千恵子@詠む...................

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「オレオレの巣窟」あはは詐欺師とな 志賀晃かくコンゲーム也

2019年09月29日 | 詠む

 「オレオレの巣窟」  志駕晃  幻冬舎文庫

表紙。左から、奨学金を抱えた貧乏女子大生は卒業しても借金かえせない。金髪にいちゃん、奮闘す。中央の、オレオレ詐欺社長の演説。貧乏人が金持ちから盗る、革命だとさ。略屋みたいな理屈に微笑。

そして結婚詐欺師。ひっかかった風俗店の電話さくら嬢。

作者は本業がラジオディレクターのせいか、よく世情を見ている。おもしろい。

こわいねえ「スマホを落としただけなのに」映画原作 志賀晃と 2作とも映画になったのは、以前に紹介した。

ちなみに「あなたもスマホに殺される」は、主人公が教員のせいか詰まらなかった。「ちょっと一杯のはずだったのに」密室殺人は、主人公のアルコール依存症に現実感がなかったので落第作。

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