LUNACY

cygnus' blog

『神のゆらぎ』(“Miraculum”)

2016-09-28 23:39:45 | 映画
グザヴィエ・ドランが主役(に近い役)で出演(なのでチェックw)。

信仰とこの世の不条理のあいだを考えてみたということかな。

いくつかのカップルのエピソードが時間軸を前後させながら進んでいくストーリー。

結構、音楽に凝っている印象。

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『コロニア』(“Colonia”)

2016-09-25 19:23:21 | 映画
フロリアン・ガレンベルガー監督

エマ・ワトソン&ダニエル・ブリュール主演
実話をもとにしたストーリー。

エマ・ワトソンもタフな役を頑張ったかな。

チリで左派政権できて後、軍事クーデターがあって、活動家が捕まりました。さぁ、その恋人は、どうする?というお話。
捕らえられた先は、拷問をする軍政権と結託した元ナチス主宰の暴力支配によるカルト教団。

そこそこスリルもありました。
でも、どうしても、政治や外交や国際関係論も意識してしまうエンタメでもあり、楽しいだけじゃない映画でした。
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大崎下島・御手洗(呉市豊町)

2016-09-24 16:33:06 | 街・散歩・小旅行
国選定の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の御手洗(みたらい)へ行ってきました。
デジカメの写真のPC移動&保存作業時のミスで、消えてしまいました><。
残っているのが、スマホに残っていて唯一お見せできそうなこの1枚のみ。

なお、広島県の観光キャンペーンで、「広島秘境ツアーズ!」で、斎藤工が起用されているポスターのロケ地は、大崎上島の方の木江(きのえ)です。ココではありません(笑)。

大崎下島は、みかんのブランド「大長みかん」が有名。「柑魂」という碑まであってビビります(笑)。

さて、御手洗の街ですが、港町。瀬戸内海の海運をいかした交易拠点として栄えた街。
写真は、メインの常盤町とおり。江戸時代の街並みが残っているところです。
ココは電線地中化が済んでいますが、ほか、現在工事中のところがまだあります。
ほか、この地区には洒落た洋館(元映画館の乙女座など)もいくつかあります。

ゑびす様も恵美須神社と綴って、ちょっと面白い。鳥居が海を向いていて、そういえば、えびす様は豊漁の神様だったっけか?と。

海の神様の住吉神社。石の太鼓橋が作業中で渡れなかったのが残念。
千砂子波止も、ちゃんと石灯籠?灯台?まで歩いてみてきました。

残念だったのは、若胡子屋跡の修復方法。
技術上仕方なかったのだろうけれど、木の柱をブッた切って鐵の柱と梁に置き換えられていた。何とかなんなかったのかなぁ。
ちなみに、この若胡子屋は、遊女屋敷・茶屋。

旧柴屋の伊能忠敬の資料は地図萌えはチェックしておきましょう(笑)。


蛇足。アクセスについて。
広島BCからのバス(呉マデ高速経由)で、2時間。
呉市の広からの路線バスで広から1時間半。どちらも、安芸灘諸島連絡架橋(とびしま海道)経由で、下蒲刈島→上蒲刈島→豊島→大崎下島。
どの島でも、高台にかかる橋から港のある街に降りて、また丘に登って橋を渡るの繰り返し。広島発のバスの方は、ある程度スキップしながらみたいだけれど。
小長港から大崎上島へフェリーもあったけれど、大長港からの高速船を選択しました(帰路)。大崎上島で何ヶ所か港を経由して竹原まで40分ちょっと。
大長港まで、御手洗地区から徒歩15分くらいだったかな?
大長港の待合室に、超年季の入った今治市内の店の広告が多くて、あぁ、そういう経済圏・文化圏だったのかと。向かいの岡村島は今治市なのかと、そのとき気づいた次第。
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北九州市の街と鉄道

2016-09-14 00:05:11 | 街・散歩・小旅行
門司+小倉+戸畑+若松+八幡で北九州市。
 # 黒崎や折尾はどうなるんだ?といつも思うけれど、一応、八幡に入れてる(笑)。
 ## そして、恥ずかしながら、いままで八幡と「やわた」と読んでいました。「やはた」なのね(汗)。

★若松・戸畑地区

若戸大橋。青山真治監督「サッド ヴァケイション」(2007)を思い出すところ。
歩いて渡れないので、ここは渡し船で。戸畑から若松に渡りました。


旧古河鉱業若松ビル。先日の足尾銅山と同じ古河鉱業。
現役で使われています。


★門司港レトロ
観光案内所でもらったマップの順路の順に。
旧大連航路上屋。稚内の防波堤ドームに少し似ている気がしました(笑)。
日本郵船。
大阪商船。
旧門司三井倶楽部。
この旧門司三井倶楽部は、アインシュタインが宿泊した部屋が修復保存されてます。物理を学んだ人間としてハズセませんでした。ほか、林芙美子記念室もあります。

