LUNACY

cygnus' blog

日本フィル×外山啓介『皇帝』@オーチャードホール

2011-02-27 21:48:33 | ピアノとクラシック
行って来ました~。
指揮は現田茂夫さん。

曲目は
ベートーヴェン『皇帝』以外はチャイコフスキー・プログラムで

★《エフゲニー・オネーギン》より「ポロネーズ」
★幻想序曲《ロメオとジュリエット》
★《くるみ割り人形》より「花のワルツ」

日フィルはこの前の年末に聞いた某オーケストラより上手くて良かったです♪

簡単に外山くん『皇帝』のコメント。

まず、とにかく曲にのめり込もうとしていて、体や頭を動かしながら演奏してました。

ペダルの踏み込み過ぎがなかったのもマル。
左足のペダルをあんまり使ってなかったけれども(笑)。

最初のイントロでミスっちゃいけないと慎重になってたかな?
でも、コケることなくスムーズに行きましたね♪

とくに第1楽章は本人がインタヴューで答えていた通り、Es-Durって調性を意識しているんだな~って思いました。

んで、ファンつながりの友達のおしゃべりで話題になって、あぁそうだったな、と思ったのが、第3楽章。
もっと迫力が欲しかったな、と。イントロとラスト。
イントロはとくに(第2楽章と切れ目なく演奏なので)ココから変わるゾという空気切り替えのところなワケで。
あと、第3楽章の8分の6拍子のリズム感がもうちょっとかな?

でも、トータルでは、ここ最近では結構いい演奏でした☆

あ、ただ姿勢が少し心配で、そのうち肩や腰を痛めないかなぁ~ってのが気になったかな。
Comments (2)
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『冷たい熱帯魚』@テアトル新宿

2011-02-26 22:40:26 | 映画
園子温監督。
『紀子の食卓』『愛のむきだし』の監督さんです。

いやぁ今回もブッ飛ばしてますw、このオッサン、いや失礼m(__)m監督さん。

みんながそれぞれ狂っていて、ストーリーも狂っていて、んで観客に「オマエモナー」って言っているヤツ。
洗脳ってこんなにも簡単♪っていっている気がするのも、いつもの園子温ワールド(笑)。

実話の猟奇的殺人事件もとにしているそうで。
ホラーとバイオレンスとエロスとのミックス。
ほかに、ちょっとだけ阿部定の事件引用しているのかな~?
だから、もっと猟奇的殺人シーン比率上がるとホラー映画だし、あるいはセックスシーンが増えたらポルノ映画かも。


例のごとく(園監督ですからw)、血みどろドロドロシーンもたくさんあります。
ただ血しぶきビッシャ-が今回は迫力弱かったかな?(と書いている時点で僕も狂ってる?(笑))


ただ、これはボクより一世代二世代以上年長の他の監督さんにも言えるのだけれど。
ストーリー上でその中にいる状態ではふむふむ、とはなるのだけれど、リアリティーを持って共感できないのが、セックスに「至る過程」のコミュニケーション。
イキナリ脈略なかったり、暴力伴ったり、バイオレンスと結びつくものなの? 男ってそういう欲望を持つものなの?男子だけれど、全くわからんです。
強姦って、そもそも僕的にはシチュエーション的に無理!なんだけれど。
というわけで、映画とかでこういうシーンが出てきても、実感とはセパレートしたところで理解しているのでした。


あと小ネタ。
中泉英雄どこに出ていた?
やくざモンのなか?
何で気づかなかったんだろ?(笑)

あと、水道橋博士が警告していたけれど、この映画が上映できなくなる都条例なんてまっぴらゴメンだじょ!
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『イムリ』第9巻

2011-02-25 08:11:07 | 本・コミック
読了。

このSFサーガのコミックももう9巻。

いやぁ三宅乱丈センセの物語構想力ってスゴイです。奥行きの深さに脱帽。
まだ続くみたいだし、これからも期待☆

ただ、今巻ではニコがナウシカのクシャナっぽく見えたのはナイショ(笑)。
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斎藤環『家族の痕跡~いちばん最後に残るもの』(ちくま文庫)

