LUNACY

cygnus' blog

『ダゲレオタイプの女』

2016-10-30 00:57:07 | 映画
黒沢清監督 海外初進出作品

過去の内外の名作へのオマージュというか引用がいくつもあった(そして、それがフライヤーで明らかにされている)のだけれど、溝口健二の「雨月物語」の一部しかわからなかった(「雨月物語」も一部しか知らないし(汗))。
オイラ、教養が無いのが恥ずかしい。

本当に、美しいシーン・カットが多いです。
幻の概念、あるいは、幽玄の世界観をフランス映画に持ち込んでみた・フランス文化を通して描いてみたということかな?

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『マリー・アントワネット』惣領冬実&『マリー・アントワネットの嘘』惣領冬実×塚田有那

2016-10-23 00:15:44 | 本・コミック
★『マリー・アントワネット』惣領冬実
史上初!ヴェルサイユ宮殿監修
との謳い文句。

http://morning.moae.jp/lineup/685?_ga=1.175699424.331933652.1477148350

マリー・アントワネットがルイ16世と結婚して打ち解けていくまでを描いた作品。

惣領先生、線が細かい〜!!ホント作画に気合い入ってます。
ストーリー以上に?そっちに眼が行ってしまいそうです。
それから、カバー外すと、ヴェルサイユの鳥瞰図になってます。


★『マリー・アントワネットの嘘』惣領冬実×塚田有那
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062202725

コミックの副読本というべきか。この作品が生まれた背景について解説。
「パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない」←裏付け全くなし!

向こうの人の、ルイ16世はコミックのような美男じゃなかったというコメントにウケたw。

ほか萩尾望都先生との対談も収録。歴史やストーリー創造への向き合い方のトークが面白かった。
惣領先生が、妄想が苦手というのが、意外だった。
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『ハドソン川の奇跡』(“Sully”)

2016-10-20 23:42:00 | 映画
クリント・イーストウッド監督Ⅹトム・ハンクス主演

真ッ当な保守派による(司法)権力批判を含んだ、佳いドラマでした。
理工系の数値計算屋(乃至その近所)としては、身の引きしまるストーリー。
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「ラジエーションハウス」02

2016-10-19 23:44:16 | 本・コミック
横幕智裕原作×モリタイシ漫画

前巻読んで面白かったからコレも読み続けることにしている。
主人公含め、各キャラの設定はともかく。
放射線技師(ほか医療検査技師)・放射線科医の大切さ・重要性が非常に伝わってくる。緻密な考察は研究と同じだね。
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銀座線・営団01系

2016-10-18 21:07:46 | 街・散歩・小旅行
間もなく引退なので、渋谷と表参道でお手軽に済ませてしまいました(笑)。
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『男色大鏡-武士編-』『...-歌舞伎若衆編-』『...-無惨編-』

2016-10-16 21:21:06 | 本・コミック
江戸時代の作家の井原西鶴の原作のコミック化。

海外では、井原西鶴の名前は、この『男色大鏡』が筆頭で広まっているというのは、初めて知りました。

BLの出版になっていますが、なるほど、これはBLだわ~みたいな(笑)。
露骨なエロはほとんどなく、感情描写優先のBL作品群でした。

最近だと、黒澤はゆま氏のコラムに詳しいけれど、ホント、歴史的にも、男色はおかしくはない、フツーのことなのよね(笑)。
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鎌谷悠希「しまなみ誰そ彼」第2巻

2016-10-15 14:53:19 | 本・コミック
生物学的な性、性自認、性的指向、性役割というセクシュアリティ・ジェンダーを軸にした、思春期のとまどいの物語が、一般コミックで連載される時代になったんですねぇ(これは単行本ですが)。保守派の人には、まだまだ受け入れられないかもですが。

椿というキャラがスゴく気になる(笑)。

舞台が尾道だけあって、その紹介も各話末にあるし、カバー外して単行本本体にしまなみの絵が描かれていますね。
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末次由紀『ちはやふる』(33)

2016-10-15 14:49:44 | 本・コミック
なんか、ラブ分が最大瞬間風速で吹いたね(笑)。
でも、かなちゃんが机って、あんまりイメージなかった(汗)。

巻末4コマが実はオモロかった(笑)。全然、須藤のキャラっぽくないからこその巻末4コマ。
今巻、真島太一が一瞬たりとも出てこない!(笑)
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『月光』

2016-10-10 21:07:47 | 映画
シネマジャック&ベティ

性的虐待・暴力を扱った作品。
性的虐待は、親兄弟親族によるものが多く、なおさら表になりにくいこと。そして、連鎖的に発生してしまうこと。それらの現実を描いています。

作品の性質上そうなるのだけれど、通し役の誰もが汚れ役で幸せになれていない感じのストーリーでした。
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『函館珈琲』

