LUNACY

cygnus' blog

『サラバンド』

2006-10-29 10:02:26 | 映画
巨匠イングマール・ベルイマンの作品

肉親のあいだの【愛】と【憎しみ】。
だから、人間の【素晴らしさ】だけでなく【醜さ】も描いてます。

映像の構図(←とくに人物を映すとき)もやはりあの監督らしい味のままでしたし。

やはり、名だたる監督だけあって佳作だと思います。
無理してみるほどかと言われるとツライけれど(笑)。

撮影から上映まで全部ディジタルなのでフィルムに見慣れていて、それじゃなきゃダメって人は、その面で少し違和感を抱く可能性アリ。
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『9/10 ジュウブンノキュウ』

2006-10-29 10:01:46 | 映画
今日は仕事早く終わって、夜9時前に職場を出られたので映画(笑)。

中泉英雄くん目当てで(爆)、見に行った映画。
あ、金井勇太くんも出てた。
サイトみたら、この二人が共演している『カミュなんて知らない』のキャストが今回もかなりカブッてますね。

ミニ舞台挨拶あり。
そこで【会話劇】って紹介が出演者からあったけれど、ストーリィを会話で展開していく映画でした。
すごくストレートプレイを見ている感じがしました。

ミステリー(になるのかな?)なお話。
会話がツジツマあわなくて、それを解いていくと。

キャラクターとしての宜保くんが好き(笑)。

あえて手持ちカメラ多用しているみたいですけれど、活かしきれていない気も。

まぁまぁの映画でした。
悪くはないです(笑)。
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人生初っ!! 東宝試写室乗り込みっ(爆)。

2006-10-23 10:00:53 | 映画
日比谷シャンテ高層棟10~12階に東宝本社が移転していて、その11階に試写室があります。
日比谷シャンテって、いかにも竹中工務店が作りましたって建築の気がする(爆)。モチロン商店街・低層棟と合わせて考えてね(笑)。

試写室は、シートがデラックス!!
感動~~(笑)。

『虹の女神 Rainbow Song』二回目♪
まぁ二回観るほどの映画かと言われるとツライけれど、東宝本社に行って試写室体験してみたかったので(爆)。

新たにわかったこと。

飛行機墜落する場所→デス・バレー。訳して「死の谷」。
宮崎駿に出てきそう(笑)。

岩井組の郭智博くん(『リリィ・シュシュのすべて』『花とアリス』)がちょい役で出てますね(笑)。
あと、熊澤組の(と言っていいのか(笑)?)金井勇太くん(熊澤監督『ニライカナイからの手紙』の主役蒼井優の幼なじみ役)も少し出ているね。

前回見落とし。
最初のほう。
蒼井優が市原隼人に縋り付くシーンがあるけれど、そこの市原隼人の表情に注目。
後への伏線になります。

あと、前回書き忘れたのは、相田翔子。
汚れ役(笑)。ネタバレはやめておきます(笑)。

映画中映画。
よく考えたら、あれ特撮ナシのSFにもなってるんだよね。
脚本次第で、実写だけでSFを作ることは可能ってことかな。
ただ、映画中映画の意味は、あおい(上野樹里)から智也(市原隼人)へのラブレターなワケだけれどね☆


とりあえず、今、思い付くのは、そんなところかな。
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『隠された記憶』

2006-10-22 09:59:58 | 映画
@下高井戸シネマ。ムーブオーバー。
春先に見逃していたこのフランス映画。
ミヒャエル・ハネケ監督。2005年カンヌ映画祭監督賞・国際批評家賞・人道賞の三部門を受賞

コレね。答え合わせしたくなるというか、「結局、どうなったのか?」をあれこれ考えたくなる映画です。
ストーリーとかは、ココでドウゾ。

ミステリーなのにスッキリしなさが残るのです。でも、それが監督の表現の狙いなんでしょうね。今もまだ、モヤモヤしてます(笑)。

子役がマジでカワイイ(笑)。萌えツボ。ボクの幼い頃を見るよう(爆)。→大嘘。
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『虹の女神 Rainbow Song』

2006-10-21 09:59:25 | 映画
試写会@北の丸公園サイエンス・ホール

来ました!!
岩井俊二プロデュース作品
今作は、監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。

いやぁ岩井ワールドをたっぷり感じさせてくれる映画でしたo(^-^)o。

まず、主演か市原隼人(笑)。んで、ヒロインの妹の役演じるのが蒼井優っつう岩井組丸出し(笑)。今回も足利ロケ有り(笑)。
どうしてこれを見に行かずにいられようか? いや、ない(爆)。

まず、イントロ。
キャストクレジット。
"a naoto kumazawa film"にドツボ(爆)。
岩井ワールド(笑)。
知らない人は、"Love Letter"とか見てみて♪

んで、最初に人が死んで葬式。
"Love Letter"っぽい~~(笑)。

劇中劇ならぬ映画中映画が、今年新春公開された『カミュなんて知らない』同様にあって、そのストーリィ構造は、岩井監督『四月物語』と同じだよね(笑)。
しかも、映画中映画のタイトルが『地球最後の日』。
科白に「世界の終わりを見に行く」なんて表現があって、岩井監督“PiCNiC”のまま(笑)。

