LUNACY

cygnus' blog

『レイクサイド・マーダーケース』

2005-01-31 08:29:04 | 映画
@日比谷スカラ座2。
青山真治監督作品。ハイ、私がこれを逃すわけないでしょう(笑)。
今回は、サスペンスです。原作は東野圭吾『レイクサイド』。

監督のサスペンスを観るのは「ワイルドライフ・冷たい血」(だったかな? 豊原功輔とか國村準が出ているヤツ)以来です。今回のこれは、オイラ的にはオススメです!! エンタメとしても成立していますよ。

推理の読みが当たった(というか、簡単かも....)と思いきや.....全然、思いも寄らぬ展開になってました。「そうきたか」みたいな(笑)。ネタバレになりますが、最後まで犯人は誰かわかりません。確かに、推理小説って、別に無理くり犯人を決める必要ないんだよな(笑)。現実に、迷宮入りの事件だってあるわけだし。グリコ森永事件だってそうだし(コレは、殺人事件じゃないけれど)。

青山監督は、役所広司が好きなのかな? 前の『ユリイカ』でも起用していたよね。でも、今回、オイラがツボッたのが薬師丸ひろ子。演技がメチャ上手いとは思わないんだけれど、やはり、感情を表情で、静かに秘めながら表現するのが魅力的。というか、オイラ、ココまで重要な役で出演している----端役の場合は忘れている場合アリ(笑)----スクリーンで観たのは初めてじゃないかな。テレビ放映でみた『セーラ服と機関銃』(年齢がバレる(核爆))以来かも。

映像も、独特の美意識があるし。なによりも、この青山監督、音楽のセンスも良いんだよね。

青山監督作品は、見損ねているのがまだけっこうあって、特に『月の砂漠』を見損ねているのがとっても悔やまれます。今回のように、エンタメ路線だけでなく、アーティスティックな路線の映画も多い(というかむしろそっち。今回が初の大手配給じゃないかな? 今までは、モロにミニシアター系(笑))ので、興味を持った方は是非そちらも観て下さいなっ。

しりとりは、"Nights of Knife"。
TM NETWORKの(再結成前の)ラストシングル@1994年。
今、部屋で3枚組"Welcome to the FANKS!"聴いているから(笑)。あっ、今、転調した(爆)。あぁぁ、いかにも小室メロディだ(笑)。

ゴミ。
昨日、某ショップ(某百貨店のメンズファッションの某テナント(笑))のスタッフくんから電話。「最近、お顔をみないなぁと思って」「是非、いらして下さいよぉ~」他商品宣伝(笑)。オイラってそんなに重要な顧客なのか(笑)? もしかして、カモられてるかも(笑)。にしても、そんなに、買ったかな? いや、確かに4年分トータルすれば結構いくかも(笑)。

今日も、プールに行きました。
だいぶ、感覚を取り戻してきて(一応スイミングスクールに通っていたの~小学校の頃(笑))ますがマダマダ。
今日、途中から、気合いを入れて、コースチェンジして「25m完泳コース」に入って泳いだのが良くなかったと思われ(笑)。やっぱり、他人に迷惑かけられないし、微妙にプレッシャーなんだよね。ガラ空きのコースでも(笑)。苦しくなっても途中で立てないし。そうして泳いでたら、程なくして具合悪くなってきて吐き気とかもしてきてプールサイドへ(笑)。ダメじゃん(笑)。そのままリタイヤ(爆)。体力なさ過ぎ。プールから帰る時、自動測定血圧計がおいてあったもんだから、遊びで測ってみたら、最高が100(笑)。まぁ、先週の状況で、筋肉痛にならないことがわかったんで、今回もその心配は要らないでしょう (笑)。しばらくは、週1回~月1回くらいで通ってみようかな(笑)。
あ、そうそう。カップルかな? ご夫婦かな? がプールに入ってきたのね。そうしたら、片方が片方のレッスンをつけるわけでもなく、競争するでもなく、何を始めたか。二人で、ビート板それぞれ持って、 25m板キック(一般人には、「バ○足」って書いた方が通じるのかな(笑)?)。warming upかな? と思ったけれど、その後も、そればかり。ウケた(笑)。
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青いイメージの映画二つ

2005-01-27 08:27:55 | 映画
アッキー(中川晃教くん)がオフィシャルのプライベート・ページで"Elephant"観たって書いていたな(笑)。まさか、このblog読んでいないよな(笑)。でも、なんか気になるな(笑)。興味ある人は左下の「カテゴリ」から「movie_2004」をクリック。
他にも『青の炎』を観たっていうし。コレ蜷川幸雄がメガホン取ったんだよね。オイラも観ているけれどさ(爆)。嵐の二宮くん主演で、アッキーが言及している「父親」役はデザイナーの山本寛斎さん。原作は貴志裕介(漢字あってる(笑)?)。そういえば、川村陽介くん最近見ないな(笑)。ドラマものです。サスペンスではありません(笑)。あんまり、よく覚えていないのだけれど、ガレージっていう空間をうまく使っている気がしました。

