陽光に歓びのうたはじけつつアフリカアフリカちちふさゆるる
ボーイソプラノうたふ菩提樹 ざわざわと青葉梟(あをばづく)鳴く森の明るさ
幸福のしじまのごとき木馬の背にまたがり子らはとはに走れり
十本の色えんぴつの少女たちアイリッシュ・ダンス終へて一列
テラスにはフィッシャーマンズ・セーターの似合ふ老人新聞ひらく
(紺野裕子 マドリガーレ 砂子屋書房)
***********************
陽光のうたは、白夜ー空想の旅へーという一連から。
四首目、五首目は、アイルランド空想紀行という一連から。
こういう短歌の作り方もあるのだと思う。
このブログで、読んでいる歌集からわたしの気に入った歌を取り上げているが、そこからその歌集に興味をもって、一冊を手に取って読んでもらえたら、すてきだといつも思っている。
ボーイソプラノうたふ菩提樹 ざわざわと青葉梟(あをばづく)鳴く森の明るさ
幸福のしじまのごとき木馬の背にまたがり子らはとはに走れり
十本の色えんぴつの少女たちアイリッシュ・ダンス終へて一列
テラスにはフィッシャーマンズ・セーターの似合ふ老人新聞ひらく
(紺野裕子 マドリガーレ 砂子屋書房)
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陽光のうたは、白夜ー空想の旅へーという一連から。
四首目、五首目は、アイルランド空想紀行という一連から。
こういう短歌の作り方もあるのだと思う。
このブログで、読んでいる歌集からわたしの気に入った歌を取り上げているが、そこからその歌集に興味をもって、一冊を手に取って読んでもらえたら、すてきだといつも思っている。
「拝火教」とか、「ヘロドトス」とか、あまりにも専門的だな、と思って。
さあ、よく知りません。
歌は歌としてだけ読めばいいんじゃないでしょうか。
どうも、短歌を読みすすめていくと、作者の生い立ちとか生業が知りたくなるんですよね。
「老人新聞ひらく」の歌が好きです☆
図書館に在庫がないのが残念です(T_T)
(ちょっと音響機材のつなぎの方調べたりしてたもので、よくよく時間取られまして)
その、上のかたの歌よりも、かすみさんのお作の方が、私にはよくわかるような気がしますが。
こんばんは。
歌集は書店にも並ばないし、図書館にも少ないです。私もはじめて歌集を買ったとき、一冊あたりの字数が少ないので損した気がしました(笑)
回転木馬の歌は、題詠マラソンの「明日」の題から作ったものです。『短歌、WWWを走る。』にも載りました。ああ、あのころは勢いがあった・・・