今日の作業は・・。

　。晴天続き。今日も暑い。
そんな中、お出かけ前の作業終了を目指して2番草のロールに汗だく。故障なく順調に働いてくれるトラクターに感謝だった。眺めの良い牧草地での作業は疲れが吹っ飛ぶくらいに気持ちも良い。こんな調子でこれからの作業も進むことを望みたい

明日から2学期というが・・。

　猛暑続きの全国。我が家周辺も30度、少しだけ風にさわやかさを感じさせますが、暑い暑い日でした。20日まで晴天がつづきそうです。

　そんな暑い中ですが、近隣の小学校は明日から2学期がはじまるそうです。隣町に住むなつき君も明日からの2学期が始まるというのに、宿題の残量が一抱え残っているという。
そんな姿を見かねて、我が家に連れてきて特訓がはじまった。

　自由研究の制作にお姉ちゃんの力を借りて頑張る姿もかわいいものだ。「2学期も頑張ってもらいたい」と願わずにはいられない。

　2番草の収穫も明日でおおよその一段落。作業を急いで終えて、夕方は出札出張だ。

「ヤマベ」釣り

　ソフトクリームを食べに来たＨさんはやまべ釣りに行くという。私の家の前を流れる小川で豊寒別川である。かつては沢山のやまべが釣れた川で釣り人には知られた川の一つでもあった。
最近では、釣り人の姿を滅多に見ることはない。そんな川にＨさんは釣りに行くと言うのだから、どこで情報を得てきたのかと少しふしぎであった。
1時間ほどで戻ってきたら十数匹のやまべが釣れていた。「良かったですね～～」と喜んであげた。「天ぷらにする」と張り切っていたが、美味しく食べただろうか～～。

ソフトクリーム その２

　山奥までソフトクリームを食べに来てくれる人の中にはリピーターの人も多い。私どもにとっては感謝にたえない。
そんな中の一人にＨさんがいる。お盆の休日に自慢の彼女のＭちゃんを連れたやって来た。Ｍちゃんとは春以来の2度目の再会だったが一段と美しさをましていて、Ｈさんの自慢は一段と高まっている様子が体一杯に表れていた。その熱にソフトクリーム溶け方がたべるのが間に合わないくらいだった。しかし、とても美味しそうに食べてくれるからうれしくなる。
　
　Ｈさんはいつもソフトクリームを2個食べてくれる。この日は我が家の前を流れる小川にヤマメ釣りに出かけたがその後カレーを美味しく食べてくれたため１個だった。

　いつもいつも僅かな数だけしか売れないが、「美味しそうに食べていただけることがなによりだ」とは店番の妻の弁。

　昼も食べたが、Ｈさんの夕食はカレーを作るらしく我が家の自家菜園のタマネギを2個もっていったが、まだ成長過程で「にがかたったたろう」とカレーの味が気になっていた。

ソフトクリーム その１

　暑い日はアイスに限る。我が家の牧場内にある茶屋「へこっこ」でも搾りたての低温殺菌した牛乳をたっぷり使ったソフトクリームを1個250円で販売している。
町に中心から12㌔もある山奥までわざわざ食べに来てくれる家族連れがいることに感謝をしたい。1個のソフトクリームで、牛乳を語り酪農を語りあうことが事が私達に沢山の元気をいただいているのでしよう。

五右衛門風呂

　雨上がりのムシ暑い日の最北。突然に降り出す強烈な雨。大気の状態が不安定なのだろう。さすがお盆の時期、国道を走っていると本州ナンバーの車が多く目につく。
我が家のファームインにも本州の車が・・・。ご家族の来訪を歓迎した。搾乳体験やアイスバター作りを体験。そして、五右衛門風呂にも入浴した。久しぶりに五右衛門風呂に火が入った。お父さんも子供と一緒の五右衛門風呂での大サービス。明るい明るい家庭の様子がうかがえる。何もない静かな山奥で楽しんでいただいた一時でした。

シャワーを浴びたように・・。

　我が家周辺も前線と台風の影響で昨日きょうと雨が続いている。私どもの町はさほどではないが、北海道道南の一部地域では被害もでているようだ。

　昨日からの雨は、私達に取っては猛暑の日々に恵みの雨のようであった。何よりも喜んでいるのは、暑さに弱い牛ちゃん達ではないだろうか。昨日は1週間ぶりに放牧地（外出）に出ることができた。
時折、厳しい雨は牛ちゃん達にとってシャワーでも浴びているような気持ちの良さであったろう。今日の雨のさなか放牧地をのぞいてみたら、とてもすごしやすそうに草を食べていた。日中の気温も23～24度くらい。太陽が出ていないが、これでもムシ暑さを感じてしまう。
これから先、本来であれば、ひと雨後とに涼しさを増してくるのですが果たして今年はどうなることやら・・・。

