LUNACY

cygnus' blog

『霧のミラノ』/『ワンダーランド』

2005-09-28 19:28:18 | 宝塚歌劇団
宝塚歌劇団雪組@東京宝塚劇場。
超忙しいのに、今日も夕方、日比谷へ(爆)。で仕事場戻り(笑)。

お芝居の方は、可もなく不可もなくといったトコロ。
ダンスのレビューステージはソコソコ愉しかったよ(^O^)。
♪ワンダーランドっ タカラヅカぁ
ってテーマソングのサビ覚えちゃった(笑)。

お芝居は、時代背景が、『エリザベート』と被ります。19世紀後半、オーストリア・ハプスブルク家が、北伊ロンバルディーアを統べていたころのお話。
フランツとエリザベートがミラノにやってきて、スカラ座で観劇って出てくる(笑)。

水くん最初調子出てなかった感じけれど、取り戻した。
今回、役としてはカシゲが演じた少佐の方がおいしいかな(笑)。
あ、悲劇で終わります(笑)。だから、コム&りらは、結ばれない(笑)。
レビューは、最近の流れなのか、奇を衒うことなく普通の感じ。
鯨を仕留めるシーンが印象に残ってる。
あとは、たくさんのクラシックの引用。

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『エリザベート』@帝国劇場

2005-09-27 19:27:45 | 東宝ミュージカル
ハイ。夕方ちょっと仕事休んで日比谷へ。その後、仕事へ戻る(笑)。
チケットの取り方工夫したから、前回の7日とキャストの組み合せの代わり方が絶妙になって、我ながら満足(笑)。
山口祐一郎サンと一路真輝サンの双方のファン集団が(爆)。

☆山祐トート
やはりデブりましたよね? ココ三年で(笑)。革命家たちと打ち合わせのシーンで着る焦げ茶色のジャケットが、オナカが↑になってるので、<以下略(笑)>
やはり、歌が上手いよね。
でも、腕が指揮してるみたいだし、演技も一人芝居している感じが否めないっす(泣)。
でも、あんだけ歌えたら気持ち良いだろうなって思わせてくれる方♪

☆一路シシィ
いつも通り(笑)。

☆高嶋兄ルキーニ
今日はどうしたのかしら?
第二幕最初の『キッチュ』で客席に降りて来なかったよ(笑)。

☆☆☆井上芳雄ルドルフ☆☆☆
今日のお目当て。
なんかさ、ハマリ役ってヤツですか(爆)?
ルドルフとしての貫禄みたいなのがあったよ(笑)。
ヨッシーはヴォルフガングよりルドルフ皇太子だよ(笑)。
最近、地声を張り上げるような歌い方するようになって、どこか篭ったような声楽家らしい歌い方減らしたのがここでも奏功しているのでは?
一番スゲーって思ったのが、『ボクはママの鏡だから』のところ。
情感たっぷりで、マジ泣きそうな表情に、こっちまでもらい泣きしそうだった。
ダンスの動きのキレは浦井クンに負けてたかもだけれど(笑)、やっぱりルドルフはヨッシーだわぁと思った15分一本勝負(笑)。
あ、7日の内野トート&浦井ルドのときも思ったけれど、トートとルドルフのキスが長くなってない(爆)? 気のせい(笑)? いや 、とっても愉しい嬉しい羨ましいなんだけれどね(笑)。

☆綜馬フランツ
ごめんなさい。あんまり目で追ってなかった(爆)。

☆塩野チビルド
ソロの最初音やタイミングを、外しかかってたけれど、後半挽回してた。

こんな感じでした。
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『さらば、わが愛 覇王別姫』

2005-09-19 08:58:48 | 映画_2004-2007
※2005年9月18日加筆

@ル・シネマ(リバイバル上映)

感じることいっぱいある映画でした。
1993年カンヌ映画祭パルムドール(Palme d'Or)受賞作。『ピアノ・レッスン』と同時受賞。

※『覇王別姫』: 京劇などの中国古典定番もののお芝居。項羽と劉邦の戦い。「四面楚歌」の故事の場面。そこでの敗軍の将と愛人の物語。

この『覇王別記』を演じる京劇役者のものがたり。
『覇王別記』になぞらえたストーリー。うまい。
主役の女形(おやま)と男役の人生。
女形・虞姫を演じるのが程蝶衣(byレスリー・チャン)。男役・項羽を演じるのが段小樓(byチャン・フォンイー)。
現実世界でも、蝶衣が小樓を恋して愛してしまうが、その想いは届かない。小樓は、高級娼婦の菊仙(byコン・リー)を愛し娶る。そして、3人をめぐる愛が、ぶつかって、その一方で助け合って....。
そして、中国の現代史。時代の流れに否が応でも翻弄されてしまう役者。残酷な最後。
とにかくせつないお話。

やはり、チェン・カイコーは大作を作り上げる監督ですね。
それに、何よりもレスリー・チャン!!素晴らしい!!
あぁ、何故死んでしまったんだろう。『覇王別姫』の虞姫のように自殺だったんだよね....。

