LUNACY

cygnus' blog

「バレエボーイズ」

2015-08-30 23:05:38 | 映画

@ヒューマントラストシネマ有楽町

ノルウェー・オスロでバレエやっている3人の少年についてのドキュメンタリー

仲良し3人組の成長とココロの揺れを描いた作品。
いや、ベタなエピソードやインタビューの連続なのだけれど(汗)、それは、制作手法としては奇を衒わないということなわけで。
やはり、彼らを応援したくなってしまう作品。

4年の密着取材ということだから、監督サンは相当に内容を絞ったんだろうなという印象。75分。

しっかし、4万ユーロ(ポンドじゃないのか?)かぁ~...大金だなぁ。


そういえば、最近、バレエ観劇に行ってないな(苦笑)。
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『彼は秘密の女ともだち』

2015-08-23 21:32:19 | 映画
シネスイッチ銀座
フランソワ・オゾン監督

ジェンダー・セクシュアリティの観点を通して、自由な人生を選びとることへの讃歌でした。

混乱しやすいので、ネタバレですが書いておくと、ストーリーのラストは、MtFTSと女性のビアンカップルとしてハッピーになるというオハナシです。
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「舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに」

2015-08-23 17:40:49 | 美術展・博物館
練馬区立美術館

皇后陛下御観覧のニュ-スが流れてくるまでこの展覧会の開催を知りませんでした(恥)。

かなりの作品が、岩手県立美術館収蔵作品。
実家に帰ったときに岩手県立美術館は行っているのですが、この作品観ていたっけ?の連発(恥)。
人間の記憶ってアテにならないものですね(汗)。
母校(高校)の大先輩なのですが、母校の収蔵作品は来ていませんでした(苦笑)。

素描もたくさん展示されています。
とにかく、かたち・表情をとらえる能力が、ハンパないお方だなと痛感。
ロダンに魅かれて憧れて彫刻家になったらしいけれど、納得です。
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『野火』

2015-08-22 20:58:21 | 映画
塚本晋也監督・主演
ユーロスペース

大岡昇平原作

従来同様の塚本テイストの映像(青い・黒い・仄暗い、かつwet)と音楽(不協和音・ディストーション、かつ爆音気味)が、ストーリーに相乗効果を与えている戦争映画でした。
迫力というか、何か全方位から圧しを受けている感じ。

極限状態での、人間の振る舞いと人間関係。
窮極には、人とは?という問いかけ。

パンフレットまだ読んでませんが、とりあえず、この夏一番インパクトある映画でした。
原作(ほか大岡昇平作品)を読んだり、市川崑による版も観ておくべきかも…。
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「人生スイッチ」

2015-08-22 01:26:55 | 映画
ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めた作品。
オムニバス形式で複数のエピソードが並びます。
ブラックユーモアとか、映画情報に書いてあったけれど、ユーモアかなぁ?(汗)
とりあえず、皮肉な結末の並ぶブラックなオチが続いて、ラストのエピソードだけが(それを踏襲しかけて)ハッピーエンドにした感じ。
まぁまぁって感じでした。

最初のエピソードは飛行機が出てきて、あぁ~アルモドバルっぽいなという感じはありましたが。
ペネロペ・クルスは出てきません(笑)。
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迎賓館赤坂離宮

2015-08-22 01:01:46 | 街・散歩・小旅行
今度は、東京のに見学に行ってきました!

御由緒としては(以下、パンフレットより)――
紀州徳川家の江戸中屋敷の敷地に1909(明治42年)に東宮御所として建設されたもの。
国内唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築。
昭和天皇や今上天皇が一時期お住まいになった以外、東宮御所として余り使用されることなく、戦後、建物、敷地ともに皇室から行政へ移管され、国立国会図書館、内閣法制局、東京五輪組織委員会などの公的機関に使用されていました。

それで、1968年から5年あまりかけて大改修の後、1974年に迎賓館として再デビュー。
2009年12月、創建当初からの建造物である旧東宮御所本館、正門、主庭噴水池などが、国宝指定。

一般公開で見学できるのは、
彩鸞の間、花鳥の間、中央階段・2階大ホール、朝日の間、羽衣の間。
撮影禁止ですので、写真はありません。

空間の精神性や、豪華絢爛さは、うわぁ~って感じで、ちょっとだけヴィスコンティの映画に入り込んだ感じかな。
海外の宮殿で、僕が観たことがあるのは、ロシアのロマノフ王朝の宮殿を利用したエルミタージュ美術館とエカテリーナ宮殿(どちらもサンクトペテルブルグ)だけだけれど、そのときの感覚を思い出す感じでした。


撮影可能なのは建物と主庭・噴水だけです。天気悪くて、タダでさえ下手な写真がますます残念なことに(泣)。
噴水越しに主庭から
主庭の南東側から
お花を入れて流れを出してみました
正面。広角21mm(相当)使っているのに、両翼が入り切りませんでした(笑)。
西門側から(でも、本館向こうの建物が写真の邪魔...orz)
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『はじめての福島学 「福島難しい・面倒くさい」になってしまったあたなへ―』開沼博

2015-08-19 23:32:26 | 本・コミック
サブタイトルの状態になっていた僕には渡りに船的な本だったかと。
口語調文体だけれども、400頁の本。データを踏まえた議論であり、落ち着いてものを考えたい人向け。
本当に意外なデータのオンパレードです。