2011-02-24 08:24:49 | 本・コミック
読了~

実は、斎藤環先生は高校の大先輩にあたります(笑)。

網羅的に「家族」についての論考というかエッセイ集(連載に加筆まとめの単行本の文庫化)。

いろいろと興味深かったんだけれど、困ったことになんか感想をまとめにくい(汗&笑)。

ひとつ書くと、あとがきを除いた本文で、斎藤氏ご自身のことに全然触れられていないので、もっと触れてエピソード引用とかすれば、よりインパクトのある文章になるのになぁ~と思わないでもなかったということでしょうか。
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Documents to Goを使ってみた。それから、twitterについて、さらに。

2011-02-19 16:00:50 | 冴えない日記
EM・ONEα(Windows Mobie 6.0 Classic)にて、トライアル版を。

結論。どのソフトも、全然、だめ。
ひさしぶりに絶叫級に超使えないソフトに当たってしまった(笑)。
現versionのさらにAndroid版は、わからないけれど、Documents to Goは最初から使えないと思っていた方がよさそうだ。
すなわち、今期発売のスマフォでMicrosoft Officeの各種ファイルを扱うのは厳しいってこと。

やはり、そういう使い方するには、ネットブックなどのUMPCや、VAIO Pあたりを使うことを考えろということか。


連日書いているtwitterについて、また少し。

twitter上にて、アーティストがチケット先行予約をしたり、ファッションブランドが新作アイテム先行予約をしたり、という例をみつけました~。こういうふうに、やっぱり、使えないと損する場面が出てきているなぁ。。。。インフラ化は確実に進んでるなぁ、と。

あと、自分がついついツィートしてしまうのは、反応があってうれしいとか反応を期待できてしまうってことだけじゃなく、フォローしている人・店・組織(!)に伝えたいことがあるって意識してしまうからだと、今更ながら気がついた(笑)。要するにお節介大好きなダメ人間ってこと(笑)。
それに、自分対組織で、組織に影響を与えることができる・そこまでいかなくともメッセージを届けることができる、と思える・勘違いできるのも大きいですね。

まる。
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twitterについてのコメント・つづき

2011-02-19 00:40:46 | 冴えない日記
今日はネガティブに感じていることを。

・芸能人は寝てるとき以外芸能人
ホントに恐れ入りますというか。
お疲れ様というか、つねに気が休まらないんじゃないかと余計な心配(笑)。

・いろんな情報入る→フツーの人がフツーにできることがジブンにできない&経験していないことに滅入る・鬱になる。
情報飛び交う生活でのお決まりのパターン。
今までに経験している人は、絶対に100%再び繰り返すので要注意。
ネットに限らず他のメディアと同じことだけれど。
他者からの情報が入る以上避けられない。しかも、ネットなので、広く速く入ってくるのがポイント。

・タイムラインが美しくない。
そとそも論として。
のんべんだらりんと、だらしなさの極限なので、ホントにそれだけでも嫌になることもよくあります。
そのうえに、下らないツィートが並ぶと、それはそれはイライラ&ムカムカで耐え難いものがありやす(笑)。時としての話しですが。
要するに、こんなの読んで貴重な時間を無駄に?と後悔もよくあるわけです(笑)。
まぁ下らないワイワイは僕もやっているし、その点で矛盾はかなりあるのだけれど(笑)。

とりあえず、有益な情報も溢れるくらい多いけれど、玉石混交ってこと。
情報をサーっと斜め読みすることに慣れていない人は、最初は安易にフォローを増やさないこと(笑)。
twitterはあくまでツール。
なくても死にはしません(笑)。ただ、困ったことにツールというものは、使ってみないことには、どう役に立つのか・立たないのか感覚的にわからない(笑)&使い方の工夫ができないというのが厄介。

・bot系は、RSSリーダーで対応できるものもあるので、それは別にフォローしなくてもいいのでは?と、フォローしていないものもありやす。

・フォロー切り&切られが、あまりに簡単すぎて、ちょっとなんだかなぁ。
過剰流動性あるので、ひとりひとりとの付き合いを大事にしたい人は注意。mixiよりもさらに少し深く心して。
mixiマイミクの場合は、リアルに会ったり、リアルしてなくても1回2回メッセージやりとりしてからだけれど、その手間がないことによる負の側面があるってこと。
よくわからんのが、インディペンデント系映画の宣伝用のアカウント。
あっちが僕をフォローしたと思ったら、数日後フォロー切りしてたりアカウント消滅していたり。謎。