日本郵船が三菱、大阪商船が住友、そして、三井、と、歴史の長い財閥が勢揃いという感じですね。
上に、古河財閥の建物も挙げましたし。官営八幡製鉄所もあって、往時は潤っていたのでしょう。

門司港レトロ地区から見た関門橋。

跳ね橋・ブルーウィング。昼間、1時間おき?に20分?跳ね上がってるみたい。

旧門司税関。
国家権力w。

門司電気通信レトロ館。
今は、NTTの資料館になっていますね。

三宜楼(さんきろう←「ぎ」と濁らない「き」)
諸所改修していながらも、木造建築三階建て現存。木造三階建て現存料亭として九州最大級。
もともとは、京の都の祇園で鍛えた三宅さんという方が、始めた楼で、末永く宜しく栄えるようにとの名付け。
三階は俳句の間以外は修復中。財政厳しくて、ままならんとのこと。
二階大広間(百畳間)は貸し切り営業可。一階は料亭・茶寮として現役。
また、館内あちこちに意匠が凝らしてあって、面白いです。


とにかく、これだけの建物を(資料館やギャラリーという形でも)現役で使われている(使っている方が朽ちないということでもあるのだろうけれど)のが、スゴいですね。

さて。実は、肝心要の、門司港駅。改修工事中でした。あと、1年半工事しているのだとか(つまり2018年春に終わるのか...)。足場組まれた上から見学可能ですが。残念。
また、上の、街歩きにハマりすぎたせいで、九州鉄道記念館の閉館時刻に間に合わず見学できず!←アホ


★鉄道ネタ
筑豊電鉄・直方駅がわかりにくいところにあるね〜。
北九州モノレール・メーテル塗色
小倉駅・構造がなんかダイナミックw。
415系・今回が乗るのは最後かもしれないですね〜。一応、まだ、結構、残っているみたいですが。

JNRロゴの扇風機。若松線のキハ31系や、日田彦山線のキハ47系で見かけました。


折尾のかしわめし。
帰りの新幹線の夕食。超ド定番。ベタですね(笑)。
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「ダンス・ダンス・ダンス—ル」(3)

2016-09-13 23:53:01 | 本・コミック
なんかもぅ、設定とかがアリエナイんだけれどコミックというエンタメだから許されるというか。
キャラのテンション高いし。

しかし、のめり込んでしまったのか、楽しんでしまったのか、結構、早く読み終えてしまったのだけれど(汗)。
嫌いなわけじゃないんだよな、これw。

というか、キャラのテンション高いコミックストーリーばかり読んでいるからか、なんか、コミック疲れしてるかも(汗)。
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ブルーサーマル(3) 小沢かな

2016-09-11 00:19:42 | 本・コミック
熱いな、空知w。リアリティよりドラマ重視の青春コミックだな(笑)。

ただ、表紙ほかに描かれているJA2235のレジを調べたのは、僕だけではないはず(笑)。
それから、表紙カバーを取ると、そこには、参考文献トップ(かな?)のグライダー操縦マニュアル表紙が出てくるね(笑)。
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「一谷嫩軍記」(文楽)

2016-09-05 09:43:40 | 歌舞伎・古典芸能
国立劇場小劇場

「寿式三番叟」
通し狂言「一谷嫩(ふたば)軍記」

実は、人生初の文楽観劇でした。

予習をせずに臨んだせいもあるけれど、とにかく、全編にわたって、字幕を頼ってしまったのが悲しいというか悔しい。

「寿式三番叟」は祝祭感の舞。

「一谷嫩軍記」は、平家物語の、つまり、源平合戦の一ノ谷の戦いのエピソードに着想を得て脚色したもの。
第三段の後半の、平敦盛と熊谷直実についての、『熊谷陣屋の段』が有名で、僕は何としても観ておきたかったわけです。

「一谷嫩軍記」のうち観劇したのは、三段目 弥陀六内の段・脇ヶ浜宝引の段・熊谷桜の段・熊谷陣屋の段

脇ヶ浜〜の「チャチャ場」が、関西弁の台詞廻しでしたね。
文楽が関西中心の文化だからということなのか、それとも、舞台が今の神戸だからなのか。

そして、クライマックス「熊谷陣屋」。見せ場なので、気合い入れて観てました。
 実は筋書きを買って読んでいたのですが、よくわからなくて、二度読みして、そしてから実際の芝居を観てました(汗)。
とにかく、一枝と一指(ー子)の掛詞のなんと残酷なことか。