放映

　先般行われた、東大生を中心にしたクッチャロ湖プロジェクト主催の自然体験ツァーの様子が前段として、あるニュース番組の特集として「学生達が漁業、酪農体験で学んだものは」とのタイトルで放映された。本番の放映は来月初旬で30分間の予定という。

　放映の中で学生達が初めての体験の中で得たことが伝わってきた。
いつもさりげなく食している魚介類や牛乳が多くの方々の関わりの中から生まれていることを考えていただいたようだ。
そのことは、私達が最も伝えたいことだったかも知れない。

ドングリキツツキ

　連日、暑い話からの書きだしになってしまう。本当にどうなっているのか、この暑さ。ジメジメは牛も人もこたえる。放牧に出せない牛たちも畜舎内で「ヘィヘィ」と舌を出して呼吸している。たまらなく直径1メートル以上もある扇風機を出してきて、牛ちゃん達に送風した。明日から雨の予報。久しぶりに外に出られるか～～。

　8日にＫさんデレクターの制作した、ＮＨＫの「ダーウィンが来た」を見た。いつ見ても素晴らしい制作だ。さすがＫデレクターさんと絶賛。最後にＫデレクターさんの氏名もきちっと確認。アメリカでの長期間に渡っての撮影、字幕を見て沢山の方々が関わっていることをおもう。

　自然界のドキュメンタリー的番組を見るときいつも思う。「よくぞあのような場面を撮影できるのだ」と・・。いつか、撮影の裏話を聞きたいものだ。
自然界の生き物の家族思いの生き方、必死になって守ろうとする家族愛、兄弟愛と賢い知能は厳しい自然界の中で生きるものだけが身につけるんだろうか。
もしかすると、「一番身についていない生き物それは人間ではないだろうか」と感じてしまった。

　たとえ姿は小さくとも、厳しい自然界で生きのびようとする知恵と力のあることを大いに学ぶべきは私達だ。
胸がはじけそうになるような事件が相次ぐ人間社会の中で、自然界の生き物から学ぶべき事が多くあることを感じさせてくれた番組であった。

　ありがとうＫデレクターさん。次回の制作を楽しみにしています。

出会い

　今日もムシ暑かった。暑い雲に覆われた午後６時の我が家周辺の気温は２７度。ウンザリと汗だくでの仕事。牛ちゃん達も熱射病が多発してるとか・・。幸い我が家では今の所かかっていないが、相当にダウンしているようで食欲がないようだ。

　数日前に北海道を自転車旅行している関東の大学の先生がファームインしてくれた。帯広空港からオホーツク海を北上し、前泊が紋別だったという。自転車旅行は初めてだと言うが１日に相当に走れるものだと感心した。

　自転車旅行というと私にも思い出がある。高校２年生の時の夏休みに友人と２人で阿寒方面に４泊５日の自転車旅行に行ったことがあった。当時の国道は砂利道も多くとても走りずらかったことを覚えている。

　氏とは朝食前に仕事の合間に、立ち話ではあったが話す時間があった。
我が家周辺を散策したらしく「酪農だけでも忙しいのに花を植えたり宿をやったり、体験を受け入れたり・・どうしてそんなエネルギーがあるんですか」と尋ねられた。「すきなんでしようかね～～」などと答えたが「ただそれだけではできませんよ」と・・・。

　今日、「ふと」その時の会話の事を思い起こした。「何故私達はこんな事をしているんだろう」と。
言葉では上手く表現できないが、「出会いが楽しいのかも・・」と。初めてあった人が、私達の仕事や生活、色々な体験や話に感動してくれる。その感動する姿を見て私達が沢山の元気をもらう。「もうやめようか」と思っていると「いただいた元気が次なるエネルギー」となって「またやろう」に変わっていく。

　「出会いは素晴らしいものだ」と思う。いままで何人の全国の方々との出会いがあっただろうか。この先も、もう少しこうした活動が続きそうだ。
今月も宿泊、酪農実習、ファームスティ体験などがある。新たな出会いがつづきそうだ。