どうでもいいことなのだけれど、三浦大地って本名の三浦大知にして活動再開していたんだね(ボソッ)。
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『ほしのこえ』

2005-01-22 08:27:06 | 映画
@トリウッド(下北沢にある超ミニシアター)
以前、このブログで取り上げた『雲の向こう、約束の場所』の新海誠監督作品。長編の『雲の~』を作る前に制作した短編作品。2002年にこの劇場で公開された、この監督のデヴュー作の再上映。公開時、4週間の上映で3500人を動員して、DVDは6万枚の売り上げ、16ヶ国でリリース。これがどれだけ凄いことかわかってもらえるだろうか(笑)。

『雲の~』を見た時も思ったんだけれど、これも、すっごく透明感のある映画でした。ストーリーも絵も。

日本のアニメーションの定番(笑)? の
「翔ぶシーン」+「ロボット」+「何がしかのストーリー(少年・少女が出てくることが多い)」
を踏襲している感じ。で、洗練されている感じ。
この作品では、宇宙と地球の間での携帯メールの恋愛。心の通い合い。
『雲の~』のときも思ったけれど、天門さんの音楽もいい。

やはり、日本のアニメーションって海外の追随をまだ許さないトコロが多いよね。
躍動感を出すこととか、静かなシーンの細やかさの表現とか。ただ、今、中国韓国の追い上げや、中国韓国への外注とか、巡る状況はイロイロあるみたいだけれどね。
とにかく、アニメーションって実写にはできない表現ができるんだよね。

40代以上の人に多く見られるんだけれど、最初からアニメをバカにしたりアレルギー拒絶反応する人がいるのには、悲しくなりますねぇ。同世代でも、即「=コスプレ」「=ロリコン」みたいな、狭い価値観で観る人もまだまだいるしね。そんなことは決してないのに。
ボクが中学生だったころ、美術科教師は、ちゃんとアニメーションの価値を認めて評価していたなぁ。さすがだなぁって、あの当時のボクも思った。
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18日の旅行の小ネタ

2005-01-21 23:18:13 | 街・散歩・小旅行
今回、伊勢まで行くのに夜行高速バス使ったのだけど、それが中央道経由だったのね。あ、大阪からの帰り道は飛行機。チケット安い最終便。というわけで、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、三重、奈良、大阪って9都府県を26時間くらいの間に駆け抜けて戻ったんですね。新幹線や東名を使った場合より一つ多いですね(笑)。

伊勢の宇治山田から大阪の上本町まで近鉄で移動しましたが、特急料金をケチって急行で2時間20分かけて移動しました(笑)。やはり、長かったな。のぞみで東京から新大阪まで2時間30-40分だもんね。あ、当然、帰りの大阪・なんばから関空までも急行です。貧乏人根性丸だし(笑)。
さらに余計なこと書くと、実は、宇治山田から上本町までの切符の買い方・使い方もマニアックだったんである。

写真の近鉄宇治山田駅は、文化的価値の高い建築なんで、興味のあるかたはチェックなのだ。携帯電話カメラに広角レンズや、魚眼レンズが欲しいと思ったっす(笑)。あ、下の記事の「参宮急行電鉄」ってのは、現在の近鉄大阪線・山田線の前身。ちなみに近鉄奈良線の前身は大阪電気軌道。トリビアだ(笑)。


それから、下に伊勢神宮境内を流れる五十鈴川の写真載せたけれど、その五十鈴川。バスやトラックで有名ないすゞ自動車の「いすゞ」の名前の由来です。これも完璧トリビアだな(笑)。
蛇足だけど、行きがけの高速バスが三菱ふそう製だった。見分けられる自分が嫌だ(笑)。最近ではバス会社によっては「修理済」ステッカーを車体に貼付してますね。
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Last Judgement!!---"SHIROH"大阪千穐楽---

2005-01-19 18:57:35 | ミュージカル
「行った、観た、泣いた」。“SHIROH”サイコー。それがボクの『最後の審判----Last Judgement----』。
って、書くとメチャめちゃキザだな(爆)。

伊勢参りのあと梅田へ。なんちゅう旅程だ(笑)。
梅田コマ劇場への遠征が今年の初観劇(をいっ)。

年末ジャンボ。買ってみるもので、一万円が当たっちゃったのよ。で、こりゃ"SHIROH"観に行くしかないだろう。って思ってね。

♪光はー、もう目の前ー、真っ直ぐ行こうー
ってな具合にハライソ直行(爆)。

大阪公演では、千穐楽っていうこともあるのだろうけれど、一幕の初っ端からミンナ飛ばしまくり!!
ジュウベエさん暴走(笑)。今日は、サザエさんネタ。
カーテンコールは三階席まで総立ちのライヴハウス状態・興奮の渦!!

