歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「テロ特措法」は?「安倍首相」は?

2007年09月11日 | 世間話し
タイトルで、「安倍」の後に「首相」の文字を書いていて、どうしても「変」なのです。「安倍総理大臣」となると、全く現実感が無いのです。

未だに、「フルネーム」が覚えられないのです。歳のせいだけではないと思います。

安倍さんは、ホントに、間違いなく、今、「内閣総理大臣」なんですよねェ。どうも未だに信じられないのです。

副官房長官とか、副幹事長とか、副総理大臣の肩書きの方ピッタリ、シックリくるのです。

遠くない将来、歴史上において「安倍ちゃんの総理大臣は無かった事にしょう!」何て事に・・・・・・、なる訳ないか?

それにしても、「新テロ特措法」が成立しなければ、安倍さんは「辞職」を決意したらしいのです。

解散については「自民党内」でも反対が多く無理なようです。でも「あの安倍さん」ですから、「ヤケクソ自爆解散」もあり得るかも知れません。

それにしても、問題の11月で「消費期限切れ」の「テロ特措法」の正式名称を知ってました?

私も今始めて知りました。まさに落語の「寿限無」です。

【平成 13 年 9 月 11 日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法】

長~~い法律名なのです。法律名ってみんな割と長いみたいです。


それで、結局はどうなるのでしょうか?

世の中、いつまでも「アメリカの言いなり」では、やってられないと云った雰囲気が強いようです。

右も左も真ん中も、「日本は独立国家であり、アメリカの属国ではない!」で、それなりに、まとまっているように感じます。

「テロ特措法」に賛成する人達も、イラク、アフガニスタンに対する、アメリカ主導の「反テロ戦争」を強く支持している様には見えません。

兎に角、何と云っても、云われても、ここのところは、アメリカに逆らうのは得策ではない、「経済的」にも「軍事的」にも、アメリカには『これまで世話』になっているのだから、『ねェ。そうでしょう!』


確かに、「これまで世話」なりました。しかし、もう「そろそろ」、ここらでその関係も「清算」したいと、みんな思い始めたのです。

基準通貨のドルも、流通量でユーロに最近抜かれてしまいました。政治的にもアメリカ的自由主義も色褪せてきました。

それでも、唯一の超軍事大国を「世界中からの借金」でやっと維持している状態です。

アメリカと対立し戦争をした時代もありました。

無条件降伏で占領された時代もありました。

アメリカの「庇護」のもと、経済的な繁栄を享受した時代もありました。

アメリカが落ち目になったからと云って、「別れ話」を持ち出すのは何ですが、やはり、ここらで「普通の関係」に戻る時期ではないでしょうか?

しかし、この「普通の関係」の中身が難しいのです。

反米でもなく、親中でもなく、核武装でもなく、非武装でもなく、覇権を望むのでもなく、アジアで孤立するでもなく・・・・・・。

世界とのお付き合いを国連中心にやるといっても、国連が一つの意志で動いている訳でもなく、いつも正しい訳でもなく・・・・・・。

・・・なく、・・・なく、・・・なく、なくばっかり続きますが、ホントに難しい時代なのでしょう。

難しい時代?と云う事は、別な視点から見れば、何かが大きく変わる時代なのでしょう。もしかして、今は面白い時代なのかも知れません。


そんな時代の、臨時国会であり、「テロ特措法」であり、職責を辞する覚悟を表明した「安倍総理」なのです。


いろいろありますが、ここはやはり、小松政夫氏が云うように『どうかひとつ、ナガ~~イ眼』で見る必要がありそうです。

皆さんも『知らない!知らない!』何て云っていると、いつの間にか『どうして?どうして?どうしてなの?』何て、世の中になってしまいますよ。



それでは、今日は『さよなら、さよなら、さよなら』 

  

コメント (3)
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