歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

小沢幹事長あなたは傲慢で小心です!

2009年12月17日 | 世間話し
小沢一郎氏は結局“二流の政治家”だったようです。いや、三流かも?

先日、中国副主席を天皇と無理矢理会見させたのは小沢一郎氏であり、その目的は、国益を重視したのではなく、彼個人の権力誇示と私益です。

副主席の習近平氏は、日中の友好関係を発展させる為に、天皇との会見を望んだのではなく、彼の権力闘争を有利に展開する手段の一つとして、会見を要求したのは、誰の眼にも明らかです。

だからと云って、彼が権力の座について、その事を感謝して、それなりの恩返し、何て事は、有り得ません。そんな事をしたら、彼の権力基盤は危うくなります。

それにしても、宮内庁長官の羽毛田氏の対応も、かなり“政治的”でした。彼が本心から、純粋に、天皇の政治的利用を避けたければ、黙って辞任するべきでした。

もしかして、羽毛田氏は、民主党政権の寿命は、もう、風前の灯火と見て取り、官僚として、揺さぶりをかけたのかも? それを、察知した小沢氏が、感情丸出しで怒ったのかも?

羽毛田長官が記者会見で事の経緯を発表した事で、天皇は権力闘争の渦中に巻き込まれてしまいました。いつの世の権力闘争も、錦の御旗なのです。

一番、この状況を憂慮し危機感を抱いているのは天皇陛下かもしれません。

それにしても、この件の記者会見は酷いものでした。小沢氏は本性を丸出しにし、感情的、威圧的、権力的、独裁的で、傲慢で、不遜で、反民主主義的でした。

習近平氏の会見要求を受け入れた事での、様々な波紋の広がりを、小沢一郎は、どうも、読み切れていなかったようです。目先の、利益しか見えなかったようです。これでは、政治家として指導者として失格です。

彼は、割と単純で、手続きとか、経過とか、道筋とか、他人の意見とか、説明とか、説得とか、話し合いとか、他者への配慮とか、そういう回路が頭の中に存在していないようです。

人間が、とても、とても、小さくて、小心なのです。

これで、鳩山内閣、そして民主党の支持率は10%は低下したでしょう。小沢氏の顔色を見ながら、政策決定がおこなわれている現状は、とても、とても、異常な事態です。

そもそも、“事業仕分け”の“仕分け人”を政府が決定した際、選任された三十数人の議員を、小沢氏の一声で、ほぼ総入れ換えした、あのドタバタ劇の頃から、おかし動きになってきたのです。

どうして、誰もが、黙って、小沢氏のやりたい放題にしているの? そんなに小沢氏が恐いのでしょうか?

“剛腕・傲慢”だけではなく、何か、見えない“闇の部分”に彼の怖さが隠されているのでしょうか・・・・・・・? まぁ、他の民主党議員がだらしないしから、そんな噂が囁かれるのです。

選挙屋が居ないと、選挙に勝てず、政権交代も無かったからと、選挙屋を恐れる事はないのです。選挙テクニックではなく、政策で選挙を・・・・・・何て、云っても、現実は、選挙に勝ってはじめて国会議員ですからね、ここが、とても、困るのです。

政策を勉強し、語るよりも、駅頭で、毎朝、毎晩、只々、頭を下げて挨拶する方が、票になり、国会議員になれる、動かしがたい現実があるのです。

小沢さん、日本国民の幸福と、未来と、平和と、繁栄のために、選挙コンサル業に転身して下さい。

あなたの、能力と性格は、新しい時代の政治家に向いていませんよ。


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