LUNACY

cygnus' blog

知覧・武家屋敷群

2018-09-30 23:01:58 | 街・散歩・小旅行
国指定重要伝統的建造物群保存地区

薩摩の小京都
島津藩の「麓」という組織が置かれていたところ



2018年9月に行ってきました。
画像一覧に不足があって申し訳ないです。
また、どの邸だったか確認して写真と一致させるところまで手がまわらないのでごめんなさい。

「小京都」の通り、京都の寺院群を意識しているなぁと、どの邸宅でも思いました。

メインストリートを1往復半しました。
西郷恵一郎庭園、平山克己庭園、平山亮一庭園、佐多美舟庭園、佐多民子庭園、佐多直忠庭園、森重堅庭園、旧高城家住宅をすべて見て回りました。
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ベルナルト・ベルトルッチ「暗殺のオペラ」"STRATEGIA DEL RAGNO"

2018-09-30 16:50:20 | 映画
恵比寿ガーデンシネマ

言わずとも知れた監督ベルナルト・ベルトルッチ。
「暗殺の森」ではないです。紛らわしいですが。
2018リマスター版。

1971年齢ヴェネチア映画祭ルイス・ブニュエル賞

ホルヘス・ルイス・ボルヘス《伝奇集》より「裏切り者と英雄のテーマ」による←着想をえたもの

ストーリーも、サスペンス的で、面白かったです。
また、1970年前後というのは、まだ第二次大戦の記憶も生々しかったのかな?と。
映像がカラフルで、原色が鮮やかで美しい。人も街も郊外の自然の景色も劇場も邸も。
って、ベルトルッチだから当たり前かな。
僕のお好みの路線ということかな。

美男の主人公役ジュリオ・ブロージって、ヘルムート・バーガーに似ていない?()
アリダ・ヴァリもさすがの貫禄。

(フライヤー等のガイドにあるとおり)「リゴレット」や「マクベス」ほか、多々引用があった(物語内のエピソード構造にも)と思うのだけれども、僕の教養がなさ過ぎて追いつけなかった。ぐっすん。
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『北斎の橋 すみだの橋』

2018-09-29 18:29:24 | 美術展・博物館
両国 すみだ北斎美術館

面白かった。でも、きっと、それは、「僕にとっては」ということ。
都市や橋に興味がないと、逆にツラいと思う。

江戸時代の浮世絵だけでなく、近代になってからの絵画や図面もあり。
1923年の関東大震災前に東京の浅草に暮らしていた曾祖母さんはこんな光景を見ていたのかなぁ?と思ってみたり。


しかし、前期と後期で展示換え多いな(苦笑)。
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「フェイクの時代に隠されていること」福山哲郎×斎藤環

2018-09-24 23:05:12 | 本・コミック
対談集。福山哲郎さんは、以前、宮台真司先生との対談を出していたと思うけれど、今度は、斎藤環先生とです。

この国の、(おもに政治だけれど)社会全般にわたる多様なテーマについての対談集。
斎藤環先生の処方箋としての対話の可能性についての語り。

本文中に何度も出てくるけれど、やはり、民主党政権の成し遂げた「功」の部分は、もっと知られていいのだと思う。
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池内恵「シーア派とスンニ派」(新潮選書)

2018-09-24 22:36:51 | 本・コミック
【中東大混迷を解く】シリーズ。

頭の整理というか、今後のためにというか。
これからも、中東についての時事を知るために、参照することなりそう。

記載事項のうち、たとえば、レバノンに着目すべきだということとか、
教義よりも現世的な打算による合従連衡が優先されているというのは、いままで僕は全然わかってなくて、勉強になった。

随所で図を使って説明してくれれば、もっとわかりやすくなりそうな気もしたけれど、あえてしなかったのかな。
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山下和美『ランド』第7巻

2018-09-24 22:24:02 | 本・コミック
本巻は、空間と言うより、時間を行き来するというか、時制が昔のエピソードが多いな。
記憶力・理解力悪いから、ストーリーについて行くのに、ちょっと大変。

3.11を思わせるシーンもありましたね。
生と死について、思考を巡らす作品であることを改めて確かめた感じかな。
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「アルヴァ・アアルト -もうひとつの自然」

2018-09-23 17:05:43 | 美術展・博物館
神奈川県立近代美術館葉山館

想定外に混んでいたっす.

図面がたくさんあって◎(当たり前かw)
家具に実際に触れることができて◎
座ってみると、もう曲線が素晴らしすぎてツボ◎

だけれども、ヘルシンキ駅前のホテル「ソコス・ヴァークナ」(だっけ?)についての展示がなかったかな?


あと、鎌倉館が休館して観られなくなっていると思っていた松本竣介が観られてうれしい.


