今まで5作を詠んでいる「リンカーン弁護士」。6作目が夏になるので、こちらを読む。
ジャーナリストが殺人事件絡みで嫌がらせ逮捕され、翌日にはでてきて探偵しちゃう物語。
日本では有り得ないんだけど、はらはらどきどき。西海岸の風が心地よい。
DNAの解析技術、それが個人情報と組み合わさったときの怖さ。さらにフェイスブック等など相乗効果。
女を嫌う男たちの構図に、ひしひしと恐怖を感じた。
無能な警察。なぜかFBIが良い奴になってるのが気にいらないけど。
原題の「フェア・ウオーニング」は実在のニュースサイトで消費者目線を報道する、マイクル自身も取締役会の一員なんだって。ちなみに彼、わしと同い年、ふふ。
寄付の文化や、自分たちの街は我らで培っていこうというのは米国の良い伝統。