goo blog サービス終了のお知らせ 

チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

蘇我の娘の古事記/本

2020年12月08日 | 
著者:周防 柳(角川春樹事務所)2017年

タイトルに惹かれて借りてみました。
タイトルや装丁って、とても大事だと思います。それで、読者が手に取るかどうか決まるのだから。
私の場合、知らない(一度も読んだことが無い)作家さんの作品で「あ、これ!(なんかピンと来る)」と手に取り読んだ本は、ほぼ間違いなくヒットします。この作品もそうでした。
蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)って何?

蘇我蝦夷(そがのえみし)の命で国史を編纂していた船恵尺(ふねのえさか)は乙巳(いっし)の変で殺された入鹿(いるか)の忘れ形見の娘コダマを我が子として育てていた。
盲目の少女コダマは、小兄ヤマドリがその目となっていつも傍に寄り添い、すくすくと育っていた。コダマは昔々の大王の物語を聞くのが大好きだった。
やがて、二人は成長し、互いに惹かれあってゆく。
ある時、出生の秘密を知った二人は本当の兄妹ではないことを喜び、結ばれる。
しかし、コダマとヤマドリの幸せは続かなかった。
大王の争いが二人を引き裂く・・・

作家さんの創造(想像)力ってすごいな~
どうやって古事記が出来たのか?の物語です。
こういうのもアリだと思います。

私、忘れてた。仕事辞めたら、飛鳥時代のこともっと勉強したいって思ってたんだ。😍