パブロ・カザルスの無伴奏チェロ組曲を聴いて。
このおじさまは勉強家でね、と椿さんの言葉を思う。
矢川さんの批評に目を投げながら、カザルスを鳴らす。
父性・男性性そのもののようなチェロ。
「おまえは、こんなふうにごしごしこするなよ。手をこわすぞ」と椿さんに釘をさされたこともある。
「たいしたおじさまなんだ。毎朝、ジュルナリエ(日課)に、バッハの無伴奏を全曲弾いてたそうだぜ」
椿さんは苦笑し、目をまるくしていた。
みんななつかしい思い出。
チェロとカザルスがいっしょに鳴り響く。肉体も楽器になる。
大木のような。
この日記を読んで、そういえば以前、図書館でパブロ・カルザスのCDを借りたっけって思い出したっす(笑)。
手元にあるのは「Encore piece for cello」という作品。歩いて五分の場所に図書館があるので、大助かりです(^。^)y-.。o○
実家の近くにも横浜中央図書館ってのがあり、無職時代にはよく通っていたものです。あぁ~懐かしい~(笑)
昔の録音の、どことなく、くぐもった音の響き、こっくりと味わい深くて好きです。
(^。^)y-.。o○←初めて見た絵文字です。かわいいですね。しゃぼん玉みたい。
わたしも図書館よく利用します。
カザルスおじさん、健康な音楽なので元気が出ますね。