ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

沖縄からの来訪者

2012-09-19 20:06:54 | Weblog
 ここ数日間、雨が多く天気の良くない日が続いている我が家周辺。
それでも気温は高くムシムシしている。天気が悪く家の中はヒンヤリしていても、早朝に外へ出るとホンワカ暖かい風が
頬にあたる。いつもの時期奈良、もう1ケ月もすると初雪の心配をする時期なのに・・・と思う。

 「ピンポ~ン~」の玄関からの音で表にでた。なんだか見たことのありそうな若いおばさんが・・・。
「私わかりますか~」との問いかけに、少し考えて「○○さんではないですか」と答えた私。「覚えていてくれてありがと
うございます」。

 来客中だったために居間に入らず、立ち話で話は弾んだ。
15年前に沖縄から山村留学で来ていた方だった。都合で私どもの紹介で隣集落に留学していた。
7年ぶりの来訪とか。面影が沢山残っていた。「小川さんもかわらないですね~」との言葉に少しおだった私。

           

 ○○さんには、色々とご迷惑を掛けてお世話になった。
となり集落の学校への留学だったために、それ程のお付き合いはなかった。しかし、こうして訪ねてくれることに沢山の元気を
いただき感謝にたえない。「ありがとうございました」の一言につきる。

 それから少したってから、私は一人昼食をとった。
いただいたお土産も直ぐに口を開け昼食の一助に・・。
なんだかルンルン気分での昼食に思えた。妻は会議で留守だったために、昼食は家庭菜園のトマトとパン、カップヌードル
だった。カップヌードルも作るのが面倒くさくなって、やめていたが物足りなくなってお湯を入れて直ぐ食べたが、なんだか
ボリボリしていた。もう少しおけばよかったのだ・・と反省した。

           

        
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響きわたった子供達の声、こえ、こえ・・・

2012-09-18 20:24:34 | Weblog
 連休、真ん中の16日、豊寒別の集落に子供達の声が響き渡った。久しぶりに校庭に車も並んだ。
交流を通して集落を活性化させる活動を推進する「とよかんべつ交流大学」が主催する、「じぃ~ばぁ~の生まれた所を
見てみよう 子孫サミットinとよかんべつ」が開かれたのだ。

            

 一時は開催も危ぶまれたが、豊寒別小学校を卒業された方や豊寒別に住んだことのある方の子供達やおかあさんなど
町内や近隣町村から29名が参加し、地元の人たちも含め51名で賑やかに交流をした。

 旧校舎に入るなり、廊下などに貼られた多くの写真を見て、「じいちゃん、かわいかったね~」「これがお母さんだよ~」など
あちこちからども達に説明する和やかな声が聞こえた。

           

 旧校舎に響き渡った懐かしい子供達の声だ。
昔むかし、豊寒別に住んでいた方々を示す地図も配られ「こんなに世帯数があったんだね~」と感心する声も・・・。

 開会式を済ませたあと、ウソタンにあるサケマス捕獲場を見学。まさしく今が旬のうようよいるサケに歓喜が上がった。
その後、私の所のぶんちゃんの里に移動し、少なめのアイスを食べ、収穫の秋の家庭菜園のトウモロコシやトマトを食べた。

           

           

 昼食はみんなでジンギスカン鍋を囲こんだ。
一家族ごとに自己紹介や感想をのべあった。

           

 「15年前に卒業しました」と言うお母さん、「子供に写真を見せました」と喜んでいました。
「楽しい企画、ありがとうございました」という以前豊寒別に住んでいたという老いた方、皆さんにとても喜んでいただきまし
たし、私たちも沢山の元気をいただきました。

 住む人は少なくなっても、たとえ瞬時であっても人々の声が集落の中に、こだますることは素晴らしい事です。
はじめての試みとしては、大成功に終わった「子孫サミット」でした。 
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お嬢様の搾乳体験

2012-09-17 13:29:12 | Weblog
 先日、3泊4日のファームスティに中部からやってきたお嬢様がいた。
会話の所々で都会の空気と職場に少し疲れている様子もうかがえたが、何もない静かな山奥にやってきたとき
に、ほんの少しだけ安堵感も感じられた。

 お嬢様はさっそく、牛舎に入り搾乳に興味を示してくれた。搾乳体験の開始だ。
最初は黙って眺めていたが~~~

            

 青草を腹一杯食べて戻ってきた牛の乳房は固く張りつめていて早々に触ってみた。
まずは乳房の前搾りから・・・。親指と人差し指で乳頭を握り、他の3本の指で絞り出すが・・・・。
本来、ナカナカ難しい事だが、簡単に搾ることが出来た。それから乳頭をきれいに洗浄とマッサージ。妻の丁重な指導が
良かったのか簡単にマスター。

            

