歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

鬼怒川は「魔が差した」のです!

2007年06月16日 | 旅の話し
昨日の続きです。

翌朝は5時半に目を覚まし、カーテンを開け外を見ると雨です。玄関前に観光バスが5台、団体客が入っているようです。


テレビの天気予報を見ると「雨時々曇り」で、隣の「那須地方」には「大雨洪水警報」が出ました。

朝は「露天風呂だぁ!」と、期待に胸膨らませ「キングズパレス」までの長い道程、右折、左折を何度か繰り返し、宴会場の脇を通り抜け、やっと大浴場に辿り着きました。


昨日の「貸し切り一人占め状態」を「想像」していたのですが、朝の6時と云うのに、かなりの「混雑」、『エッ!何で?どうしてなの?』

脱衣所も、風呂場も「人」が「うようよ」います。何故か中年と、中年手前と、若者ばかりなのです。早朝に多い「熟年」は少ないのです。

そうか!この年齢構成は、今時珍しい「企業の団体旅行」と判断しました。窓の下に見えた観光バスの「乗客」に間違いないようです。今日のスケジュールにより、早朝の一斉入浴になったようです。



脱衣所の奥はガラス張りで、「露天風呂」が見えます。ふ~ん。これが「露天風呂」の訳ねぇ、一応、露天風呂「あります的」な規模でした。


兎に角、誰も居ません、チャンスと思い急いで浴衣を脱ぎ、大浴場で身体を洗い「露天」へのドアを開け外に出ると、通路は冷たい雨です。ところが、先ほどまで「無人」だった露天風呂には先客が居ました。

先客は6人、全員が「スポーツ刈り?」で逞しい身体、30歳前後でしょうか、数人の首には金のネックレスが、しかし、「彫り物」はありません。「その筋」の人達ではなさそうです。

一人遠くを眺めながら浸かっていると、聞こえて来る会話は「韓国語」でした。外人観光客です。

部屋に置いてあった「館内説明」も、英語、中国語、ハングルの三つの外国語でも書かれていました。団体客の減少に対して「外国人旅行者」で補う作戦のようです。

早朝、のんびり、露天風呂の一人占めを期待していたのですが、団体客と外人客により裏切られました。

早朝入浴後、布団の上に横になり「ボンヤリ」テレビを眺め、今日は「予想どおり」天気も悪いし、朝食を食べたら「おみやげ」を買って、一休みして真っ直ぐ家に帰るか・・・・・・・何て考えながら、7時の朝食開始を待っていました。

いよてよ「朝食」です。朝食会場はこの建物の一階で、エレベーターを降りて直ぐです。長い道程はありません。


会場は広~いです。写真に映っているのは会場の三分の一ぐらいです。今回は、「難民キャンプ」状態の再現を避け、おふくろの分は私が運ぶ事にしました。

おふくろは和食で、「納豆、冷や奴、鮭、卵焼き、野菜サラダ、ご飯にみそ汁」です。


私は、普段と異なり「レタス、アスパラ、ベーコン、スクランブルエッグ、トマトスープにパン」でした。

写真では「一部」しか見えませんが、ベーコンはレタスの下に「大半」が隠れているのです、「沢山」頂きました。全体としては「OK」な朝食でした。

但し、「厚焼き卵」には「出汁」が全く入ってなく、砂糖だけの味付けで、スクランブルエッグは、「バター・ミルクゼロ」の超あっさり味でした。

「コスト管理」の一旦が垣間見える「料理」です。それと「ご飯」ですが、「昨晩」の暖め直しで、それも、かなり悪い条件で作業が行われているとの事でした。

食事が終わり、おみやげを買おうと「おみやげコーナー」に入ったら、驚きました! 店員が沢山居て、大きな声を競うように出して、みやげ物を進めるのです。

ホテルとしては「珍しい光景」です。売り上げ「ノルマ」が厳しいようです。


この朝は雨でしたので、こんな「使い捨て傘」が「500円」で売っていました。客の足もとを見透かした、かなりの「ボッタクリ」です。


まぁ。兎に角です。普段は行かない「鬼怒川温泉」に来て、普段は泊まらない「大ホテル」に泊まり、普段は選択しない「バイキング形式」の夕食を摂る・・・・・・。

やっては行けない事を、三つも重ねて「犯して」しまったのです。これは全て私の責任です。何か「魔が差した」としか云えません。

秋には「佐渡島」に行く予定です。今回の過ちをくり返さないように「熟慮に熟慮」を重ね、計画を立てる所存でありす。


それでは「鬼怒川温泉シリーズ」を終わります。

ご愛読ありがとう御座いました。

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