美術館からの夕陽.
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糸川一成「空男(ソラダン)」第4巻

2018-09-23 14:42:59 | 本・コミック
あれっ、もう完結ですか。

特にも本巻は、CAほか航空会社のキャリア&ステージよりも、若い人たちの夢の追いかたがテーマというかストーリーの骨格になってるよな。
熱くて、ジャンプ的なところあるけれど。

ちなみに、僕はスカイマークとスターフライヤーで、男子CAサービスに出会ってるv(^-')b。
あ、ヴァージン・アトランティックでもだな。

あと、羽田空港のILSカテゴリーについて、エピソードをちょっと補足すると、34Rは、カテゴリーIIIbまで対応しているから、カテゴリーIIレベルははそのなかに含まれるという意味だよね。
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『STILL LIFE OF MEMORIES』

2018-09-19 22:50:20 | 映画
横浜シネマリン

なんか、台詞廻しやお芝居というかぎこちなさが残る作品でした。
テーマもわからなくはないけれど、ビミョーかも。
性器の写真というと僕はとにかくロバーツ・メイプルソープを思い出すから、どうしてもそれに引きずられるせいかも。
あと、トンネルが女性器のメタファになっているのだよね。きっと。

映像は綺麗で美しいのだけれど、そうじゃなきゃカッコつかないテーマだよなぁ。。。。

そして、安藤政信好きを確認した(笑)。
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"人間機械 MACHINES"

2018-09-08 20:55:20 | 映画
アルテリオ

(表向きは)ひたすら淡々としたドキュメンタリー。しかし、軽いわけではない。
テーマや構成としては、ベタでありがちなものの気はするのだけれど、やはり、見ていると、この世の問題を再度意識させられるという感じ。
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「はじめアルゴリズム」(4) 三原和人

2018-09-05 23:33:17 | 本・コミック
特に前半は、幾何学的なお話でしたね。かといって、リーマン幾何学までは、出てきてないけれど。

ちょっと、ドラマを盛り込むのをガンバちゃってるというか、そこまでせんでも大丈夫じゃない?という気はする。

解説のεーδ論法。懐かしいわ。
あと、解説にあったけれど、自分の誕生日を西暦8桁で並べた数字が素数かどうかという話。残念ながら、僕の誕生日の数字は、すぐに3で割り切れるから、素数じゃない。
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山口つばさ『ブルーピリオド』第3巻

2018-09-04 08:03:39 | 本・コミック
帯に、藝大現役合格の作者とあって、想像はしていたけれど、改めてすごい人が描いているんだな、と。←一応、僕も少し美大生や美術業界との接触があった時期があるのよw。

作者を投影しているのが、主人公なのだろうけれど、僕はこうは生きられなかった(美術に進むという意味でなく生き方の意味で)。
羨ましいというか、なんかグサリと刺さるのよね。
世田介の「すべてを持ってる」という言葉が、よくわかる。

あれ?鮎川が不安定になってるな。
こういうストーリー作りに作者&編集の上手さというか余裕を感じる。

それにしても(前も書いたけれど)、釦の列を見ればわかるように、身頃が左右逆で、学ランの上にさらにネクタイ着用とか、なかなかにアヴァンギャルドな高校制服がツボであるw。
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「青楼オペラ」第9巻

2018-09-04 07:50:56 | 本・コミック
桜小路かのこ

話がココまで進んで、思い出したのが、かつて「人間関係フクザツ系がお好きなんですね」と、文学部の人に言われたことw。
うん、そうかもしれない。
近江屋の姉弟というのは、想定していなかった。

あと、各エピソードの終わりについている、「がんばれ近江屋」の1コマイラスト好きだわ。
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『終わらない「失われた20年」 嗤う日本の「ナショナリズム」・その後』北田暁大

2018-09-01 20:15:43 | 本・コミック
北田暁大先生の最近の論考と対談を集成したもの。
3部構成で、特に第1部は、師匠の上野千鶴子先生が相手。

通奏低音として、「成熟社会なのだから経済成長しなくていいという考え方は危険」ということ。
僕も、5年くらい前までそういう考え方に染まっていた。
また、北田先生のブレイディみかこさんと松尾匡先生との鼎談集を読んで、目が覚めたクチ。

本文のあちこちで、思わず、そうだよなと、膝を打つことしきり。
とくに韓国人留学生がいなくなっていることについては、ハッとした。

数ヶ所、宮台真司先生への批判と推測されるところもあったかな?

それはともかく。
多分、北田先生のこの本を貫く感覚と僕がもっともvibrateというかresonateしたのは、団塊ジュニアのことを忘れてくれるなというメッセージ発信意思というか、団塊ジュニアが日本社会の中で透明な存在になっていることへの危機感なのではないかと思っている。
というのも、この本は僕の代弁者だという読後感を意識してしまったから。(もちろん、北田先生はそんなことは望んでいないと思うのだけれど)
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「健康で文化的な最低限度の生活」第7巻

2018-09-01 19:15:53 | 本・コミック
柏木ハルコ

本巻は、えみるじゃなくて、栗橋が主人公のエピソード群ですね。
それにしても、ここで描かれている、現場の、福祉のソーシャルワーカーとか相談員の人って、凄いテクニック持っているし、行動力もあるし、本当に頭が下がるね。

漫画だから、なんとか穏やかに収めようとしていると思うんだ。でも、現実はもっとキツいんだろうなぁ。
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