LUNACY

cygnus' blog

「テンプリズム」第9巻

2016-05-31 00:41:04 | 本・コミック
曽田正人・瑞木奏加

ひとつのヤマ場だよね?
。。。それにしても、"TENTH"の10番目って何なんだろう?気になってるw。

あと、キャラクターのビジュアル見ていると、ミュージカル化されそうなノリに見えてしまう(笑)。
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「海よりもまだ深く」

2016-05-28 23:42:26 | 映画
是枝裕和監督
オリジナル脚本かな?

阿部寛主演だけれど、所要所で樹木希林に食われてたか(苦笑)。
通し役キャストは、みな好演していたと思うけれど、リリー・フランキー演じる興信所のオッサンにツボだった(笑)。

ただ、どこか冷めた眼でみてしまうジブンもいてですね。。。
阿部寛演じる主人公にイラつくこともしばしば。
ストーリーにまだまだ絶望が足りないのかな?
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三宅乱丈『イムリ』(19)

2016-05-27 00:15:32 | 本・コミック
えぇと、18巻(というか以前のストーリー)の内容を忘れてました。イカンなぁ。
バトルが多くなってきたかな?
本巻では、デュルクはそこまで出しゃばってないね。

それにしても、半年に1巻くらいのペースだから、これも10年かぁ。。。早いなぁ。
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森達也・安岡卓治「A」「A2」

2016-05-22 15:32:55 | 映画
劇場で観られてなくて、DVDで昨夜~夜明けに立て続けに観ました。"FAKE"公開前に観ておかねばと思ったし。

まず、よく、教団(とくに荒木さん)の信用を得たなぁと思ったら、(パンフレット読んだら)手紙だったのか、と。
しかも、他社マスコミはそういうドキュメンタリの取材のやり方をしていない。というのも驚きだった。
なお、「A2」では、荒木さんがほとんど出てこなくて、あれ?と思ったら、この理由も、パンフレットにあった。
僕も、荒木さんを映した映像見ながら、皮膚がおかしいって直感した。


「A」ではオウムに対して横暴な警察・公安が描かれ、一方で、「A2」では住民のためとはいえ、オウムを外部から守る警察。
本当に視点をどこに置くかで、受け取る側の解釈が変わってしまうな、と。

また、「A2」で驚いたのが、立ち退きを求める住民と信者の交流が描かれていたこと。かなり仲良くなっていて、驚いた。
お互いの不信感が少しずつ取り除かれていったんだろうな、と。
それから「A」でも被害者の会の人が荒木さんに声をかけるシーンも印象に残った。

教団の道場の内部をこれほど詳細に映像で見たことはなかったのだけれど。
まず一つは、やはり、信者であれそこには「生きる」(ないし生活する)行為のリアルがということが印象に残った。
信者が笑うシーンがあるし、森さんとフツーにコミュニケーションが取れているということも驚きだった。
二つ目は、空間と信者のこと。
あの信仰空間の状態、つまり、祭壇と雑然の共存が、以前、カルト宗教の勧誘に引っかかってそのアジト?へ行ってしまったときに見た光景とそっくり。
そして、そのアジトに集まっていた面々と、映像に出てくる教団の若者が、雰囲気が似ているんだ。穏やかな物腰で、純粋そうというか、そこそこイケメンだけれどチャラくなれないというか、そういう感じ。

とにかく、頭から離れないのが「A」で荒木さんがインタビューに答えていわく「社会の方に還らないという感じ」という言葉。
彼らにとってみれば(多数派の人間の生きる)社会の方に戻る価値を見いだせないということを、たしか宮台真司先生の著作群に書かれてあったことを思い出した。


僕は、カルトに勧誘されて一度はアジトまで行ってしまうくらいだから、昔からどこか彼ら(信者)を他人事と思えない感覚がある。
結局、僕は、社会の方を生きること選んでいる(ex:アジトでヤバいと感じて逃げ出した)わけだけれど、彼らと僕は何が違うのか、再び深く考えはじめてしまう映画だった。
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「ダンス・ダンス・ダンスール」第2巻 ジョージ朝倉

2016-05-20 00:56:07 | 本・コミック
なんだか、ストーリーもキャラも暑苦しいなぁ(笑)。
ジャンプかよ(笑)。これは、スピリッツみたいだけれどw。
逆に、スピリッツだと、かつての「昴」とカブりが多い気がするけれど、まぁ気にしない方向で。

。。。。でも、最近、バレエもコンテンポラリーダンスも観に行ってないなぁ。
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「山羊座の友人」原作・乙一/漫画・ミヨカワ将