また、映画中映画のキャスト=映画中の登場人物キャラクターの名前。 俳優名とか映画人のモジリでツボ。
岩井監督が敬愛する小津安二郎にちなんで、安二郎くんっていうコもいました(笑)。

それ以外でも、【映画への愛】が溢れる映画でした。
映画ファンがきっとツボるのは、佐々木蔵之介が上野樹里の遺品を見つけて騒ぐトコロ。
カメラのZC-1000(爆)。
&それに、コダックのフィルムをいかに装填するか(通常のままでは無理なのよ(爆))のトーク。
フィルムの切りはりよりツボった(笑)。

ただ、やはり、コレは岩井ワールドじゃないんだよね。
全編を覆ってしまう喪失感=篠田昇撮影じゃないってこと。
光の使い方とか、頑張っているのはわかるんだけれど、着眼点の【水平な虹】はすごく良いと思うのだけれど、岩井マジックが起きているかというと、少し苦しいかも。
篠田昇サマには、黄泉の国から蘇って欲しいな....。岩井ワールドには、不可欠ってことを、あらためて感じました。

衣装では、蒼井優の喪服がよかった@焼香のシーン。

あ、でも監督は、岩井組の市原隼人の持ち味を活かしているなと思いました。
『天使の卵』では不自然さが目立つトコロが、ところどころ見受けられたけれど、今回はあまりそんなことなく、彼の雰囲気活かしているなと。

同じ秋公開のイッチー主演の映画でも、『天使の卵』より、こっちのほうが、【ボクとしては】ずっと好き☆
原作者(『天使の卵』は村山由佳、『虹の女神』は桜井亜美=速水由紀子)の世界観が反映されただけかもしれないけれど。
『天使の卵』はストーリィの展開に観客の感動のための【あざとさ】を感じちゃうんだよね。
そこの部分かな。
ボクは、もともと、村山由佳の小説も、桜井亜美の小説も、数作ずつ読んだことあるけれど、桜井亜美ワールドのほうが好きだし(笑)。
個人的には、『虹の女神』のほうがオススメです。んでも、ボクと正反対の人もいるかも(笑)。
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『天使の卵』【試写会】

2006-10-16 09:58:10 | 映画

@一ツ橋ホール

市原隼人主演。村山由佳原作小説の映画化。

市原隼人は、『リリィ・シシュのすべて』蓮見くんのときは、稲森いずみ(役名も「稲森いずみ」(笑))に、「何だかちっちゃくって可愛くって」って言われた男の子も、だいぶ大きくなりましたよね(笑)。
つか、リリィのときも、タッパのある14歳やなと思ったけれど、やはり、そのまま大きくなって、背が高い男の子に○(≧▽≦)○ワーイ。
声も太くなっちゃって(笑)。リリィのときは、声変わりするまえだったのかしら?
かなり、ナスオくん的に萌えが入るオトコノコになりましたわっ(爆)。

映画のほうは、まぁツッコミどころが、かなりありました(笑)。

まず、イッチーのお芝居がちょっと大根(笑)。とくに後半(笑)。
というか、イッチーが歩太じゃなくイッチーを演じている感じなの(笑)。

京都が舞台で京都の風景が一杯。
もと業界人としては、某大学理学部附属花山天文台に、鉄道ファンとしては、広隆寺前を京福電車に駆け乗る(←沢尻エリカ)シーンに萌え(笑)。
だけれど、関西弁が一ヶ所しか使われない風変わりな脚本(笑)。

あ、今、沢尻エリカの名前だしたから、先に書いちゃうけれど、彼女は今回汚れ役(の方に入るよね)まぁ頑張ったよね。
この前の『シュガー&スパイス』よりコッチの方が好きだ。お芝居が少しは板についてきたってトコロかしら?

ヒロインは、小西真奈美。
どうしてか、オレのあたまのなかで、山口智子に、脳内変換されちゃうんですけれど....。何故(爆)?
とりあえず、ポスト山口智子っていうことで(笑)。

ストーリィは、折原みとのコミックの感じ(笑)。
現実と虚構をセパレートして考えた上で虚構を虚構として愉しめる人と、現実とか虚構とかは考えずにハナっから虚構に耽溺できる人向け(笑)。

結構、映像・光の使い方が、美意識高かったのは好感。でも、二カ所ほど惜しいことしているなと思いましたわっ。残念。

あと、演出で一ヶ所。
【クリスマスプレゼントに“手編みのセーター”】
やめて下さい。ベタ過ぎます(笑)。
ハイそこっ「アンタの過去を想いだすからだろっ!」とかツッコマナイ(爆)。

写真は、会場で配られたカードと天使の卵BOX。カードに伝えたい人へのメッセージを書いてBOXへポスト。公開日の21日以降、上映館の東銀座の東劇で壁に貼られるっていう趣向。
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月組『オクラホマ』@日生劇場

