LUNACY

cygnus' blog

『風音』

2004-08-30 02:12:53 | 映画
@ユーロスペース。

沖縄モノです。
普通の人間ドラマモノ日本映画だと思ってました。が、公開時期的なこともあってか、沖縄ということもあってか、先の戦争もテーマになってます。
結構、これも重かったです。106分の映画なのに、もっと長く感じました。

解釈を観客にゆだねた(とボクが判断した)ところもあって、単純な話ではないという部分も感じました。

まぁ、ストーリーとその解釈は、いろんなサイトに情報が書かれているだろうから割愛。
本筋ではないトコロだけれど、個人的にキャストが意外とツボでした(をいっ)。
まず、細山田隆人くん。最初、「見たこと気がするんだよな~、この俳優さん。」って思って、エンディングスクロールまでわかんなかった(笑)。
それから、北村三郎さんと吉田妙子さん。二人揃って『深呼吸の必要』とかぶってますね(笑)。沖縄で、現地方言が自然に話せて芝居のできる人ってなると、このお二方になるんでしょうか。
そして、なにより、つみきみほ。何故かって? それは、シグナスが1988-9年ころ(何歳かは書かない。否、書けない(爆))のアダナが「つみき」だったから。つみきみほに似ているって言われて、定着。最初は呼ばれても無視して、その渾名が自然消滅することをねらってたんだけれど、不意にオイラが反応しちゃってからは、もう無理だった(笑)。

1989年。柳楽優弥くんはまだ生まれてないっすね(笑)。
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『堕天使のパスポート』

2004-08-29 02:12:13 | 映画
@シャンテ・シネ(日比谷)。日本でもココだけの公開です。

『アメリ』の主演女優さん(オドレイ・トトゥ)が、頑張ってます。

イギリス映画って、ケン・ローチ監督もそうなんだけれど、社会的というか告発的なトコロがあるんですよね~。BBC Filmが協力しているだけあってか?、この映画もちょっと重いところあります。
ぴあ本誌には「非情な現実の中でもがく移民の男女の希望探し」。

最悪の結末は避けたモノの、完全なhappy endingではありません。ただ、希望のある終わり方はしています。
何て言うのかなぁ。心に残るものの多いって言えばいいかなぁ。そういう人間ドラマ映画でした。
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キネマ旬報2004 9月上旬号 No.1412

2004-08-26 02:11:32 | 映画
あの篠田昇カメラマンの追悼記事が載っています。
久しぶりに買っちゃいました。
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『カンヌSHORT5』

2004-08-23 02:10:13 | 映画
@UPLINK X

今年はなにかと話題のカンヌ映画祭。
ココ数年の短編部門で上映され高い評価を受けたヨーロッパの作品をオムニバス形式でまとめたものです。

いかにもヨーロッパタッチというか。どれも「クライ」です。動きがないんですよね(笑)。でも映像は綺麗です。
アート系映画好きにはタマラナイと思いました。
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LIVE ACT "himself" 千穐楽

2004-08-19 01:56:05 | 舞台[その他]
今日は、職場ではなく自宅に帰ってます(笑)。

当初、正直あんまり期待していなくて(ゴメンよアッキーm(__)m)、「シェークスピア『ハムレット』を忘れるコト」を徹底的に自分に言い聞かせてたんだけれどさ。

ちゃんと、それなりに、ハムレットの体をなしていて驚き。

まぁイロイロ突っ込みドコロあるし(笑)、思うトコロあるけれど、今回は十分目を瞑れます。

千穐楽を観たせいもあるだろうけれど、オイラのトータルの評価はPOSITIVEです。

とにかく、アッキーお疲れ様~。

p.s.最後の観客席大合唱のとき周りに合わせて女声域で歌っていたら喉が辛くなった(爆)。
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『ドリーマーズ』

2004-08-16 02:09:12 | 映画
@新宿武蔵野館。15日夜。

ベルナルト・ベルトルッチ監督作品。フフフ。私が、この監督の作品が日本公開されるなら見逃すわけないじゃないですか(笑)←大袈裟(笑)。
そう。あの『ラストエンペラー』の監督さんです。あと『ラスト・タンゴ・イン・パリ』とかが有名。
が、どうも、今回のは、東京で4週間の公開で終わり。つまり、商業興行的にはコケタ可能性アリ(笑)。

舞台は仏蘭西1968年。フランス人の双子姉弟(大学生)が近親相姦チックになっているところに、美青年アメリカ人留学生が入り込んできます。3人が互いに愛し合う奇妙な関係が、退廃的に進みます。

