海王丸

引退してメモリアルシップになってる先代の海王丸(新湊)を観に行ってきました。

特別展『日本の蝶』

東京大学駒場博物館

素晴らしい標本のコレクション。

顕微鏡で雄と雌の違いを見てみたり、
DNA配列と紋様の謎とき解説があったり、
渡り鳥のように1000キロ越える移動する蝶の調査記録があったり、
蝶と蛾の違いの説明があったり、
そういうあたりがアカデミックでした(笑)。

『思い出のマーニー』

スタジオジブリの新作。
鈴木敏夫プロデューサーだけれど、監督は米林宏昌。

少女のひと夏の成長物語。
男の子はほとんど出てこず、恋愛分はほぼ無し。

正直ビミョーな作品でした(汗)。
女性によって描かれた作品なのかな？とりあえず女性の意見がききたい映画。
主人公の自意識過剰がちょっとなぁという感じ。

『白い本の物語』<新装版>重松成美

"BABEL"の作者の重松さんの過去の短編。本編中エピソード追加に書きおろし短編も収録と。

"BABEL"が書物による体験を意識しているのに対して、これは、図書の作成に関わる職人へのリスペクトを描いた作品。
表紙絵に"BABEL"がフィーチャーされているのがニクいっすね(笑)。

『王国の子』びっけ

既刊4巻を続け読み。結構、面白かったです。
ネット上の書評をあとから読んで知ったのだけれど、英国王室がモデルになっているんだそうで。

影武者や王室の人間としてそれぞれの背後の権力闘争のなかを生きる子どもの物語。
本物VS影武者とか、影武者VS影武者とかの化かし合いがあるわけで。
第4巻の後半からは特にスリルが増してる感じだね～。

ただ、最終的な展開が読めてきた気がしないでもない(汗)。

それから、単行本版では巻頭にカラー挿絵があるのだけれど、第4巻についてはストーリーの内容を踏まえると泣けてくる一描。

『ちはやふる』第二十五巻

あら、原田先生負けちゃったね。

周防にしろ若宮にしろ、よろず勝負ごとにおいてチャンピォンというのは、いやらしいものなんだろうな(笑)。

ってか、これいつまで続くんだろ？(笑)

"海街diary6 四月になれば彼女は"

吉田秋生

金沢と鎌倉を人が行ったり来たり。
すずに他の難題が降りかかってきたり。動きの多い1巻。
でも、ジブンが高校に入るとき、風太のように周囲と別れ別れになることを意識しなかったのは、かなりの仲間が同じ高校に進んだからからだろうなぁ。

あ、コレも実写映画化ですか。

『革命の子どもたち』

テアトル新宿

ウルリケ・マインホフの娘と重信房子の娘、この２人の眼を通してあの時代を再考するインタビュードキュメンタリー。
観客の客層がなんかいつもと違う(笑)。

彼女たちは、政治経済的な時代や背景を背負わざるを得ない人生であって、その上で自分たちの人生を設計や模索していかなくてはならない、その重みが伝わってきました。

『生き神のファティマ』水島ライカ

1 and 2巻で完結

「華麗なるネオ・オリエンタル・ファンタジー」とオビにあるけれど、そういう路線。んで、ヒヨワな王子様の成長物語に仕立ててる。
夢の世界との行き来もあったり、
そこそこ愉しませてもらいました。
OVAとか、アニメ映画に向いてそうだな～

新人さんみたいなので、この先も期待。