あぁぁ熱を冷まさなきゃ(笑)。
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初詣で・伊勢神宮

2005-01-18 23:15:37 | 街・散歩・小旅行
おはようございます(^o^)/。
先週、このblogで宣言した通り初詣でに参りました。
二週間遅れ?(笑)の初詣でです。自分の健康だけでなく、"SHIROH"の成功も祈ってね。でも、祈るべき神様激しく違う気がする(笑)。

写真は外宮(げくう)の表参道入口と御正殿。




次の三つは、内宮(ないくう)の宇治橋と境内を流れる五十鈴川(いすずがわ)。そして御正殿。


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『ハウルの動く城』

2005-01-17 08:26:20 | 映画
@渋東シネタワー。
詳しくは、後日、書き加えます。
ただ、ひとこと書いておくと(笑)、この作品で初めて、宮崎駿作品に触れる人とそうでない人で反応がだいぶ違いそうだなと思いました。因みに、オイラの場合、NHKテレビ『未来少年コナン』が初・宮崎駿です。ときに、1978年----cygnusまだ幼稚園に入ってません(笑)。もうそんな昔なんですねぇ(汗&爆)。

今朝&昼もまた寝過ぎの頭痛(泣)。
家事にいそしみ洗濯と掃除。トイレや浴室の水汚れってさ、すぐについてなかなか取れなくて厄介だよね。マッタク(笑)。排水口のヌメリ溶かしもやったし。管が傷みそうだけどね。こちとら、洗浄や溶解を化学の知識で考えてしまうもんでして(鬱)....。
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『ブエノスアイレスの夜』

2005-01-10 08:25:23 | 映画
新年最初の映画鑑賞はコレ。休日出勤の合間に気分転換のために渋谷へ。

ガエル=ガルシア=ベルナル(Gael Garcia Bernal)くんが出演しています。
う~ん。どうなんだろう。悪くないんだけれど、家でDVDやvideoでいいかなって感じ(笑)。
ただ、やはり、大人の恋愛の映画かな(笑)。

フライヤーに「ギリシア悲劇をとりこみ」ってあって、登場人物名が「カルメン」だから、それにつられて『カルメン』がベースって勘違いしちゃっててさ(→観ていて途中で気がついたけれど、「カルメン」はギリシア悲劇ではないジャンか(爆)。アホじゃ....。)。
ガエルくんがエスカミーリオ(に相当する役)じゃないの??? な~んてなってしまった(笑)。
途中で、すぐに読めますが===だから少々つまらなくなっているとも思うのですが===、取り込まれている悲劇は、後世、俗に言う「マザコン」の源となったストーリーのものです(笑)。

ガエルくんて口が大きいのよね(爆)。『天国の口、終わりの楽園。』のときから思うんだけれど。でも、不思議に魅力的だからコワイ(笑)。そういえば、『モーターサイクルダイアリーズ』は観ていないな(笑)。

しりとりは、「ジェ、ぢぇ、じぇ、『ジェロニモ』」。
アッキー演ずる天草のシローの洗礼名。

オイラ以外には、どうでもいいことなのだけれど(笑)、某プリペイドカード(磁気式)なくした!!
普段から使うわけじゃないから、財布には入れておかなかったんだ。で、いざ、使おうと思ったら、このざま(泣)。残額は高々180円くらいだけれど、メチャ悔しい~。いっつも、こういうことには気を配っているつもりだったのに....。やはり、なくしても保障されるICタイプ・プリペイドカードっていいかも....。なくした行為そのものには、悔しさ伴うだろうけれど。
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2046

2005-01-01 02:23:41 | 映画
@目黒シネマでムーヴオーバー。2004年最後の映画鑑賞。

ウォン=カーウァイ監督+クリストファー=ドイル撮影という、ゴールデンコンビの作品。
今回は、配給も大手だったし、木村拓哉出演ってことで、ロングランするだろうと思ったら、興行としてはコケたんだよな(笑)。おかげで、「まだ公開してまもなくだから急がなくていい」と思っていたら、上映館がなくなり真っ青(笑)。

オイラとしては、久しぶりに体感するこのコンビの作品の世界観は、けっこう良かったんだけれどね~。まだ、メジャーでは受け入れられないのかにゃ~。確かに、今まで、このコンビ作品は日本で上映されていたモノの単館系ミニシアターばっかりだったからな。オイラは、このコンビ作品では、未見作品の方が少ないはず。あの金城武を知ったのも、このコンビの作品だったモンな。

映画観客のメインストリームには、つまらなくて寝てしまうモノだったかもしれない。

まず、ビックリしたのがCinemaScope上映だった(笑)。
ちょっとストーリーをフォロー仕切れなくて、悔しいけれどね。ボクは、満足っす。
でも、いつもの「愛は複雑・不可解」っていう路線のノリ・世界観は十分に伝わってきました。
1960年代の香港と、SFチックな世界が重層的に絡み合って、ある作家の作文と感情がそこに映し出されていきます。

日本からはキムタクだけだけれど、香港・中国・台湾の有力俳優・女優さんたちが出演してます。
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