 できるだけおとなしそうな牛からら順次同じ作業を繰り返していく。
そして、生乳を搾るミルカーと言う機会の取り付けの体験に・・・。「できるだけ空気をいれないように・・」との私の
優しい指導に、これまた簡単にマスター。
「酪農家への道も夢物語ではないな~」とは少し早とちりの私の感想。

            
                 
 都市の方々に、ファームスティしていただき、酪農に興味を持っていただくことはとても意義あること。
きっとお嬢様にとっても初体験であって、心にのこったものもあったであろう~~と勝手に推測した。酪農の良き理解者
、応援者になってくれるだろう。

 あっという間に過ぎ去った3泊4日、何もない山奥の我が家にもたっぷりと都市の空気をはいておいていただいた。
都市と農村のささやかな交流も出来た。

 対面の夜からは毎夜飲んでいたが、最後の夜も、なごり惜しく「乾杯」した。

                                    
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薪(まき)ストーブ

2012-09-16 21:33:08 | Weblog
 家庭菜園でも「収穫の秋」だ。
トウモロコシも残整理し枝豆も取り、ジャガイモもほり、収穫を薪ストーブで満喫している。

 いまの時期、薪ストーブは、私どもの所の家庭では全くと言っていいほどない。
20数年前までだろうか~居間の中で赤々と燃えていた事を思い出す。
そんな薪ストーブを買ってきた。4800円だっただろうか。家庭菜園の「トウモロコシゆで」体験のために
購入したものだ。

          

 トウモロコシもゆで終わり、枝豆も食べて、最後はジャガイモの試食を行った。

          

 薪ストーブは素晴らしい。ものすごく燃えてくれる。
「まき」を燃やしながら、暖をとった過去の生活を思い起こして見ることが出来た。

 我が家の生活の歴史を語るときに、暖をとるための、3月下旬頃から次の冬支度のために切る「まき切り」を決して
外すことに出来ない出来事でもある。(少し回りくどい言い方だ)

 フト気がつくとなんだか最近杯の日が続いている。
事実かどうかは定かではないが、健康に留意しながらだが・・・。

 懐かしい薪ストーブに感謝だ!!
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学生さん その4

2012-09-15 20:09:18 | Weblog
 北海道教育大学食育グループの酪農体験塾の2日目の朝も早い。
午前5時50分には畜舎前に集合。畜舎の入り口付近で搾乳の仕方などの説明と搾乳時のミルカーの吸引を
体験した。その後、トウモロコシのもぎとりと薪ストーブでのゆで方を体験した。

            

            

 家庭菜園での自家野菜を栽培することの必要性を学んでいただいた。
牛が放牧地に出た後の畜舎内の清掃体験や放牧地までの牛追いなども行った。

            

 
 朝食後は体験最後として、乳製品作りのバターアイス作り体験に挑戦。

            

            
 
 白い牛乳から黄色いバターが出来ることの説明など、牛乳から出来る乳製品の色々について学んだ。
日々飲んでいる牛乳がどのような形で生産されているかを、牛に触れたことのない若者が体験したり学んだことは
意義深いものがあったと思います。

 必ずや酪農の良き理解者になってくれるであろうし、酪農体験を通して学んだ「食や命の大切さ」を、将来先生になっ
たときには、必ず伝わっていくものと確信した。

 そして、みんなで看板前で記念写真を撮り、1泊2日の全ての日程を終了した。

            

 
        
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学生さん その3

2012-09-14 22:53:23 | Weblog
 今日も暑いあつい1日だった我が家周辺。
もう1ケ月もすると雪の心配をする時期なのに・・・。この暑さはいったい・・・。

 さて、「酪農体験を通じ命のあたたかさに触れ、人間として生きていくために様々な命をいただいて事を知る」など
ぶんちゃんの里で1日目の酪農体験塾を11日には盛会に終了した。

 いつものように搾乳体験では酪農青空教室で、私の語り、妻の紙芝居と続き、搾乳体験・・子牛のほ乳と・・・。
講師
               

               

 握りしめたてから真っ白い生乳が出てくることに歓喜が上がった。
ほとんどの学生が初めての経験で、牛や生乳のあたたかさを肌で感じていただいた。初めての人の搾乳体験にしては搾り
方も上手で、ふたに握りからどんどん出ていた。
牛さんを囲んで記念撮影。

               

 その後、牧草地の中に転がっているラップサイレージの作り方の実演。
白や黒のラップサイレージは昨今の北海道の農村地帯での風物になってる。しかし「あれがどんな風に作られているかを
知ることも面白い」と思っての実演。できあがったものに、直ぐに飛び乗る光景はいつもと同じである。

               

 みなさん結構関心されていたようだ。
できあがったものを力をあわせて転がしてみた。結構動くものだ。

               

 搾乳体験、ラップサイレージの実演と日程をこなし、夕方には関係者も含めて定番の焼き肉。
宴もたけなわの頃、恒例の全員による「一発芸」を行う。

               

