタ! 旨かった! の一夜でした。

それでは、また明日。


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那須の温泉で米寿のお祝い③ -県境を越えて- 

2010年04月07日 | 旅の話し
昨日の続きです。

民生の安定を図るスリットダムを後にして、宿を目指します。那須インターから20分なのですが、20分を過ぎても宿は現れないのです。

それでも、もう少し先かも、もう少し先かも、と思いつつ車を走らせ、宿が現れないかと“左側”を注視していたのです。助手席の姪が地図をみながら“通り過ぎたと思うけど”、母は“そこらで、誰かに聞いたほうが”と、車内は不安そうな空気が漂いはじめたのです。

いつしか道は狭い登りの山道となり、私としても、もしかして?と思いつつハンドルを握っていると、福島県の表示を発見。アレ?宿は栃木県の筈!これは、もう、もしかして、通り過ぎ?

ここで、観念して宿に電話を入れたところ、間違いなく通り過ぎていのでした。宿は進行方向右側にあり、看板も右側に立っているとの事でした。ずっと、ずっと、左側と思っていたのでした。

かなり行き過ぎたと思ったのですが、時間にして5~6分戻ったところで、看板を発見、姉が“さっき通り過ぎた時に、その看板なら見たわョ”とのこと、旅館の名前は姉には伝えていなかったのです。

未舗装の道を百㍍ほど入った処に写真で見た通りの宿がありました。


宿の前は、緑の牧場風景が広がっています、でも、しかし、宿の方に聞いてみたら“牧草地”だそうで、牧場はずっと先だとの事でした。そう云えば柵が無い。


宿の玄関を撮り忘れました。客室は離れが三棟の小さな宿なのです。

玄関に花が、全体に薄暗い巣と云うか、演出として照明は落としてあるようです。


こちらにも花が。


部屋に入る前に、玄関先と云うか、玄関ロビーと云うか、板の間の、囲炉裏を囲んだ掘り炬燵式のテーブルで、お茶と蒸し羊羹で、“ウェルカムサービス”


お茶を飲み、羊羹を食べ、一息ついて離れに案内されました。正面が玄関棟、右に明かりが灯るのが我々の離れで、その奥に一棟、左手に一棟の全三棟の宿です。


入った玄関にも花、そして、この玄関が4畳半ほど広さがあり、何か勿体ないようで、贅沢な空間となっています。


先ずは、12畳の板の間、この座椅子はなかなか快適でした。


そして、6畳の和室。


部屋からの眺め。


そして、この奥に、


露天風呂です。


12畳の板の間の奥に洗面所、


洗面所の右手にトイレ、


左手には、


流し場で、


そして、その奥で、わたくしが、入浴中です。


それで、これまで評価ですが、部屋の壁、床、天井、敷物、畳、襖、障子、照明器具、トイレ、洗面台等の設備、どれも、キズ、シミ、汚れ、変色、埃、ゴミ等は、特に眼に付くことも無く、手入れが行き届いていました。

母の米寿のお祝いですので、かなり奮発して、いつもの倍近い料金の宿にしたのです。これまでの処は、料金相応の設備で、ほぼ合格です。

さぁ、何と云っても料理です。どんなものが食べられるのか? 楽しみです。

夕食は6時半からです。休憩して、露天プロに入って、それからです。

この続きは次回。


それでは、また明日。



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那須の温泉で米寿のお祝い② -スリットダムで民生安定- 

2010年04月06日 | 旅の話し
昨日の続きです。

北関東道から東北道に入り、空は青空、天気は最高となりました。この日は、朝から雨と強風で、鉄道や高速道路が混乱したとは、ホントに嘘のような天候急速回復で、米寿の旅行も出足好調です。

青い空と白い雲を眺めていたら、“三ツ矢サイダー”が飲みたくなり、大谷PAで休憩です。三ツ矢サイダーの1.5㍑ボトルを保冷バックから取り出し、紙コップに注ぎ、青空を眺めつつゴックンでした。この1.5㍑ボトルは前日に近くのスーパーで“特売価格98円”で買い求めたのです。


