千恵子@詠む...................

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「警告」は遺伝子情報どう使う?連続殺かあ...マイクル・コナリー

2022年04月10日 | 詠む

「警告」  マイクル・コナリー  講談社文庫

今まで5作を詠んでいる「リンカーン弁護士」。6作目が夏になるので、こちらを読む。

ジャーナリストが殺人事件絡みで嫌がらせ逮捕され、翌日にはでてきて探偵しちゃう物語。

日本では有り得ないんだけど、はらはらどきどき。西海岸の風が心地よい。

DNAの解析技術、それが個人情報と組み合わさったときの怖さ。さらにフェイスブック等など相乗効果。

女を嫌う男たちの構図に、ひしひしと恐怖を感じた。

無能な警察。なぜかFBIが良い奴になってるのが気にいらないけど。

原題の「フェア・ウオーニング」は実在のニュースサイトで消費者目線を報道する、マイクル自身も取締役会の一員なんだって。ちなみに彼、わしと同い年、ふふ。

寄付の文化や、自分たちの街は我らで培っていこうというのは米国の良い伝統。

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