歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

袖スリ会うも他生の縁

2009年12月21日 | 世間話し
あの日(10月31日)は、小貝川を下り、利根川を下り、ひたすらペダルを漕いでいたのです。

前回(いつだったか忘れました)、工場と書いた建物が遠くに見えてきました。


あの時から、どうも、何か、気になっていたのです。もしかして、只の工場ではなかったかも? そう思い、今回、正体を確かめる為、土手下に降りました。

【これは汚泥の処理装置でしょうか?】

やっぱり! そうでした! どうも、何か、そんな気がしていたのです。公共施設の気配が漂っていたのです。


“そうか、そうか、そうだったのか”と呟きつつ、土手の上に戻りました。

周囲は農地、遠くには高圧鉄塔、こんな風景のなかに、ポツンと佇む工場。いいです。


こちらは、パステルカラーの民家。


この日、サングラスをかけていたので、こんな風に見えたのです。現実感のない、とても不思議な風景でした。サングラスで風景が黄昏るのです。


これは面白かったです。


機械が、“ウンチ”しているみたいで・・・・・・。


ポロッ、ポロッ、と、落としていくのでした。


前回来た有料橋を越えて、初めての土手をかなり走ったところで、ここらで、そろそろ引き返すかと、土手を下りたのです。来た道を戻るのでは詰まらないですから、


土手を離れたのです。すると、このバス停の“待合い小屋?”


高圧鉄塔の下に、波板トタンの“待合い小屋?” なかなかの風景、物語を感じます。


はじめて走る田舎道のバス通り。知らない道、“遠く感”が堪らないです。


遠くの地平線に、何やら、町が? 利根川土手を相当に下ったので、もしかして、たぶん、きっと、知らない町が? と思ったのでした。


遠くに見える、あの町は? と、期待に胸脹らし走り続けてたのです。


でも、しかし、そこは、龍ヶ崎だったのです。こちらから市街に入るのは初めてです。


龍ヶ崎と云えば、あの“諸岡さんの赤煉瓦塀”です。最近、移築先がきまったとの、新聞記事をみたのです。この八坂神社の裏だったと、


それにしても、向かいの“まいんバザール”の会場はどうしたの? 工事中です、何ができるのでしょうか。


新聞記事からすると、たぶんこのあたりに赤煉瓦塀が移築されると思います。


移築先を確認し、町中を走っていると、このポスターが目に留まり、自転車を降り、まいんバザールの会場等を確認していると、


中年の男性に声を掛けられたのです。まいんバザールのポスターの上に、このポスターが貼ってあったのです。


オャ? と思い、ポスターの顔と、男性の顔を、見比べたのです。すると、

「本人です。ちょっと写真は古いので・・・」 

確かに、頭髪の具合に微妙な変化が・・・。

それで、蛇沼の赤煉瓦屋敷とか、諸岡邸の赤煉瓦塀の移築とか、街並みのこととか、まいんバザールの会場とか、市長選挙のこととか、そんな話をしたのです。

龍ヶ崎市民でない事は、最初に告げたのですが、それなりに、丁寧な受け答えをしてくれました。

そして、本日の朝刊で、彼が市長に当選した事を知ったのです。

“袖スリ会うも他生の縁”で、やはり、立ち話でも、“知り合い”が当選したようで、それなりに嬉しいのです。

それで、あの時、彼は“赤煉瓦塀の移築費用は市が負担すべき”だと、云ってました。きっと、近いうちに、市の予算で移築が実施されるかも?

それでは、また明日。



コメント (1)
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