三ツ矢サイダーを飲んで気分は爽快、4人を乗せて車は快走して那須インターに到着。料金は四千四百五十円です。

インターを出て、17号線を那須連山の方向に走ります。この道は“那須街道”と云うそうで、道の両側には、おみやげ屋とか、いろいろな飲食店とか、何とか博物館とか、何とか広場とか、何とかの城とか、何とかランドとか、何とか牧場とか、もう、看板の乱立。

ホントに賑やかと云うか、騒がしいと云うか、鬱陶しいと云うか、観光協会加盟の業者の方々、そして那須を訪れる観光客の方々は、この手の風景が“観光地らしくてとても良いことだ”と、思っているのでしょう。

鬱陶しいので、写真を撮るのを忘れてしまいました。この風景が、観光地の一つの方向なのでしょうか? 一応、乱立する看板の色は“それなりに統一”されていました。でも、しかし、建物はデザインも色使いも、いったい、今はいつ??? ココはドコ??? 状態でした。

そんな那須街道を5~6分走り、右折して68号線に入ります。後は道なりに走り、15分ほどで“左側”に宿が現れる筈です。

68号線に入り少し走ると、道の両側から“観光地的風景”が消え、大自然の風景に変わります。河原の脇に駐車スペースがあり、視界がひらけ遠くに那須連山が見えたので休憩です。


那須と云うと、小学校だったか、中学校だったか? 夏の林間学校で登った“茶臼岳”を思い出します。かたち的には左が茶臼岳でしょうか? 
 



何やら書かれていました。平成10年8月の豪雨で、橋や道路や家に激甚な災害を被ったようです。今から10年ほど前、そんな事があったような記憶がボンヤリとあります。

女性演歌歌手の河原近くの別荘が豪雨で流されたと、ワイドショーで騒いでいたのも、場所は少し違いますが、その時の豪雨だったような気がします。まあ、そんな事はどうでもいいのです。

それにしても、この文章は、とても硬く、恐い顔して書いたようです。扱うモノがモノだけに、こういう“である体”になるのでしょうか。


上から11行目からの文は長く、“また、・・・”から始まって、最後の“・・・災害の発生を未然に防止し、民生の安定を図るものである”まで、130文字で句点になるのです。

それにしても、“民生の安定を図るものである”には、“恐れ入谷の鬼子母神”である。この施設、この説明板は何処が造ったのでしょう。普通は最後に管轄の団体、組織等の所在が記されているのに、全くの無署名です。

内容からして、国土交通省の地方土木事務所とか、山の事ですから林野庁とか、県の土木課とかそんな処の管轄と思うのですが、いったい責任者はだれだ? まぁ、だれでもイイですけどね。

こちらに、緊急砂防事業の内容が書かれています。


“堰堤”と、“流木捕捉工”の二つの方法で災害を未然に防止しているようです。

黒く見える壁のようなモノが“スリット”形式の堰堤で、


手前の金属製の柵のようなモノが“流木捕捉工”のようです。


こんな風に、流木を捕捉するのです。この写真は“砂防鋼構造物研究会”のページからお借りしました。詳しくはこちらをご覧下さい。 http://www.koseisabo.gr.jp/jirei/list.html


それで、こちらのページを見ると、流木捕捉工には、格子形、A型スリット、B型スリット、C型スリット、D型スリット、h型スリット、I型スリット、J-スリット、L型スリット、Δ型スリットの10種類ほどの形式があるそうなのです。

それにしても、世の中は広いのです。“砂防鋼構造物研究会”何て処があって、流木捕捉の研究をしていたりして、10種類の流木捕捉工の形式があったりして・・・・・・。

う~ん、ホント、世の中、知らないところで、知らない人が、いろいろな事を調べて、研究して、いろいろなモノが造られていたのです。勉強になりました。

それで、我々の目の前にある流木補足工の形式ですが、Δ(デルタ)型スリットだそうです。支柱の形状が三角形になっているので、デルタなのです。

“サンカクケイガタ”では何となく音的に軟弱に聞こえ、流木に押し流されそうなので、ここは“デルタガタ”と云う響きに、強固なイメージを感じ、命名したかも?