2016-10-09 23:56:27 | 映画
ユーロスペース

どうも、通商交易で栄えた港街の名前--横浜とか神戸とか長崎とか、この函館とか。ほか小樽と門司も入れていいかな。舞鶴は行ったことないからわからないけれど--には、弱いんだよなぁ(苦笑)。萌え属性ってやつか。
タイトルだけで観に行ってしまった(笑)。


観ながら、橋口亮輔監督の映画っぽいなぁと感じられて、
それは、片岡礼子がバリバリ出演しているからだと思ってた。
でも、エンディングスクロールで、上野彰吾撮影監督の名前が出てきて納得。道理で。
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明石海峡大橋ブリッジワールド(見学会)

2016-10-07 00:48:58 | 街・散歩・小旅行
明石海峡大橋の見学に行って参りました〜。
ので、レポートします。

本四道路公団が、現在、民営化された(本四高速株式会社)ので、お金儲けwのため(と推測される)に開いている見学会。

集合時刻(13:15)になって、舞子公園の橋の科学館の2Fで受け付け開始。
そして、ガイダンスを受けます(13:30-)。その場で、技術者?案内ボランティアさんたち(5-6人?)と顔合わせ。
真っ先に、誓約書に署名。その誓約書の第1項が、高所恐怖症・閉所恐怖症でないこと(笑)。
合計で48人の参加者が机の列で3班に分けられてます。
※支柱エレベータ搭乗の際は、搭乗人数制限で、さらに、グループが小さくなるとの連絡もあり。

ガイダンスでは、まず、ベストジャケット着用、トランシーバ(イヤホン)調整、スマホ・カメラ用ネックストラップ配布などなど。
その後、DVDで、明石海峡大橋の工事や知識の解説を受けます。
そして、ヘルメット着用して、橋の科学館で、再びDVDと同じ解説を受けます(いくらトイレ時間のためでもあるとはいえ、ブッチャけ冗長の気もした)。

とりあえず、吊り橋は径間長(支柱間の長さ)で評価するのが普通で、それが明石海峡大橋は世界一なのだと。1991m。
また、兵庫県南部地震(通称:阪神淡路大震災)でも、壊れることはなかった(ただし、地盤が移動した)とのこと。
あと、ケーブルが錆びないようにポンプで空気を送って、ケーブル束内の湿度を40%に維持しているとのこと。


んで、いざ、出発。
一般開放の展望スペースから、非常階段を降りて、業務用通路に出て、神戸側の支柱まで、約1kmを歩きます。
通路といっても、
グリッド
なので、下は海。モノを落としたら一気に海へポチャンです(笑)。

工事用通路
は車・トラックも走れる仕様なので、結構、広いです。
西側には関西電力の送電線ケーブルと、通信業者の光回線が、東側には、水道管が走っていて、淡路島や四国のインフラを支えています。

吊り橋のワイヤー群を支えている柱内部のエレベータを上がって、
東側と西側の支柱の間のこんな感じの空間から展望します
なお、支柱高さが283m。
だいたい、横浜ランドマークタワーと同じ高さからの眺めになるとのこと。

神戸舞子側はこんな感じ。
神戸舞子側をより近く道路を見てみるとこんな感じ。
淡路島側は逆光ですみません。。。

記念撮影がグループごとに行われます(笑)。
この写真がWi-Fi通して本四高速の事務所に送られて、ちゃんと印画紙に印刷され帰る際に記念品として渡されます(笑)。
15分程度の滞在が許されています。

この日は運が良かったのでしょう。風が全然なかったです。覚悟していたのに。
あと、ハーネスつけて、カラビナをワイヤに通してという難所を想定したのですが、そんなことは全然ない領域でした。
ただし、ここの空間は、鉄+塗料の剛体に囲まれた空間です。すなわち、直射日光でガンガン熱を帯びて暑くなります。その暑さで参りました。。。。

そして、帰りは再び作業用通路を延々と戻ります(笑)。下り坂だからか、行きよりは時間かからなかった印象があります。
途中、280mくらい、東側の橋の縁の方の狭い作業用通路を歩くことを体験させてもらえます。

会議室に戻って、借り物返して、アンケート答えて写真もらって認定証に印をもらってお開きです。これが16:10ころでした。

ちなみに、この見学は、人気もあるようで、僕は10月2日の予約を8月中旬にしましたけれど、もっと待つ場合もあるようです。
しかし、人件費等々かかっているだろうし、明石海峡大橋のメンテナンス費用になるのだろうけれど、
参加費3000円は、ちょっとボッタクリ感あるなぁ。。。。


その後、もう一度、明石海峡大橋の撮影。

舞子公園から全景を。
光の加減を上手くコントロールできない下手な写真でゴメンナサイ。
また、アングルが傾いているワケですが、それは、東西の支柱が仁王立ちするように下の方が広くなっているにもかかわらず、平行で鉛直であると勘違いしてその縦の線を意識したためです。アホでした。。。。
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