2006-10-16 08:47:12 | ミュージカル
轟サマと、月組からの呼び出しメンバー。

ん~まぁ、ストーリィー的には、そんなに深くないというか(笑)。あんまり、おいら好みの路線じゃなかったというか(笑)。

それでも、ヅカの海外輸入ミュージカル公演は、コレが最初らしいですね@1967年。

通し役メインは、轟サマに、霧矢サマに、城咲あいちゃん。
北翔海莉が宙に行ったことを忘れていた。
月船さららも、とっくにいないしね(笑)。
今、月の男4って誰だ(爆)?みたいな(笑)
全然、気合入れてないことバレバレですな(笑)。

轟サマも、前のカエサルのほうが好きだなぁ。
というか、今回の役は、なんか、しっくりイメージに合わないんだよなぁ。

「ジャッドみたいなヤツいるのかよっ」みたいなリアリティの問題もあるし(笑)。

下級生コーラスでも、みんな歌が上手くないなぁみたいな(失礼)。
つかね。
最近、思うけれど、どの組も下級生にソルフェの特訓すべき(笑)。

ほかに、オーケストラが下手。とくに金管。
バカみたいにデカイ音鳴らしまくってんじゃないよ~(笑)。
「コラっ。そこは、ストレートミュート使えっ!」みたいな(笑)。


そして、今日は、轟サマの総見日でした。
.....また、総見にビンゴしちゃったよ(笑)。
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『トリノ、24時からの恋人たち』

2006-10-09 09:55:56 | 映画
@Bunkamuraル・シネマ2
最終回1000円均一

バスター・キートンへのオマージュというか、キャラクター引用している映画。

まぁ、見なくてもよかったかも(笑)。
少なくとも、【もう一つの『ニュー・シネマ・パラダイス』】ってコピー(←本国での評)は行き過ぎ(笑)。

ただ、映画のソノママの引用や、内容の置き換え引用がたくさんあったのだけれど、どの映画かわからない方が多かった(恥)。
まだまだ不勉強やね。
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KAWAI表参道

2006-10-08 21:29:37 | 音楽




原宿・表参道・神宮前。
ヒルズの影響もあって、ヒトゴミすごいね(笑)。
しかし、オイラの目当ては、ヒルズにあらず(爆)。

先月改装したKAWAI表参道(カワイミュージックショップ青山)。
外観が、ピアノ鍵盤に似せているのわかります(笑)?

中も改装していたので、ちょっくらのぞいてみました。
以前より空間的には、ゆったりとしている感じだけれど、雰囲気が以前より敷居が高い感じ。楽譜売り場以外は。
デンと座っている店員もいるし(笑)。
今まで通り、一階は楽譜&電子ピアノ&アップライトピアノ売り場なんだけれど、試弾している人が休日の昼間なのに誰もいないし。
以前は誰かのピアノが聞こえてくることも、結構あったのに(>_<)。
並べられたピアノの列と列の間も結構狭いし(→椅子を出して試弾するのが躊躇われるよ(笑))。
電子ピアノの新型ピエラを鳴らすことすらなく退散しました(笑)。

場所柄、超高級ブランドが並んでいるトコロだから仕方ないんですかね....。

通りに面してディスプレイされているクリスタルグランドピアノCR-30。
通り掛かりの人が、「あ、YOSHIKIが使っているヤツだよ」。
残念でした(笑)。
彼のは、このワンランク上のCR-40Aってヤツの、さらにカスタマイズモデルなのよ~(笑)。
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『紀子の食卓』

2006-10-07 09:55:09 | 映画
@K's Cinema
園子温(そのしおん)監督

家族がテーマ。
去年の『空中庭園』越えるくらいに【深い】です。

か~なりの佳作でした◎
だけれど、精神的に参っているときには見ない方がよいかも…(笑)。

あと、女優のつぐみ好き(笑)。以前からだけれど(笑)。
光石研のキャスティングもよかったと思います

感想を書こうにも、宮台真司氏の文章や、氏と監督のインタビューを読んだりしているから、それに引きずられてしまいます(笑)。

とりあえず、【現実を直視することが嫌な人】ほど、【夢をみていたい・(アーティストに)うたいあげて欲しい人】ほど、この映画を苦手としそう。
【現実を突き付けられることから逃げない】人は、好き嫌いでないところで、よい評価をしそう。
政治家(やダンカイ世代のオトナ)の判断能力のリトマス試験紙としても、使えそうですな。
単に嫌悪感を示したり、キレたり、「だから、(旧来の意味での)家族の(力の)再生を....」なんて唱えたりしたら、ソイツはアホ(思考に弱いヘタレ頭脳)決定(笑)。

美しいナンタラって唱えてる人は、果たして現実が見える人なのでしょうか(笑)。
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『弓』

2006-10-04 09:54:30 | 映画
『うつせみ』のキム・ギドク監督。

抒情性の高い映画でした。
ストーリー構成の理不尽さは、抑え気味かな。

主人公の女の子がキレイ。
あと、この女の子とおじいさんの科白がない。
振る舞いと表情で語る映画でした。
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