2016-05-16 22:16:16 | 本・コミック
いじめとそれに関わる殺人事件のミステリーコミック。

かなり後のほうまでオチ(推理小説のトリックとは違う)がわからなかった(汗)。ちょっと悔しい。

ネタバレになるけれど、臥薪嘗胆が物語のキーなのは、ドラマ「相棒」とかでもあったよね。
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『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』輪島裕介(光文社新書)

2016-05-16 22:01:28 | 本・コミック
このお方の博士論文の新書化かな?(勝手な推測)

「演歌」のくくりの発祥とその後について、研究した結果をまとめたモノ。
そうか、高度経済成長期から低成長期に入る頃、70年頃にくくられたものなんですね。
だから、成立してから40年くらいのしか経ってない。商業的にも隆盛を誇ったのもわずかな期間、と。

ほか、大衆音楽史と書かれているように、非常に、戦後音楽エンタメ業界史の勉強になりました。
戦後は、80年代のバブル前までは、結構、音楽エンタメ業界人の政治的スタンスやポリシーと、詩や曲の制作や解釈が密接に関わっていたんですね。
また、ゼロ年代になってからの「歌謡曲」の意味の変遷の話も面白かった。
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『スポットライト 世紀のスクープ』(原題: "Spotlight")

2016-05-11 23:12:42 | 映画
ボストンの地方紙が健闘した実話を基にしたストーリー

ジャ一ナリズムにかかわる人は、是非、見逃して欲しくない作品。
NHKの会長はバカだから、この作品の価値はわからないだろうな。

自分が住みつづける街のことだからこそ、見逃してはならない・報じなければならないという姿勢を貫くのは、生やさしいことじゃない。
ストーリー上で、取材チームリーダーが母校の悪をも告発することになるのだけれど、僕の母校もOB教師でかためて悪弊が改まらないのと相似だなと思った。

あと、マサチューセッツ州?ボストンのみ?がカトリックが優勢とは知らなかった。
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近藤ようこ『死者の書』(上・下)

2016-05-07 00:48:26 | 本・コミック
折口信夫の幻想小説「死者の書」の、画展開化作品。
当麻寺の曼荼羅のできるまでの縁起と制作がテーマ。

仏教と神道的な価値観が共存していて、幽玄な世界観が描かれ、時代は奈良時代だけれど、飛鳥白鳳期から含めた、万葉集的なあの時代を感じさせるストーリーでした。
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「雪の下のクオリア」紀伊カンナ

2016-05-07 00:42:31 | 本・コミック
舞台が北海道だから、エトランゼの続編かと思ったら、違ったわ。
独特の切ない系というか(いや悲劇ではないw)、関係性展開ストーリー。(実質)エロなしBL。
ジブンも、姉とふたり兄弟で、何かこじらせている弟なので、キャラ設定が共通でした。
とりあえず、穏やかな優しい気持ちになれそうな一冊。
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『リップヴァンウィンクルの花嫁』 (2016.4/30, 5/4 and 5/5 修正&加筆)

2016-05-06 00:25:48 | 映画


岩井俊二監督
黒木華&Cocco&綾野剛がメインキャスト

原作を読んだのが、2ヶ月前なのに、ストーリー&エピソードを、もう忘れてしまっていて、あぁそうだった!の連続(笑)。
かなり、原作(というか小説版?)に忠実だったかな、と。

偶然(だと思えること)と誰かの手のひらで踊(らされる)ることの往き来と、本人にとってのその文脈的意味を考えさせられる物語。
そして、愛し愛されることの強度と、虚構(演じるコトとか)と現実(自然に出てくる涙とか)の絡み合いの物語。
さらに、人間が生きることに伴うおかしみと、怪しい人間の振る舞いのおかしみと、振り回されるおかしみの物語。

とにかく、原作より印象に残るので、映画の映像の力ってスゴいな、と。
特に怪しさ満点のキャラの綾野剛演じたアムロなんか、さらにソレっぽいしっ(爆)。
もうひとつは、黒木華&Coccoの演技で、原作の同性愛的なテイストが、よりあり得べき形で浮き出てきたのではないかな?と。

背景音楽のクラシック(バッハとかメンデルスゾーン)の爆音とか、川崎での真白の母親との面会の後の号泣シーンとかの狂ったような感じは、園子温監督っぽいかもと思った(笑)。

