雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

水の街そことも知れず翔(と)びゆきし鳥のぬけがら朽ちず恋ほしむ

2009-02-24 08:36:39 | Weblog
 うすにびいろの空から影のないあかるさが地上にひろがる。



 如月のおわり。寒い。


 姿は見えない、なにか、鳥たちの声、遠く、近く聞こえる。



 今日は、まだ冬の声で鳴いている、みたいだ。












 夜、彗星が見えるだろうか?  数万年にいちどという接近。


 人間の時間、鳥の時間。

 時の流れを意識しない動物、植物たちは、たぶん、宇宙をよぎってゆく今夜の彗星と同じように、永遠時間をいきているように、わたしにはおもえる。


 そんなふうに思える。

 星と、鳥と。





 静かに、なだらかに今日のおしごとをつとめられますように。









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