役者でいうと、レスリー・チャンが好演していて、コン・リーが汚れ役を演じきっているからすばらしいんだけれど、チャン・フォンイーが、弱い。特に情感が弱いのよ。
プログラム読むと、レスリー曰く「もういっしょに演じたいと思わない」ってインタビュー記事で書いてあるけれど、そうだろうな(笑)。その後も、チャンは、『始皇帝暗殺』にも出ているのだけれど、何故、チェン・カイコー監督が重用するのかわららん(笑)。

あとストーリー追いながら、『エリザベート』の“私と踊る時”を思い出してしまいました(笑)。
でもこれは真っ当な連想のつもり(笑)。
引用すると、
 ♪踊る時は 選んだ相手と
  踊りたいままに 好きな音楽で
  踊る時は この世終わるその刹那も
  ただ一人 愛する人と
  踊る時は 全てこの私が 選ぶ
なのだけれど、本当にそんな感じのお話なの。

中国現代史を知っていると理解が深まります(笑)。
二人の幼少期・少年期・青年期・壮年期と、時代が変わって、支配者も変わって社会構造がドンドン変化していきます。1924年~1977年の設定。
国共合作から、日本の支配、国共対立からの共産党勝利で支配開始、文化大革命、ラストが文革終結。
劇場を日本の日の丸や標語などで固めても、日本の軍人たちは、舞台を観劇するときは、マナーがマトモだったのね。そして、将校たちも酒席でもマトモに中国の舞踊を鑑賞するワケ。
ところが、日本が出て行ったあと、中国の軍人が舞台を見るんだけれど、劇場でわめき散らしてメチャメチャにして、劇どころか役者までズタズタにするんだよね。で、役者が「日本軍だってこんなことをしなかったのに」って。でも、今度は、その一言が、日本へのシンパ・反中国ってことで咎になってしまう。

それから、文化大革命って最悪だよね~。何か良いことあったのかな?
よく知らない人は、たとえば、日中合作のドラマ『大地の子』を見てみて。陸一心(上川隆也)の養父(チュウ・シュイ)が紅衛兵に引き連れ回されて、とんでもないことになるから。
この映画では、3人を引き裂く元凶になります。すごく残酷。
本当にバカなことしたと思うよ。

フィルム劣化でノイズもあったけれど、スクリーンで見られて嬉しい一本でした(涙←感動)。
家には、録画したまま見ていない、この作品のビデオがあったんだけれどね(笑)。

プログラム。
(新たに発行したのではなく)以前のをかき集めたみたい(笑)。以前、Bunkamuraのショップでは売り切れだったはずだから。
今は、Bunkamura支援を外したオフィシャルサプライヤーの広告があるし(笑)。
その一方で、当時は、まだ、脚本全文掲載してなかったんだね。買ってからちょっとショック(笑)。
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“Ernest in Love” 宝塚歌劇団花組

2005-09-14 19:26:27 | 宝塚歌劇団
@日生劇場
夕方、ちょっくら仕事を抜け出して日比谷へ行ってきました(^。^)。
でも、観劇中も仕事のこと考えてしまってアカン。最悪。

専科の樹里咲穂の最後。主役。
で、花組は、蘭寿とむと、その格下(ゴメン(笑))の選抜メンバー。娘役は、遠野あすか以下で選抜w。

オスカーワイルドの『まじめが肝心』が原作。
コメディです。ソコソコ笑えます。もっと崩してもらっても良かったかなとは思うけれど。
樹里ちゃんの持っている雰囲気考えたら、樹里ちゃんの最後の公演は明るいノリの舞台でしめるのは良いんじゃないかって思いましたっ。

樹里の相手役が遠野あすかで、蘭寿とむの相手役が桜一花。
名前にまつわる嘘から始まるラブコメディ。
コメディだから、みんな、大げさに振る舞っているのが奏功していると思う。

遠野あすかは、キャラがちゃんとあるコだね。歌とお芝居とそろってできるし。
次の本公演でふづき美世が引退だから、そのあと継ぐんだろうな。順当でしょ。
桜一花は、顔立ちもあるんだけれど、立ち居振る舞いが、宙組娘役トップの花總まりに似ていて(笑)。コピーかよっって思っちゃった(笑)。クローンの2号か3号あたり(笑)。そこまで似てはいないか(笑)。
とむも将来はクルかもね(笑)。

でもでもでも!!
樹里サマ。何故辞めるのだぁぁぁ。初風緑サマもそうだけれど....。
歌も踊りもお芝居も、もっと下手なのにトップ張ってるヤツ(ら)がいるじゃないかいっ(爆)!! 誰々とは書かないけれど(爆)。
本公演1つ2つくらいで良いからトップをさせてあげたかったよな~。娘役との相性の問題もあるんだろうけれどさ。

の前に、オレ、いつからこんなにヅカの人事に不満を言うようになったんだ(爆)?
ヅカ廃人街道一直線(爆)。

p.s.この前の10日土曜に有楽町駅のホームで、そして、今日は日生劇場内で、固有名詞は出しませんが「ニットの貴公子」の異名を取る方とお会いしてしまいました(笑)。
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『エリザベート』@帝国劇場