この映画は好みが分かれると思うし、自分でも評価がまだ定まりません(笑)。どうなんだろねぇ。
とりあえず、人にプッシュはしません(いつもの台詞(笑))。退廃的な、つまり、デカダンス大好きな人に対してであっても、「デカダンは十分あるけれど、期待しすぎない方がいいよ」といいそう(笑)。いや、悪くはないんだけれど....。
あと、確かに、ルーブル美術館駆け抜けシーンなんかいいんだけれど(笑)。あと、入浴シーン(笑)。

あと、ベルトルッチ的『ニューシネマパラダイス』って感じもあります(ジュゼッペ・トルナトーレに対抗したのかどうかは知らない(笑))。
だから、映画史に関する知識があれば、結構、それはそれで愉しめます。引用がかなりありますし。というか、映画史や20世紀文化史の知識が、ある程度ないとつらいかな。壁写真にもマレーネ・ディートリッヒが出てきたりしているし。あと、ユジューヌ・ドラクロアの『民衆を導く自由の女神』の模写が主人公の部屋の壁に掛けられているんだけれど、顔がマリリン・モンローになってたりして、ちょっと笑えるんだけれど....。

エンディングスクロールが、上から下に流れて笑った(笑)。
それから、ぼかし入れすぎ(笑)。アメリカやフランスだったら、今回のこの映画のような場合だったら、入れないぞ(笑)。
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『盤上の敵』

2004-08-16 01:55:26 | 新体操・ダンス・バレエ
@青山劇場。15日マチネ。

2階席だったんだけれど、2階席はガラガラ。大阪公演では埋まっていると良いな。関西出身のダンサーもいるしさ。

すぐソバの席に、どこかのバレエ団の若手ダンサーと思われる人発見。どっかで観た気がするんだ。でも、どこの誰か思い出せない~。つか、何で、関係者席でなく、こんな2階後方の貧乏人席で観てるんだ(笑)?

観客オトコすくないね(笑)。まぁ、これはいつものことだ(笑)。昨日の『お気に召すまま』だって、「業界人」と「奥様に連れ来られたダンナ様」「彼女に連れ来られた彼氏」を除いた男性観客、つまり、自分で舞台情報チェックしてチケを取ってきた男性はどれだけいたか(笑)? で、バレエだから、観客における男性少数派の度合い普通の演劇の上を行くわけです(笑)。

西島千博さんが主役で相変わらずカッコイイけれど、他のダンサーもみんなレヴェル高くて、誰も動きが滑らかなんだけれど崩れないっていう感じでスゴイよ。ダンスを追っかけているだけで十分楽しかった。音楽も(オイラ的には)十分満足。ストーリーわかんなかったというか、ストーリー無視してダンサーの踊りに惚れ込んでた(笑)。

個人的には、平野亮一くんを観ていて「オトナになったわねぇ」ってオバサンモード(笑)。前見た時はまだ「カワイイ」というイメージだったのに。なんか大人びた感じ(笑)。あ、あと張縁睿[Cho Enrui]くん。遠目で見たら井上ヨッシーにちょいとだけ似ている感じがした(笑)。服部有吉くんも注目だね。

やっぱり、ボクのアタマは、踊りモノでもトロケられるようだ。そんなことを再認識。
暇と時間があって、顔がソレ向きだったら、ダンス教室通ってもいいかもと思っちゃうモン(笑)。
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『お気に召すまま』

2004-08-16 01:54:52 | 舞台[その他]
@彩の国さいたま芸術劇場大ホール。8月14日ソワレ。

若手三人が演技をすごく頑張っているのが良かった。成宮くん&月川くんはキレイだし、小栗くんはカッコイイし。

冗長なところも多いけれど、ストーリーはわかりやすい。
happy endingもOK。♪おとぎ~ばなし~だから~(笑)。(←『ハートをWASH!(by 永井真理子)』風(笑))

音楽が、場面にそぐわなかったりする(ex. 歌を歌うシーンで全然違う音楽が大音量で流れる)のは???だったけれど。
ワーグナーはまぁ合っていたと思う。『パッヘルベルのカノン』『主よ、人の望みの喜びよ』『結婚行進曲』とか、なんか選曲が安易だよなぁ(笑)。蜷川さん、もっと音楽のセンス磨いてよ(笑)。

で、最悪だったのが、ラストに上から降りて出てくる福笑いキャラの背景画。
あれで超興ざめ。のめり込んでいて、すっごく良い評価の演劇だったのに、一度に怒りがこみ上げてきました。
もう、何なのよっ、あれはっ!!