ただ、このアムロと七海と真白母の号泣シーンのアムロは、ストーリー上で嘘泣きかと思ったら、ストーリー上でガチと判断する人が多いみたいだ。。。。うむ。そうか。

それから、パンフレット入手して、宮台真司先生の解説を読んで、まだまだ、僕は背景寓話の読み解きが出来ていなかったな、と。

何せよ、もう一度観ておきたい映画でありまする。(→結局、2016.5/4にまた観に行ったw)
さらに、1時間ドラマ×6回版もあるそうで、これも観ておきたいな、と。

あと、綾野剛について。
駆け出しの頃の超ロン毛の頃と較べて、声が低く太くなった?つぶした?
なんか、繊細な男の子系の高い声だったイメージが残っていたから、ちょっと新鮮だった。

それからストーリーを離れて、制作について。
カメラマン(と岩井俊二監督の関係)。篠田昇さん亡き後だけれど、やはり、光の使い方に意識的な右腕になられる方とお見受けしたかな。
 ※と思ったが私が甘く(汗)、監督はまだまだ不満らしい。→ http://www.webdice.jp/dice/detail/5118/

それにしても、黒木華が蒼井優に見えそうになることが何回かあって、岩井俊二監督の作品、ジブン観すぎかもなと思った(苦笑&下記参照)。
ただ、観すぎの割りに郭智博のカメオ出演に初回では気づかなかった!(笑)←結婚式場での代理出席で「このバイト何回め?」というセリフのイケメン。

1995年4月にシネスイッチで"Love Letter"公開2日目に観てハマって以来、「スワロウテイル」もビッグサイトで3000人(だったか?)の試写会で観て、『リリイ・シュシュのすべて』は初日舞台挨拶の回で観るために始発で行ってスペイン坂に並んだし、劇場公開作は短編含めてすべて劇場(含む名画座)で観ているはず。(その意味、今回この作品を観るのがこんなに遅くなってしまったのは悔しい(苦笑))
ただ、テアトル新宿はまだ残っているけれど、シネ・アミューズもシネマライズも、もうないんだよなぁ。。。(←つまり、とくに岩井俊二監督作品は映画館と結びついて記憶に残るんだよなぁと言いたい)。
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『オマールの壁』

2016-05-05 23:19:55 | 映画
第66回カンヌ国際映画祭 ある視点部門 審査員賞

幼なじみと恋人に会うために、イスラエル側とヨルダン川西岸地区を隔てる壁(だと思う)を越えて往き来するパレスチナ若者が主人公の物語。

テロリズムやスパイとかと無縁な日々を送れる幸せをかみしめざるを得ないストーリー。
緩くない映画でした。
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『大奥』第十三巻

2016-05-03 23:22:08 | 本・コミック
よしながふみ作の男女逆転大奥。
なんだか半分惰性で買って読んでいる気もするのだけれど、結局、そこそこ面白いと感じてしまっているから読んでいるワケで(笑)。

ついに、黒船やって来て幕末ですな。
 # 江戸時代の通史を一通りやるとは、当初は思ってなかったよ(苦笑)。

ラストの篤姫登場の満を持した感が半端なくて、たのしみ。
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「いちまつ捕物帳」(3)

2016-05-03 23:17:51 | 本・コミック
細野不二彦

前も書いたけれど、江戸の風俗や街について勉強になるわぁ。
ただ、どうも松っあんが、「ギャラリーフェイク」のフジタに見えてしまってしょうがない(笑)。
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「日本会議の研究」菅野完

2016-05-03 02:05:09 | 本・コミック
twitterアカウント名 noiehoie さんの著作。
以前からフォローさせてもらっていて、このたび連載が新書で発刊されたので、買って読んでみた。

タイトル通り、安倍政権を支えている母体のモヤモヤとした存在を明らかにした内容。
しかも、構成が緻密で、謎をつきつめていく感じの、物語がちゃんとある(と感じてしまう)著作。
理系の人や推理小説好きにウケそうな文体かもしれない。

一番驚いたのは鈴木邦男氏に関する件り。

この本でもってノイホイさんがボールを投げているとすれば、受け取った僕がどうするかということが問題なのでしょうね。


ところで、この本の元になった一年がかりの連載(つまりノイホイさんの情報発信)を読んでいて気になり始めたことがあって、それは何かというと、自分の住んでいる地域を選挙区とする元都議(現在国政落選中)さんのこと。
この本の表現を借りると「野蛮で幼稚な」ネト○ヨ的な発言を繰り返すようになって、プロフィールをサイトで確かめてみたら、案の定、日本会議....。そういうことか、と。
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