歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“ラオス”の国名は正式には“ラーオ”で日本のGDPはインドに追い抜かれて世界四位になっていました!

2015年04月15日 | 東京の風景
前回からの続きです。

六本木ヒルズを裏から出て、桜坂で花見をして、妙経寺の前を通りすぎ、突き当たりを右に折れ、路地を数十メートル歩き通りに出て、数メートル先の信号で右に折れ、それなりの路地を歩きます。

左手に国旗が掲げられた建物、どこかの大使館です。玄関前にはビールの空き瓶が資源ゴミの回収ケースに入れら置かれています。


この国旗は何処の国、そして、国旗が二本ってことは?どう云うことなの?


ラオス大使館です。


徐に回収ケースに視線を移動します。昨日は大使館内で何かの宴が催された?


ラオビールです。ラオビールは、ラオスのビールなのでしょう。でも、しかし、ラオスのビールであれば、ここは当然“ラオス”ビールでは、「ス」は何処に消えたのでしょう?

※因みに、「ビアラオ ラガー」のお値段ですが、正規代理店のHPを調べたら、この330ミリリットル瓶は1ケース24本入りで6000円+消費税だそうです。それに別途送料500円。

再び、看板に視線を戻すと、日本語表記には“ラオス”とあり、アルファベット表記では“LAO”とあります。一番上のクニャクニャ文字では、何が何だか解りません。

※クニャクニャ文字を調べてみたらラオスの公用語のラーオ語でした。

ここで社会科のお勉強です。

ラオスの概略でとしては、

公用語はラーオ語

首都はヴィエンチャン、最大の都市はヴィエンチャン

国家主席はチュンマリー・サイニャソーン

首相はトーンシン・タムマヴォン

面積は236,800km2(79位)、※377,961.73km2

人口は(2008年)6,320,000人、※1億2653万

人口密度は26人/km2、※337人/km2

GDP (購買力平価)(2013年)208億ドル(126位)※4兆6675億ドル(4位)

1人あたり3,068ドル ※38,053ドル

通貨はキープ(キップ。Kip)
※印は日本

と云うことです。それで、話しはラオスから逸れるのですが、各国の物価水準の差を修正し、より実質的な比較ができる購買力平価での比較では、日本は何と4位なのです。知ってました?

1位 アメリカ 16,768.05
2位 中国   16,149.09
3位 インド   6,775.97
4位 日本    4,667.55
5位 ドイツ   3,512.76   ※2013年 単位10億USドル

※購買力平価とは、「為替レートは2国間の物価上昇率の比で決定する」という観点により、インフレ格差から物価を均衡させる為替相場を算出している。各国の物価水準の差を修正し、より実質的な比較ができる・・・だそうです。

それで、ラオスですが、公用語(ラオ語)では、「ラオス」ではなく「ラーオ」のようです。と云う事は、「ラオ」が正しい国名のようです。

では、なぜ「Laos」かというと、フランスが1893年にラオスを植民地化した時、ラオ地域はビエンチャン王国、ルアンパバーン王国、チャムパサック王国の三国に別れていたので?、フランスはLaoではなく「S」を付けてLaosとしたとの説?。

そしてフランス語表記での「Laos」を、英語読みで「ラオス」と云うようになったようです。ラオスは通称のようです。因みにフランス語では子音「S」は発音しないので「ラオ」になるようです。

でも、しかし、ラオでは何処の国だか解らないので、大使館の日本語表記はラオスとしているのでしょう。正式名称に拘って、ラーオ(ラオス)とかにした方がいいかもね。まあ、そんな細かいことには拘らないのがラオスの国民性?

それと、ラオスは人民民主共和国で、いわゆる、社会主義国家で、“ラオス人民革命党”による一党独裁体制なのでした。知っていたようで、知らなかったのです。

そうすると、最初に二種類の旗が掲げられた問題?ですが、一本は国旗で、もう一本は、ラオス人民革命党の旗?と思ったら、

こちらが、ラオス国旗で、
      

もう一枚は、東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations)ASEANの旗でした。
      

それで、人民革命党の旗は、毎度お馴染みの真っ赤かに、ハンマーとカマをあしらったこのは旗でした。


これで、社会科のお勉強はお終い。

本日は、調べるのに時間を費やし、「数十メートル」しか先に進めませんでした。

それでは、また。

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1 コメント

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Unknown (ラウ)
2015-08-31 00:43:59
江戸時代あたりの日本人は、元の音に正確に「ラオ」とか「ラウ」とか呼んでいたようですね。

現在外務省は外国語をなるべく現地読みに置き換えるようにしているはずですが(ジョルダン→ヨルダンなど)、ラオスをそのままにしているのはなぜでしょうか。
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