・人か、何かの組織の代表、何かの代理人としかフォローする・されるの関係は生じない
つまり、mixiコミュニティに存在するような、何かコンセプトそのものや、虚構やストーリーそのものとはフォロー関係構築できない。
これは意外とキツイひとは多いのではないかな、と。
アカウント複数の使い分けだけでそのひとの多重人格の全体像のサルベージは無理だと思うので、その部分については期待は禁物じゃないかと。


とりあえず、この2週間使ってみて、こんなところです。
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“Paradise Kiss”(完全版)

2011-02-17 23:50:50 | 本・コミック
矢沢あいセンセの代表作のひとつ。最近になってやっと読みました~。

“NANA”とキャラクター設定がいろいろかぶっているねぇ~。
というか、このパラキスの成果がいかされているのが“NANA”ってことか。

最後の最後で気づいたんだけれと、ジョージって、カルチャークラブのボーイジョージとかけている?
NYのミュージカルにあったよね?カルチャークラブのやつで、しかもボーイ・ジョージも出演のやつ。
うがちすぎかな?

まぁとにもかくにも、ファッションものだけあって、そのセンスは超光りまくってますね。
脱帽。

『冬物語』(サッポロビールじゃなくて(笑)、原秀則のコミック)の奈緒子と同じように、進学校の生徒が、大学受験に疑問を持って、迷いながらもやりたいことを見つけて突き進むストーリーなんだけれど。
『冬物語』の奈緒子(脇役だけれどw)と較べたら、遥かに主体性のある芯のある女の子ですね。これがバブル期とゼロ年代の差かもしれない。
というか『冬物語』のほうがうまくリアルな女の子を描けていないのかも。

あと、ヒロインが、成功と挫折の両方をパラレルに経験するというのも“NANA”と同じだね~。
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テレビ東京★モーニングサテライト(2011.2.15)

2011-02-15 08:34:01 | 冴えない日記
特集が、体力つくりに力を入れている、「世界一の幼稚園」だそうで。

率直に言って、すごく違和感というか嫌な感じのする特集でした。

一番、象徴的だったのが、プールで鼻血を出していた男の子のところ。

幼稚園教諭は様子見て放置しておくのはいいとして、友達は誰も「大丈夫?」って声かけに来てくれないの?(つまり、友達が声をかけてくれて、その上で「うん、大丈夫!」ならいいのだけれど。。。)
日頃から困っている友達を救けないヤツには、困ったときに誰も救けてくれないぜ?
この子達、将来、困った友達やまわりの人たちを救けないで平気になるんじゃない? そんなエリートって成功者??
じゃなかったら、自分をたすけてくれる友達いなくてハッピーな人生送れるの?
あ、自己責任ですか、そーですか(笑)。

ちなみに、現在、まだまだ働ける50代60代の孤独死が多数報告されてます。
ほとんどが、低所得者ではなく、助け合いをしないがゆゑに、輪に入れてもらえなかったか救けの求め方を知らなかったエリートさんです。
そう!あの子たちが、この予備軍に思えてならないワケ。

すなわち、幼児期に極めて重要なこと、それは

連帯感&信頼感>>>>>>達成感

なんである。
いや体力(笑)も達成感も大事だし、それは否定しない。でも、こんな基本的なこと、ちょっと考えたらわかると思うんだけれど。

不安定な世の中で、大企業でもいつツブれて路頭に放り出されるかわからないからこそ、「強くたくましく」よりもむしろ「仲間とのたすけあい」じゃない?
そして、「強くたくましく」は、「たすけあい」より、遙かに「自分さえ良ければいい」ってコンセプトと親和性高いのに。


それに、あの教育は、ムチが入ったら文字通りのスパルタ式だよね(笑)。
これも否定しないけれども。


そして、親たちへのインタヴュー。
自分の子どものことしか考えていない(=子どもの友達や地域の子どもはどうでもいい)エゴ丸出し。
いつも二言目には、「子どものためを思って」とか言って、自分の子どもさえよければいいのか?の突っ込みには「そんなつもりじゃない」とか言うんだろうな(笑)。
せめて、「仲間同士と高めあえるから」くらい、同じくらいの優先度で言って欲しかった。
とてもグロテスクな価値観の親たち。
バっカじゃねえの?と思ったのは内緒(笑)。
こっちの親たちのほうがよっぽど問題なのかも。
鼻血出ている友達に一言声をかけることすらしない子どもに育って、それで素晴らしい子育てと思ってるんだったら、僕は、ゾワ~~って背筋寒くなる。


