歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

驚き!ホント“吉兆”です!ブランドです!

2007年11月18日 | 世間話し
あの「超」の付く「一流料亭」の“吉兆”が、デパ地下で「洋菓子」から「お総菜」まで売っていたのは驚きでした。

私など、「一流」と付く「料亭」さえも近づくこともできないのですが、一流の上に「超」が付く料亭の「吉兆」がですよ、デパ地下で洋菓子にお総菜を売っていたのです。それも、消費期限を「改ざん」してです。

「デパ地下改ざん事件」後、ブロイラーを「地鶏」と偽って売ったり、普通の牛肉を「但馬牛」として偽装して売ったり、やりたい放題のデタラメぶりが明らかになりました。

それにしても、「吉兆」が、東京吉兆、京都吉兆、船場吉兆、神戸吉兆、本吉兆に「のれん分け」されていたのです、知りませんでした。
まぁ、知っていても、何の役にもたちませんが・・・・・・。

大阪商人らしく、東京は「長女の婿さん」が、京都は「次女の婿さん」が、船場は「三女の婿さん」が、神戸は「四女の婿さん」が、社長をしているのです。

後継者には「優秀な男」を連れて来て、娘と結婚させる。子育てに失敗して「馬鹿娘」になっても、この方式であれば「店」は安泰です。

大阪の商家では、男の子よりも、女の子が生まれる事を喜ぶようです。男の子だと子育てに失敗し、「馬鹿息子」になった時、後継者問題でいろいろと面倒になるのです。但し、「本吉兆」だけが長男が継いでいるようです。

優秀な男の筈だった、船場吉兆の「三女の婿」は、規模拡大と金儲けにしか興味がなかったようです。名店の暖簾は単に商売の「手段」としか考えていなかったようです。

創業者の「貞一さん」も草葉の陰から、「正徳だけは、何処か納得しかねるところがあった」と、生前から思っていたのかも・・・・・・。

それにしてもです、問題発覚後の経営陣の対応は「最低」ですね、経営姿勢と云うよりも、「人格的」問題です。

責任を仕入れ業者や、現場のパート従業員に転嫁し、逃げ切ろうという姿勢。調べれば、直ぐに嘘と判ってしまうような言い逃れを、何度も繰り返す態度は最低です。

しかし、こんな「奴ら」が「超一流料亭」の経営をやっていたのです。不祥事が起きると、これまで「立派な経営者」、「人格者」だと‘思われて’いた、そう‘見えていた’人が、トンデモない、ミジメな人達に「見えて」来ます。

世の中、「やり手」と云われる経営者とトンデモナイ奴とは、「紙一重」のようです。 

今も、何人か、何十人かの「その手の奴ら」が世間の「尊敬」を集めているのでしょう。

それにしても、「ブランド」は高く売れるのです。

吉兆も、但馬牛も、地鶏も、ブランドです。兎に角、「ブランド」を有り難がるのは止めた方が良いと思うのです。

ブランドよりも中身です。「安倍晋三」も「ブランド」でしたが、中身が「アレ」でしたから・・・・・・・。

「福田康夫」もブランドです。彼の中身は大丈夫でしようか?

それでは、また明日。 






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