ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【鉄道写真】381系国鉄特急色「こうのとり」4輌編成を撮る~福知山線~

2012年11月09日 | JR西日本


(381系国鉄特急色が活躍する福知山線)

〔 381系 : 3006M「こうのとり6号」 福知山線 柏原-谷川 〕

2012年10月27日の撮影である

2011年の一時期、山陰本線や福知山線の特急列車の代走などに使用された381系が、2012年6月から再び定期列車で運用されている。
つい最近までディーゼル特急が幅を利かせていた山陰地方も、いつの間にか電化区間を伸ばして電車列車にとってかわった。


(4両編成では物足りなさを感じる)

〔 381系 : 3006M「こうのとり6号」 福知山線 柏原-谷川 〕

381系と言えば、山間の曲線区間のスピードアップを図るために開発された世界初の営業用振子電車である。

まずは中央西線に特急「しなの」として登場してキハ181系を追い出し、紀伊半島では「くろしお」としてキハ81を含む82系に替わって活躍し、伯備線では「しなの」から「やくも」に転じたキハ181系を再び他線へ送り出し(一部は廃車)、急峻な地形を物ともせずに駆け抜けた印象が強く残る。

今でも、「くろしお」や「やくも」としての運用は残っているが、国鉄特急色で走るのは山陰本線と福知山線だけである。
しかし、ここでは振子機能は未使用なのだ。
曲線区間で撮影してみても、今ひとつ迫力に欠けるのはその為だ。


(後追いで撮影)

〔 381系 : 3006M「こうのとり6号」 福知山線 柏原-谷川 〕

ともあれ、国鉄特急色の381系がまだ運用されていることを素直に喜び、撮影を愉しみたい。

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【鉄道写真】福知山線撮影記(2)~街道筋を歩く~

2012年11月09日 | JR西日本


(霧は晴れて気温も上がる)


2012年10月27日の撮影である。

霧に見舞われてスッキリしない気分のまま谷川駅まで戻り、さて次は何処で撮影しようか、と思案した。
ダイヤグラムを見ながら、乗車列車と撮影列車をあれこれと検討した。
遅くても午後2時過ぎには吹田まで辿りつかなくてはいけない。
篠山口以北は列車本数が少ないので、うまく計画を練らないと、目的が達成できないのだ。

当初は、列車で福知山方面に戻って撮影することも考えていたが、霧が晴れてくると綺麗な青空が広がったので、少し歩きたい気分になった。
谷川駅から下滝方面にも、雑誌などで紹介されている撮影ポイントが幾つかあるので、ロケハンがてら下滝方面に歩を進めることにした。

線路に沿った道路は歩道があるわけではなく、車の通行には注意を払った。
少し歩けば、日本の里山の風景が広がっていた。

(ゆっくり歩けば、いろいろな風景を見つけることができる)
 


(秋を感じる福知山線の沿線)


コスモスと列車を絡めて撮影できそうな場所もあったが、時間が合わない。
残念だが諦めて先に進んだ。

(光線具合は良くないが、雰囲気の良い踏切)
 

途中の踏切では、撮影ができるかどうかを確認しながら歩いた。
この辺りは太陽がある側に架線柱が建っていて、少し鬱陶しいかもしれない。

踏切の警報機が鳴り始め、列車の接近を知らせた。
曲線の外側に立って撮影を試みた。

(曲線のアウト側から撮影)
 

家並みや後ろの高圧鉄塔と電線などの処理に工夫が必要だろう。
この上り列車は、次の下滝駅で下り列車と交換するので、数分で下り列車がやってくるはずだ。
さらに歩いてみた。


(正面は陰になるので後追いで撮影)

〔 223系6000番台 : 2531M 福知山線 下滝-谷川 〕

この場所のコスモスは盛りを過ぎていた。

10月下旬にしては気温が高く、少し汗ばむ陽気だった。
踏切の傍で上下の特急列車を撮影することにした。

(行き交う特急列車)
 

再び線路沿いの道に出て、下滝方面に進んだ。

(一部には歩道もあるが、殆どは車がすれ違うにも狭い道だ)
 

下滝駅までもう少しと言うところで、上り列車がやって来た。

 

(下滝駅に停車中の普通列車)

〔 223系5500番台 : 2526M 福知山線 下滝 〕

駅を通り過ぎて撮影ができそうな場所を探した。
ここにも懐かしい日本の風景が広がっていた。

 

特急列車を撮影し終えると、下滝駅に戻り上り列車を待った。

(つづく)

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