 中国から留学されている方も素晴らしい日本語でスピーチ。
岩手県で震災にあわれた学生も、涙がらに当時の恐怖を語った。震災の状況を知らない私たちに撮っては、生なまして実情と
して心にしみた。

 「一発芸」の最後のまとめは佐々木先生によるスピーチで幕を下ろした。
いつでもどんなときでも、学生の視線で物事を語り、学生に「何かを感じ取ってもらいたい」との願いを込めて力説する姿
から、学生えの思いが伝わってくる。

へ               

 こうして、1日目の体験塾は終わった。牛乳や酪農の良き理解者になってくれるだろう。   (つづく)
     
             (事情があって今夜は、浜頓別温泉で杯が終わってからの書き込み、脱誤字には気をつけましたが・・))
 
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学生さん その2

2012-09-13 08:59:45 | Weblog
 目がくるくる回ってからブログに向かうと誤字脱字の多いことに驚く。
酔いがサメて朝読み返してみると恥ずかしい限りだ。

 さて、1泊2日の北海道教育大学の酪農体験塾は強行日程の全てを終えて昨日午前11時30分に次ぎの目的地に
向かった。全ての体験の最後にまとめとして、一人一人が感想をのべ、多くの質問も出された。

                

 近くで牛を見るのが初めての学生がほとんどで、日々飲食している牛乳や乳製品の親元の牛ちゃんに触れられたことは
意義あるものであっただろう。

 最後にみんなで記念写真を撮し、私たちは見送った。
学生達は、浜頓別町内でさらなる研修を積んで、もう1泊して今朝、浜頓別を離れ、旭川で最後の研修をして夕刻に
帰宅予定だという。

              

              

 受け入れた私たちも沢山の元気をいただいた。(つづく)
                   
                                  (わけあって昨夜も遅くまで少し飲み過ぎました) 
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学生さん、その1

2012-09-11 22:45:36 | Weblog
 毎年、今の時期、北海道教育大学の学生さんが酪農体験塾にやってくる。
今年も、9名のずく生さんと先生、関係者の人などを迎え入れた。今日の予定のメニューを全てこなし
交流会をやって分かれた。

          

 今年で4回目になるが、元気いっぱいの今年の学生さんを無事に迎え入れた。
恒例に酔って、搾乳体験の青空教室や搾乳、ほ乳などの体験の第1日目を終えた。

            


 
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酔っ払っちゃった~~

2012-09-10 21:14:13 | Weblog
 雨のあと、むし暑い日の1日だった。
今夜は久しぶりにご来訪いただいた、ファームインのお客さんと楽しく飲んだ。

           

 (文と写真は関係ありません)  町のこと、病院のこと、人生のこと、家庭のこと、色々と話しは弾んだ。
人は出会いがあって、その出会いの人と色々語り、語りの中から、どこかで共通の話題に出会いより親しみを感じていく
ものなんだろう~~。

 酔っ払ってもブログに向かう勇気もあるんだなあぁぁ~~と、自己満足に陥っている。
まだまだけんこうだから安心だよね~と自分に言い聞かせながら・・・・・・。

   (ここまで書くのにだいぶん時間がかかりました。やっぱり酔っているんだね~)        
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祭典

2012-09-09 12:21:10 | Weblog
 昨日と今日は私たちの集落、豊寒別地域のお祭りであった。
お祭りといっても金魚すくいがあるでなし、綿アメが売っている露天があるでなし・・・。本当に素朴そのもののお祭りで
楽しいものであ。

        

 今でこそ周囲は大木に囲まれているが、集落の住民を見渡される小高い丘の所に建立されている豊寒別神社。
未墾の地に人々が住むようになると、子供の教育とともに神社の建立のことが話題になる。
記録誌によると私たちの集落の神社も、開墾のクワが下ろされてから間もない大正10年に建立されたとある。

 密林の中に入植した先人は心のより所として、また、実りの秋の収穫に感謝を込められて9月に設定されたものだ
ろう。数年前までは9月14~15日となっていたが、今を住む人たちの都合で9月はじめの土日に変更された。

 わずか22世帯になってしまった集落のお祭り。以前のように「何かをやって楽しむ・・」と言うことは出来なくなり
集まって杯を片手に、コミュニティを交わすだけになっしまった。
昨日の宵宮祭は、お参りのあと神社境内でいくつかの輪になってバーベキューを楽しんだ。これも最近の定番になってきた。

 それだけのことでも、集落の人々は集まり交流を深めあいます。

                    

        

 旬のサンマやイカなどもたらふく食べ、それぞれの出来事を話題に交流を深めあいます。
小さな集落の1年に一度の楽しいお祭りもお昼前からのぼちぼちと落ちてきた雨を避けるため、早々にかたづけて、その後
ゆっくりと社務の中で、祭壇にあがったサケや野菜の鍋におにぎりを食べて、お祭りは終わる。

 昨朝からみんなで準備してわずか賞味1日の出来事、集落住民のコミュニティの大切な1日でもあった。
           
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