つまり、簡単なたとえばなしでまとめると、鹿は子どもを谷底に突き落とすとか、ライオンは弱い個体を食べちゃうとか言うけれども(だよね?)、野生動物はその連帯だってすごいぜってこと。

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twitter始めてのコメント

2011-02-12 16:08:20 | 冴えない日記
twitterを始めました。
気乗りしなかったんだけれど欲しい情報が、そっちに流されるもんだからせざるを得ない状況になってしまいました。

発信しないとかいいながら、1日ひとつふたつはつぶやいていて、矛盾してますが、気にしない方向で(笑)。

ちなみに、
@本名ローマ字 のアカウントでやってます。


以下、コメントをつらつら。


☆そもそもはミニシアター(含む名画座)のロードショー情報収集のためってのが一番大きな理由でした。
シアター側と制作側の両方の情報を、うまくフォローするためというか、彼らがコッチに走るもんだから(笑)。
でも、昨今の興行形態を考えたら、確かにこれが一番便利な情報ツールなんだろうね。


☆ミュージシャンの利用率が高いね。
スポーツ選手はそうでもないかな。

松岡英明がかなりすごい。つぶやきも、やりとりも(笑)。
小室みつ子は、さすがライターで硬派ネタもツィートしてました。

小室哲哉と松浦勝人のやり取りがまたバカにできない。
ビジネスとしての音楽の視点からは、そうなるよね、みたいなことを。

いろいろアーティストをあの人もこの人もフォローしようとしたら切りがないわけで。また検索しても引っ掛からない場合もあるわけで。
そっか!ロッキンママこと東海林のり子をフォローすればいいんだ!(爆)

ほかにも芸能人同士のつながりを知ることができて面白いわ(笑)。
別に「メール送りました~」をツィートしなくてもとは思うけれども(笑)。

ほかに、解散したバンドの公式アカウントがあった(しかも複数)のは、ウケました。
事務所やFCが残っているならそれはアリですよね。


☆郷里の書店が本店支店間の連絡に使っていてウケる。
他社の業務連絡って面白いね~。
しかもそれが書評というか、目利きによる宣伝になっているのがスゴイ。
こんな使い方もあったのね。ソフトバンク社長の「○○君、やろう!」だけじゃないってこと。


☆政治家におけるtwitterユーザーと年齢層。
若い層が圧倒的じゃない? 年長世代が使いこなせていななら、先進国にも新興国にも負けるわ(笑)。
橋本大二郎はよくツィートするけれど、よく考えたら元アナウンサーだったな。メディアの使い方にたけているということかいな?


☆ユーザー年齢層の話・2
谷川俊太郎が使っていてビックリ。年齢考えたらスゴイよ(笑)。コンピューターおじいちゃん認定。
年長世代だってちゃんと使おうとするひとは使えるわけで。


☆どのクライアント使うか?
ケータイ公式サイトや公式アプリだと、見ずらかったりリツィートが公式リツィートのみだったりと、意外と不便。
となると、各種野良アプリの出番になるわけで(笑)。
ビューアのフォーマットはもとより、公式リツィートと旧式リツィートのどちらがデフォルトになっているかとか差がありますよね。
とにかくビックリするほど、皆さんそれぞれにお好みのクライアント・アプリ使っていらっしゃいますわ(驚)。
私自身まだ試行錯誤迷い中。

リツィートの話題ついでに。
フォローしている人で、公式リツィートかけまくるひとがいる
某ジャーナリストとか某ミニシアターとか(笑)。
タイムラインが膨張する~(笑)。


☆スマートフォンのほうがいいかも。
ケータイでやるのと、変わらないとmixiつぶわきで言った前言を7割撤回しますm(__)m。すみません。
リツィートのしやすさ・機能や、ウェブサイトへのリンクが張られるときのアクセスの問題などなど、適切な肌に合うアプリを使うことをオススメ。
ここのところ、仕事以外では眠っていたスマフォが大活躍&その一方で貧弱スペック(2011年基準で)のせいでヘロヘロっていう(笑)。