兎に角、“米寿のお祝い”の温泉旅行で、土木工事のお勉強をしてしまいました。

宿はもうすぐです。


それでは、また明日。

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那須の温泉で米寿のお祝い① -ハイウェイオアシス- 

2010年04月05日 | 旅の話し
先週の2日の金曜日と3日の土曜日で一泊旅行に行って来ました。そんなことで、金曜日の更新はできませんでした。

2日の午前中は雨と強風で大変な天候でした、電車は止まり、高速道は通行止めに速度規制で、出掛ける前日から、気象情報やら、交通情報やら、チェックをしまくりました。

予定出発時刻の12時半過ぎには、雨は小降りとなり、風もおさまり、全員で、ヨカッタ!ヨカッタ!と、相成りました。それも、これも、“観音様のお陰である”と、母が申しておりました。

実は、何を隠そう、この旅行、母の“米寿の祝い”で企画したものなのです。参加したのは、姉と姉の娘、そして私の4人です。姉の娘は、母の孫、孫と云っても、当年とって35歳で独身。

母はこの孫が、可愛くて、可愛くて、もう、とても堪らなく可愛いと、日頃より、申しておるのです。何とか、早く、結婚して、曾孫の顔を見て、安心したいと、わたくし、毎日、毎日、朝に、昼に、晩に、聞かされているのであります。

それで、この日は、那須に向かったのです。13時00分に常磐道の谷田部ICから入って、友部JCTで北関東道に入り、栃木都賀JCTで東北道に入り、那須ICで降りて、15時30分に宿到着のコースです。

常磐道は小雨でしたが、北関東道に入って壬生辺りで雨は止み、雲間からチョット青空が顔を出して来ました。


ほぼ中間地点になる、壬生の“ハイウェイオアシス”で休憩です。それにしても“ハイウェイオアシス”何てものは、初めてです。“PA”とか“SA”とは、どこが、どのように異なるのでしょうか?


セルフの食堂におみやげ売場と、“PA”とか“SA”とは別段変わりは無いようです。それで、中央の後ろ姿が可愛い孫なのです。


トイレを済ませ、外に出て、“ハイウェイオアシス”の様子を窺っていると、ガラス越しに何やら、オジサンとオバサンの二人が、何やら“実演中”なのです。

これは、中に入って見学と思い、ガラス戸を開き入って行くと、何とオジサンとオバサンは人形だったのです。


オジサンと、


オバサンは、二人で栃木名産の“干瓢”作りに励んでいたのです。二人とも、なかなか良い表情をしていました。こんな処が“ハイウェイオアシス”なのかも?


それで、ハイウェイオアシスとは、調べてみました。

【高速道路上にある一部のサービスエリア・パーキングエリアに連結されている、道路区域外の都市公園・地域振興施設等の呼称である。高速道路の料金所を出る事なく、隣接する公園・レクリエーション施設を利用出来る。HWOと略称される。 2009年10月23日現在、26箇所に設置されている】

こんな、ことのようです。区域外の“地域振興施設等”に、オジサンとオバサンの干瓢作り風景が該当するのでしょう。たぶん。

それと、後で地図を見たら、“壬生総合公園”が直ぐ裏手にあったのです。でも、ココへは連結されてないのです。何らかの障害で連結できなかったのか? それとも、これから連結するのか? それとも、そんな事はまったく考えていないのか?


でも、おもちゃ博物館とか、わんぱく公園とか、かなり広い公園なので、高速道を降りないで入れたら、それは、それで、とてもイイと思うのです。

“壬生ハイウェイオアシス”を後にして、ほぼ予定どおりの時刻に“栃木都賀JCTから東北道に入ります。灰色の雲もが、白い雲に変わってきました。



もうすぐ、那須インターに到着です。


それでは、また明日。


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