家に帰ってからですが、学生時代、文学部の友人に「人間関係複雑なストーリーがお好きなんですね」と言われたのを思い出しました。
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足尾

2016-09-05 00:00:30 | 街・散歩・小旅行
JR東日本の日光線と、わたらせ渓谷鐵道の乗りつぶしを兼ねて、足尾銅山を見学に行ってきました。

まずは、JRを乗り継いで、
JR東日本・日光駅へ。
急いでいなかったのに、もっと見学しておけばよかったのに、何故か意識が向かなかった。アホすぎる。。

そこから、足尾方面へのバスへ乗り継ぎ。

足尾銅山観光(ようするに足尾銅山のミュージアム)へ。

足尾銅山観光

ラックレールを、大井川鐵道ではなく、こちらで先に体験することになりました(笑)。
 ※だだし、ここのは、鉄道事業法の適用は受けません。
といっても、坂を登るのではなく、降りる方だけですれど。

アプト式じゃなく、ラックレールでも、リッゲンバッハ式というものだそうです。

ここでは、入場の際にトロッコに乗せられるのですが、それがラックレール&電気機関車に引かれる方式なんですね。
(さすがに蓄電池式みたいだけれど、もしかしたら、坂を下るときに充電しているのかな?
 そこまでは聞かなかったです。ちなみに、かつて鉱山ではトロリー式も使われていたそうです)

足尾銅山観光内・トロッコ
足尾銅山観光内・トロッコ機関車
足尾銅山観光内・トロッコのレール。
3本レールあるうち、真ん中のギザギザのものがラックレール。
写真のレールは、カメラのアングルの関係でやたら急傾斜に見えてますが(汗)。


いやぁ、しっかし、この足尾銅山。
かつての坑道をそのままミュージアム化しているわけですが、
ガンガン、水がしたたります。養生が追いついていません(笑)。通路の路面も。
鍾乳洞行くつもりでどうぞ(笑)。
しかも、展示の案内読むと、この水って、銅や鉄を含んでいるわけで(笑)。
あ、公開されている坑道は当然ごく一部。坑道総延長は1200km(←単位に注意!粁と漢字で書いた方がよい?)超なそうで。スゴい。

ちなみに、ドリルは実体験出来ますw。

石見銀山(大森地区)のように整備され切ったところを観るノリで行くと大変です。


そのあと、
通洞駅
ミュージアム最寄りの駅から、わたらせ渓谷鐵道を終点へ移動。

間藤駅
間藤駅にて。
のどかな光景がまだ関東でも見られました(ほほえみ)
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『健康で文化的な最低限度の生活』(4)柏木ハルコ

2016-09-02 00:47:09 | 本・コミック
早くも第4巻。
今巻は、虐待の存在がテーマ。重いわ。でも、こういうことを知っておくのは大事だよなぁ。
この巻でも主人公の回想で出てくるのと同じように、僕も、小学校の頃、自分の周りに困窮者(おそらく)いたのに気づけなかったというのはある。

そして、主人公のキャラのビジュアルが僕の姉に似ていて、結構、その意味からもリアル。
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「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」("Sacro GRA")

2016-09-02 00:28:48 | 映画
Sacro: 聖なる、GRA: 環状線の幹線道路

ジャンフランコ・ロージ監督。
2013年第70回ベネチア国際映画祭金獅子賞。
ドキュメンタリーとしては史上初だそうで。
UPLINKにて特別上映。

幹線道路GRAのまわり=ローマ周縁部に生きる人々のようすを切り取ってタペストリーのように織った作品。
終映後の解説の野村雅夫さんは、想田和弘監督の観察映画を参考に挙げてらっしゃったけれど、僕としてはやっぱりちょっとしっくりこない(汗)。

僕には、観ながらずっと「フェリーニのローマ」の現代版・郊外版みたいに見えて仕方なかった。オマージュというかそんな感じ。

映画.comの記事によると、イタロ・カルビーノの名著「見えない都市」にインスパイアされて製作したそうだ。
うっく、この作品、読んでいるけれど、内容よく覚えてない><。不覚(恥)。


ただ、終映後の野村雅夫さん(イタリア文化紹介活動主宰&FM802のDJ)の解説(というか独演会)では、結構、結構笑わせてもらったっす。やっぱり、関西のDJさんは芸人肌なのかw。
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「テンプリズム」第10巻

2016-09-01 00:16:31 | 本・コミック
曽田正人×瑞木奏加。

とにかく、熱いね(笑)。
のめり込んだのか、なんかスゴく速く読めてしまって、逆に読み飛ばししてないか心配になったw。

あと、少年?青年?コミックなのに巻末が充実しているのがいいねv(^-')b
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