☆タイムラインについて
「情報は分類するな、配列せよ!(分類は整理ではない・そして検索が重要)」
梅棹忠夫の唱えた通り!(ひとつ前の日記参照) かつての著作『知的生産の技術』(2010年8月で85刷だそうで。僕が大学生のときに買ったときは63刷だった)は、まだ古びていないね。
確かに、リストとか分類系の機能はあるけれども、twitterの基本はタイムラインを読む&流れに乗ることにあるわけで。


☆見知らぬ人からフォローされること
これを面白いとか楽しいとかと思えるか?
気持ち悪いと感じるとキツイかもしれないです。


☆反応と不安の連鎖?
芸能人公式やテレビ番組公式から速攻で逆フォローされるんだけれど。
何かイベント開催や放映したときに、ダイレクトにすぐに反応ないと不安なのかな?
自分に自信をもって、右往左往せずにシッカリやりなよと言いたい。
観客あってのビジネスであっても、観客迎合とはちがうぞい。
観客の反応を知って、その上であえてどう行動するか?が大事なんでないかしら?


こんなところかな。
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『梅棹忠夫 語る』(聞き手 小山修三)

2011-02-12 00:48:54 | 本・コミック
帯書きには、
「あきらめたらあかんのです!
 死の直前まで語り通した、自らの生きざまと哲学。」

ボク的には、『知的生産の技術』の焼き直しに、少しだけ人生論的なものを加えたって感じのものでした。
対談です。岩波新書『知的生産の技術』の価格考えたら、この本の価格850円はちょっとボッタクリだなぁ。
でも、人は梅棹ブランドで買ってしまうってワケか、ボクのように(笑)。日経は商売がうまいんだな(笑)。

まず、内容的に『知的生産の技術』の焼き直しのところ。とくに、情報の整理のところなんかは、今も通じることが書いてあって(このあとtwitter関連のブログをアップする予定なのでそちらで)、さすがと、恐れ入りました。

んで、和辻哲郎『風土』は事実認識の時点で間違いだらけだそうで、和辻はスカタンだそうです。
ほかにも、丸山真男はオリジナリティがないとか。
バッサリと痛快です(笑)。でも、こんなことできるのも、梅棹サマだからなわけで(笑)。

というわけで、気楽に読めてプチ刺激ある本が欲しい人向け(笑)。
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『ヘヴンズ ストーリー』@シネマジャック&べティ

2011-02-11 20:38:16 | 映画
連休初日は、横浜まで出向いて名画座ミニシアターへ。
雪だろうが寒さだろうが、気にしない気にしない(笑)。

瀬々敬久監督の作品で、昨年10月公開を見逃していたやつ。

いやぁ長尺の4時間38分!(笑)
力作認定です!

抒情的だったり幽玄だったり。
「水」もうまく使っていますね。
技法的にも、アップありの広角ありの、手持ちカメラで、表現に活かしてはります。
今作品も表現の幅の広さを感じる監督さんです。

それぞれのエピソードがどうからんでいくんだ?と見るもののノーミソを惹き付け続ける構成もすごいなと思いました。

生きるということ、死ぬということ。
そして、怨念や憎悪の昇華、どうやって?
そしてそういうダークな情念の絶ちきりかたは?

と考えさせられました。
「以徳報怨」って言葉は下手に使うとスベルぞ、と。劇団四季の某ミュージカルは要注意だ。

そして、誰かは誰かのかげがえのない存在である(または、たりえる)というメッセージを感じました。

ほかにも、認知症と介護とか、社会的なことも扱っていて、観客が逃げることを許さない映画でした。

あと、役者たちの表情。
結構、引き込まれたっす。


それから配役。
そっか村上淳もパパ役かぁ~。左耳ピアス跡はご愛敬ってことで(笑)。
んで、忍成修吾。
草原バックのシーンとかもあって、何回も『リリィ・シュシュのすべて』を思い出しました。
そういえば、村上淳も岩井俊二の映画何か出ていたっけ?違った?忘れた(笑)。


個人的には、岩手県出身として、松尾鉱山(八幡平市・旧松尾村エリア)ほか八幡平(山としての)でのロケに相当ツボりました(嬉)。


あと、山崎ハコさんの舞台挨拶&トーク。
東京より観客多かったそうでw(今日は首都圏上映最終ということもあってか満席)。
出演者が舞台挨拶とか営業に協力的なのは、いい映画なんだと思う。少なくともカス映画は逆だよね。
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ベートーヴェンな夜

