市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

ひとむらの夜明け残しぬ薄月よ夢のあとにも水のこゑ聴く

2008-10-20 07:45:56 | Weblog

 朝、ちょっと外に出たら、白い半月が空に残っていた。


    あゆみ来て我が影佇てばあさがほの花々の裡(うち)みずのこゑする


                              高野公彦さんから


 藍色、水色、薄紫の朝顔、まだあちこちで咲き続ける。ひんやりしたそのたたずまい、この季節さびしいような、すがしいような。

 

 夏とはまたちがう、秋らしい思いをさそわれる。













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