あぁぁぁ、あの福笑い3体さえ無ければ、さえ無ければあぁぁぁ(悲痛の叫び)。
本当にもう一回観てもいいかなって思ってたのよ。あのシーンまでは。
12月の日生劇場『ロミオとジュリエット』が不安になってきた(笑)。

p.s. 『結婚行進曲』聞くと、ピアノ弾いているノリで指が動く(笑)。
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とあるニュースと浜崎あゆみ。そして、浜あゆみ。

2004-08-02 02:08:30 | 映画
※後日、数回にわたり加筆・訂正

このNEWS。エイベックスの松浦さんと、系列プロダクションの千葉さんの辞職。浜崎あゆみを「ミュージシャン」として成功へ導いたトコロ。辞職事件の日付は2004年7月30日。

さて、私は、この日(正確にはその前日だが)、何を喜んでいたか。

橋口亮輔監督の映画・青春映画の金字塔『渚のシンドバッド』DVD発売!!!! (and 購入(笑))
1996年ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード(グランプリ) 他を受賞。
これに、浜あゆみ(「」の字に注意(笑))が出演しているのだ。
主役うちの一人。他の主役には岡田義徳や草野康太が出演してる。
つらい問題を抱える少女役なのだ。そして、周囲と摩擦を起こしたり。華やかさのない役どころなのだ。
また、ストーリー上、伊藤@岡田義徳が、相原@浜あゆみの唯一の心を開ける親友になる。が、この伊藤は、同性愛者である。
つまり、この役の与える印象による彼女のイメージ低下を嫌って、その後、売れて成功していた浜崎あゆみの事務所が、発売に難色を示していたらしい。
あくまで、噂。噂。噂である。裏を取ったわけではない。
また、安西ひろこもチョイ役で出演しているのだ。そっちの事務所によるストップかな、と、この前までは思っていた。安西側のオフィシャルデータにこの映画出演の記録がないらしいのだ(笑)。

しかし、この、辞職騒動と、発売日の一致はどういうこと(笑)? 妙な符合が(笑)....。勘ぐりしすぎ? 穿った見方?
やはり、安西より浜崎側なのか?

でも、この映画の相原@浜あゆみはボクは好きだ。
長崎ロケも良い。昼間っから、稲佐山へのぼっちゃうし(笑)。
でもって、このDVDは、特典イッパイなのDA(映像+ブックレット)。ブックレットで、ちゃんと浜崎あゆみも座談会参加しています(笑)。

そして、明けて月曜の8月2日。エイベックスの株がストップ安の下落(笑)。経常利益だか売上高だかが、浜崎あゆみ1人で1割に達するらしい(笑)。
そして、3日。二人ともエイベックスに復帰とのニュース。やれやれ
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『青の塔』

2004-08-02 02:07:02 | 映画
@シネマアートン下北沢。上映後監督挨拶ありました。

『カタルシス』の坂口香津美監督作品。
『カタルシス』同様に、社会と(あくまで)結果論的に隔絶してしまっている状態、せざるを得ない状況に陥っている人を描いている作品です。今回は、「ひきこもり」の人がテーマ。

話の展開のテンポが、(おそらくあえてそうしている感じがしますが)遅いです。
テーマがテーマだけに、当然、クライです。

自分は、結構、彼らの気持ちがわかりそうな気がしていた、共感を持てそうな気がしていたけれど、やっぱりそれはdoubtのようです。まだ、ボクは甘いというか....。もっと、彼らは深い苦しみの中にいるのかもしれない。そして、周囲の精神的・肉体的苦労も並みじゃないだろう。
ボクには、体験がないというか、ず~っと学校へ通い続け、曲がりなりにも就職して、学生時代の(自分から(笑))サボることを除けば無欠席で、無断欠勤なしの状態。さらに、一人暮らしで身の回りのことも一応は自分でクリアしている。何もしたくないとか、部屋に籠もっていたいと思っていても、現実に適応して、つらくても外へ出て行っている。
自分と彼らには、大きな差はないと思っていたけれど、まだまだありそうな気がする。理解には遠いかなと思いました。う~ん、言いたいことが良くワカラン文章だ(笑)。スイマソン。

あ、ストーリーとして、少女を救世主として象徴化するのはどうだろう....。悪くないけれど、オイラは別の方法を考えたいかな。
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『茶の味』

2004-08-01 02:06:18 | 映画
@シネマライズ2F

うーん。微妙なテイストの映画です(笑)。
悪くないんだろうけれど、オイラ好みの路線じゃなかったって感じ。
有名人がかなり出てきます。チラチラとですが。

でもコレだけ変人に囲まれていたら日々楽しいだろうなあ。迷惑くらうことも多いだろうけれど(笑)。
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