2011-02-10 22:21:02 | ピアノとクラシック
今夜は月末の予習もかねて(笑)、東京芸術劇場へ。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮は飯守泰次郎さんで、ピアノは小山実稚恵さん。

飯守さんケガで右手のみで指揮でした。

1.ワーグナー・楽劇『ニュールンベルグのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
2.ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
3.ベートーヴェン・交響曲第7番
encore.ベートーヴェン・12のドイツ舞曲より、第12曲とコーダ

この前の年末に聴いた某オーケストラより演奏は上手かったっす☆(笑)

ベートーヴェンってのは、つくづくストリングス(に限らないけれど)の響きを計算しつくしている作曲家なんだなぁと思い知らされました。

んで、おめあての、皇帝。
こう改めて聴いてみると、タリラリラリと細やかなパッセージも多いんだねぇ~。
そして、小山さんがさすがだと思うのは、そういうあたりの弾きこなしもあるのだけれど、強弱の付け方の幅の広さ(&そこから呼び出される表現力)もあると思いました~。
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テレビ東京モーニングサテライト(2011.2.10)&森田京之介アナ・第6弾(もういいw)

2011-02-10 07:58:23 | 冴えない日記
朝のアラーム4つ仕掛けていて、一番最初にONされるのがテレビなのです。
というわけで、今朝も滝井アナウンサーの声で起こされるボク。


今朝(2011.2.10)の森田京之介アナウンサーの衣装チェック(笑)。
ピンクの指し色が効いているカーディガンでした☆
もしかして、ここのblog読まれてるのかな?(笑)

んで、池谷キャスター。
スーツとネクタイとか色の合わせとかバッチリなんだけれども(ボク的には好きってこと(笑))。でも、ネクタイ。忙しかったのか、結びがビミョーにゆがんでたぞっ(笑)。

でも、なにげに池谷キャスターって、スーツの着こなしは、ジャストフィットがお好みっぽいよね。
気のせい?


中国への米輸出とか、アメリカと日本の金利上昇とか、途上国と日本の相似の振る舞いとか。
欧米では、株式市場の統合が進んでいるとか。
ネタのタネでは、六本木の花粉症対策メニューのダイニングとか。
ちゃんとニュースも聞いてましたよ~(笑)。
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『上杉隆の40字で答えなさい』

2011-02-10 07:39:47 | 本・コミック
ジャーナリスト上杉隆さんの新刊

気楽に読めて、皮肉が効いていて、ウケる本でした。

ただ、シッカリとものを考える人には、『ジャーナリズム崩壊』のほうが、僕としてはオススメ。


先日の小沢一郎秘書の裁判見ても、記者クラブって、本当にどうしょうもないね。
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「水路をゆく-東京の川・運河を巡りつくす!!-」

2011-02-05 13:57:13 | 本・コミック
イカロス出版のムック。
55分のDVD付録あり。

まずは付録DVD。
神田川→日本橋川とボートからのカメラ映像で巡りますが、BGMなし!(笑)自然サウンドのみ。
ときどきテロップが出てくるだけ。テンション低っ(笑)!
これを良しとするか悪しとするか(笑)。
ウルサくはないけれども、寝る人出てくるんじゃないかな?

本文も、後半はそうでもないのだけれど、とにかく羅列というか。
要するにデータベース(笑)。
いや、オタク向け商品のイカロスだから、まさにデータベース消費の文脈で編集されたのかも。
動物化の時代ですなぁ。
でも、写真とかふんだんに使って、カラフルでビジュアル的には受け入れられるかな。
でも、写真の配置や大きさにメリハリ無くって(笑)、<以下自粛>。
ただ、地図の画力が良い感じかも(笑)。

「タモリの東京坂道入門」的な本を期待するとちょっと肩すかしくらいます。
逆に、辞書的に使える本。その意味では良書かもです。
陣内秀信先生の一連の著作(「東京」とか「東京の空間人類学」とか)で勉強して、その価値観やノリにシンクロナイズした人には、ちょっと物足りないというか淋しいものを感じるかも。
悪く言えば味気ないってこと(笑)。

悪く書いちゃったけれど、後半の江戸の歴史と水路の歴史をまとめて記述してあるのはマル☆
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