(381系国鉄特急色が活躍する福知山線)
〔 381系 : 3006M「こうのとり6号」 福知山線 柏原-谷川 〕
2012年10月27日の撮影である
2011年の一時期、山陰本線や福知山線の特急列車の代走などに使用された381系が、2012年6月から再び定期列車で運用されている。
つい最近までディーゼル特急が幅を利かせていた山陰地方も、いつの間にか電化区間を伸ばして電車列車にとってかわった。
(4両編成では物足りなさを感じる)
〔 381系 : 3006M「こうのとり6号」 福知山線 柏原-谷川 〕
381系と言えば、山間の曲線区間のスピードアップを図るために開発された世界初の営業用振子電車である。
まずは中央西線に特急「しなの」として登場してキハ181系を追い出し、紀伊半島では「くろしお」としてキハ81を含む82系に替わって活躍し、伯備線では「しなの」から「やくも」に転じたキハ181系を再び他線へ送り出し(一部は廃車)、急峻な地形を物ともせずに駆け抜けた印象が強く残る。
今でも、「くろしお」や「やくも」としての運用は残っているが、国鉄特急色で走るのは山陰本線と福知山線だけである。
しかし、ここでは振子機能は未使用なのだ。
曲線区間で撮影してみても、今ひとつ迫力に欠けるのはその為だ。
(後追いで撮影)
〔 381系 : 3006M「こうのとり6号」 福知山線 柏原-谷川 〕
ともあれ、国鉄特急色の381系がまだ運用されていることを素直に喜び、撮影を愉しみたい。
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