歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

福岡堰花見の後は“とんカツ”で最高でした!

2010年04月14日 | 食事の話し
昨日の続きです。

ヨカッタ! ヨカッタ!で、駐車場に戻り、いよいよ花見の後のランチです。

ランチは、ずっと、ずっと前から、決めていたのです。これまでも、一人で、何度も、何度も、その店の前を通り過ぎていたのです。

そして、“いつの日にか、必ず、きっと、この店で”と、堅く心に誓ったお店です。桜咲くこの季節、遂に、念願が叶い、本日、その日が訪れたのです。

でも、しかし、旨いのか? 不味いのか? 高いのか? 安いのか? 敢えて、事前調査なしで、挑んだのです。まぁ、評判はあまりあてになりませんから、不安と期待を抱きつつ、じっと待つのも、それは、それて、楽しいのです。

まあ、そんな事で、福岡堰から5分ほどの、354号線沿いの、このお店です。以前には道路脇に大きなプラスチックの“行燈看板”が立っていたのですが、現在、行燈看板は草むらに横たわっています。


知らない人は、佇まいは如何にも食事処のようで、一体何を食べさせる店?と、思いつつ通り過ぎてしまうのです。

でも、知っている人だけで、十分に商いが成立しているので、行燈看板の修復はまったく考えていないのでしょう。昼時は、常に駐車場は満車状態ですので、それなりに期待は持てるのです。

まぁ、視力の良い方は、暖簾の左端に“ヒレカツ”、右端に“トンカツ”と、染め抜かれた文字を走る車の中から確認して、“あァ豚カツ屋だ”と、判るかもかも知れません。

それで、店に到着したのが12時すこし過ぎ、駐車場の所定の位置に入れようとしていたら、次ぎ次ぎに、車が5台繋がって入って来たのです。私は、これは、もしかして、満席に?と思い、慌てて、連れを先に降ろして、席の確保を図ったのです。

店に入ると、テーブル席が2つ、小上がりには、テーブルが7卓、空いていたのは小上がりの3卓。私達が1卓を占拠し、残りの2卓は繋がって入って来た5台の客7人が占拠し、これで満席。

7人組ですが、中年の“中古?スポーツカーマニア”で、“シャコタン”で“改造マフラー”を轟かせて駐車場に入って来た時は多少驚いたのですが、降りて来たのは“オジサンとオバサン”でした。

それで、何を注文したかと云えば、わたくしは“とんかつ定食”です。それでこのメニュー書きなのですが、“ひれ”はあるのですが、“ロース”の文字が無いのです。


注文の時に、確認してしまいました。“ロースは?”“はい!とんかつ定食がロースです”との返事。何か変です。そもそもです、そもそもですよ、“かつ”という料理において、豚、牛、鶏、鯨、と云った、材料の種類による分類があり、次ぎに、部位による分類があるのです。

まぁ、そんなことで、興奮しても仕方ないのです、ここは、つくば市真瀬の外れですから、大らかなのです。考えように寄っては、“とんかつ”とは“ロース肉にパン粉を付けて揚げた料理の名称である”と、実に、単純で、明快で、OKです。

何を隠そう、わたくしは、トンカツはロースだと決めているのです。脂身にこそ、豚の旨味があるのだと、脂身の無い豚肉は、クリープの無いコーヒーです。←かなり古い表現です。

でも、しかし、連れは、脂身の食感が嫌いで“ひれかつ定食・松(一口かつ五コ)”です。むかし、小学校の給食で、脂身を残す女の子が居ました。連れは、そういう女の子だったのです。


好き嫌いがなく、何でもガツガツバリバリ食べる女の子よりも、脂身を“そっと残す女の子”方が可愛かったです。

とんかつ定食の到着です。


旨そう!


こちら“ひれかつ定食・松” 予想外のボリューム。わたしが1個いただきました。


この色、この脂の匂い、揚がったパン粉の香ばしい匂い、甘酸っぱいトンカツソースの匂いと照り、もう、堪らないです。


千切りキャベツも美味しかった! ドレッシングも美味しかった!


夢中で食べました! ロースもヒレも、ボリューム、味、ともに合格です。綺麗に完食です。


連れも、美味しいかったァ! もう満腹!と、云ってくれました。

この価格で、この味で、このボリュームで、“とんかつ笹”は、合格です。この記事を書いていたら、また食べたくなってしまいました。

今度行ったときは、“メンチかつ”も食べたいし、“チキンかつ”も食べてみたいし、かきフライも、いかフライも、あじフライも、そして、孫には、大好きな“えびフライ”を食べさせたい。

この日は、天気は最高、桜も最高、ランチも最高、とても、最高な一日でした。


それでは、また明日。


コメント
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