2005-09-08 19:25:29 | 東宝ミュージカル
ソワレ観劇。
背景用の電飾がなくなっていた!! 万歳!!
普通のスクリーン投影になってます。ホッ(~o~)

内野トート。
やはり、山祐トートの方が歌は上手いかもしれないけれど、黄泉の帝王トート閣下としてのお芝居や、立ち居振る舞いから醸し出される雰囲気は、オイラはウッチーの方が好きだ。
とにかく、妖しさ抜群(笑)。今日は、声も良かったよ~。
鞭の使い方が怪しすぎてツボ(爆)。
ってかさ~、あのトート閣下の衣装着て、あの格好で歩きたいんだけれど(爆)。ダメ(笑)?

一路シシィ。
こっちも、何回も見て食傷気味かなぁ(笑)。たまには、別な人でみたいかも(笑)。
声がまだ本調子じゃない? もっと、声量あった人の気がする。
今日は、ルドルフの墓で泣き崩れるところが、良かったと思う。

演出の問題でいうとさ(笑)、
『私だけに』のトコロはさ、やっぱり、盆が回ってカーテンが開かないとダメ(笑)。
で、もちろん、下にはドライアイス(爆)。
ヅカ版の方がずっと好き☆

それから、シシィについては、どうしても、オイラは、エリザベート(シシィ)役=ロミー・シュナイダー(Romy Schneider)のイメージから抜けきれないんだよな(笑)。
あ、そうだ。今、偶然、思いついた。
コワイモノ見たさもあるけれど、井上芳雄くんに女装してやってもらうのってどうだろう(爆)?
声楽家だから、高音出るだろうし、化粧のノリも良さそうだし(笑)。
やっぱ、キモイだけかな(笑)?

フランツ。石川禅さん。
上品だよね~。って皇帝だから当たり前か。
ただ、青年期の頃の化粧が濃すぎ(笑)。

ルドルフ浦井くん♪ (何故音符をつける(笑)?)
お芝居が去年より上手くなっている!!
今回のルドルフ三人の内、きっと、一番ダンスが上手いよね?
足長くて、うらやましい。(←またソコかいっ!!(笑))
ダンスも、髪乱しながらやってた。
あ、そうそう。トートとのキスシーンが、異常に長いっ!! ネットリとねっ(ジュル(笑))。
そういうのが良かったら、ボクがいくらでも代わってしてあげるヨン☆ (←どういう意味だよっ(爆))

ちびルドは苫篠和馬くんでした◎
ちびルドって、本当に可愛いよね~。幼い頃の自分にやらせたい(ヲイっ(爆))。
ついでにM!のアマデも(コラッ(爆)!!)
プログラム買ってないからわからないけれど、チビルドのキャストは去年と同じなんだろうか?

というわけで、ヘンタイ(というか悪ノリw?)cygnusの観劇日誌『エリザベート』でした(笑)。
それにしても、回数見たんだなぁって思う。歌える歌が多くなってるモン(笑)。
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『ジーナ・K』&監督トークショー

2005-09-04 08:57:14 | 映画_2004-2007
@イメージフォーラム

人間ドラマモノ。濃密な感じ。骨のある映画です。
ミュージシャンSHUUBIが主役で映画出演。
ドキュメンタリー手法を取り込んでいます。

全般的に「絶望を描く」感じが良いです。意味なしファンタジーは排除。
ARATAは、何回も血を流してます(笑)。殴られる回数が多いから(笑)。
脇を固めるのは実績と実力ある俳優陣。特に、石田えりさんが、スゴイ!!
でも、ストーリー上のキャラクターみんな熱いというかエナジーがある!!

人間は、親子や仲間同士で、同じことをくりかえしながら生きているのかもしれない。

とくに、テーマソング(ストーリー中で一回歌われます)の「ハジマリノウタ」が良い!! あとで、CDを買っておこう♪
博多が舞台で、博多ロケ。ときどき、博多弁についていけない(笑)。字幕欲しかった(笑)。
あと、撮影技法的に、モンタージュが上手かったと思う。

監督トークショー。
今作品の藤江儀全監督と、橋口亮輔監督のtalk showがありました。
元々オイラがrespectする橋口監督の『ハッシュ!』で助監督を勤めた藤江監督。
今回も、橋口監督が脚本にサポートで入っています。
橋口監督がリードする形でトーク。
藤江監督は、頑固だそうです(笑)。脚本を注意してもナカナカ直さないんだとか(笑)。
短い時間の割に舞台裏話がたくさん聞けて良かったです。
しかも、出演者の、光石研さん、SHUUBIさんが来てて、オイラの近くの座席に座っていた(笑)!!

ストーリー・背景作り込み:☆☆☆☆
人物作り込み:☆☆☆★
音楽・美術・衣装:☆☆☆☆★
印象に残ったか:☆☆☆☆
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