現在の福島の問題のあれこれが、日本のどこにでもある問題の顕在化の速度が上がったパターンのそれぞれであるという指摘が、一番勉強になりました。

簡潔にまとめられた、ありがた迷惑12箇条も、「(何かしたい人は)買う・行く・働く」も、、心に留めておきたい。
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「白熱講義! 集団的自衛権」小林節(ベスト新書)

2015-08-19 23:07:19 | 本・コミック
根っからの改憲論者で(オイラが学生だった頃の90年代までは)右ということでサンザン言われていた(ような気がする)慶大名誉教授のコバセツさん。
自民党にも昔からレクチャーしてきたのだけれど、自民党憲法改正案の壊憲ぶりや安倍政権の立憲主義を無視した暴走に、「う~、このわからずや!」モードになってしまって、ブチ切れて、反安倍・反安保法制になってらっしゃると。

安倍政権が提示した安保法制が必要であることを説明するための15事例が、法学の立場からどのようにトンチンカンかを説明してらっしゃっていて、以前に読んだ本のPKO現場経験の伊勢﨑さんによる解説とは相補的な感じがしました。


いや~、しかし、コバセツさんってこんなに熱い先生だとは思わなかったです。

まず、論理的優越への信頼がスゴイ。
「論争に勝つこと!」なんて堂々と出てきて、こっちが圧倒されます(笑)。
弁護士の資格も持ってらっしゃるからかな。

そして、何よりも、(貴族政ではない)民主政の重要視が半端ないな、と。
憲法11条~14条、21条に書かれているあたりの内容は、国民から権力者への規定として揺るぎなく護られるべきもの(ココをブチ壊す自民党はまかりならん!)という意識なのでしょう。モチロン、僕も賛成。
だから、SEALDsへの応援も、平和主義というより、民主制の破壊・立憲主義の破壊への危機感なのだろうな、と改めて認識した次第。
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村野藤吾の建築 模型が語る豊饒な世界(目黒区美術館)

2015-08-14 00:24:31 | 美術展・博物館


まず、日比谷の日生劇場。
何度も観劇しに行っているのに、あそこが村野藤吾の建築だとは知りませんでした(恥)。
鉄道オタクとしては、橿原神宮前駅も村野藤吾の設計とは知らなかったってのも、手落ち。

ほか、大家だけあり、知っている・見たことある建築の模型がいくつもありました。
ホテルが多かった印象。また、関西エリアの建築を多く設計していたんだなぁと。

建築学、たとえば様式の分類とかそっち方面の知識があれば、もっと楽しめたんだろうなとは思いました。
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『ちはやふる』第28巻

2015-08-13 00:38:03 | 本・コミック
末次由紀

う~もう28巻にもなったのか(笑)。ってか、当然、まだまだこれからも目が離せないわけで(笑)。

しっかし、かなちゃんの睫は気づかなかった!(笑)
太一の綽名まつげくんとあわせて、まつげはポイントなのか?(笑)
んで、太一が出てないと、ホント、コミックのストーリー上も穴が抜けたようになるんだな...。
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びっけ『王国の子』第6巻

2015-08-13 00:36:18 | 本・コミック
イッキに読ませるね~。
エリザベスに睡眠薬を飲ませるシーンは「!」って感じ(笑)。
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『テンプリズム』第5巻

2015-08-11 23:47:22 | 本・コミック
ひたすら、ニキの巻でしたね。

曽田正人先生の作品だから当たり前なのだけれど、テンション高いわ~(笑)。
この作品も長丁場になりそうな感じだわ。20巻くらい行きそう(笑)。

あと、少年コミックだと思ったけれど、少女コミックみたいに巻末お笑いがあるのが面白い(笑)。
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杉浦日向子『合葬』

2015-08-11 23:43:40 | 本・コミック
この秋に実写版映画が公開されるから気になって慌てて買って読んだなんて、言えない(笑)。
コレは、彰義隊に所属した少年・青年の侍サンのオハナシ。

まず、難読語が多くて、とにもかくにも自分の教養のなさを恥じる羽目になりました。
そして、上野戦争をよく知らないし、ちゃんと知っておきたいなぁと思いました。
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京都迎賓館一般公開

2015-08-09 12:06:31 | 街・散歩・小旅行

抽選で当たったので、行って参りました(2015年8月7日)。

京都御所の東寄りにあります。
南門からの入場。もちろんセキュリティチェックあり(笑)。

※写真は結構撮ったのですが、全部、イマイチでした。ので、載せません(笑)。
しかも、やはり、人が多いので、ゴチャっとしてますし。

各部屋を一通り見学できます。

聚楽の間(待合室)、夕映の間(会議室)、藤の間(晩餐会・式典会場)、桐の間(和風晩餐室)、琵琶の間(茶室)、水明の間(首脳会談部屋)。そして、庭園。
このうち、水明の間は、今回、特別公開でした

日本人も外国人も認めている路線の日本らしさといいますか、伝統的価値観を活かした外観と空間になっていました。
庭園内を和舟で池で遊べるようになっているとは驚きました。
また、和室でも、欧米人の体型にあわせて、襖の高さは200cmにするなどの工夫もされています。

DVDを買ってきたので、あとで復習します(笑)。
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京都大原

2015-08-09 11:14:23 | 街・散歩・小旅行
先週の金曜日、2015年8月7日に行ってまいりました。

とにかく、山!山里!という感じで、もはやハイキング状態でした(笑)。
んで、これらのお寺はすべて天台宗。

☆寂光院

建礼門院ゆかりの寺。
ご本尊さまは2000年の放火で黒焦げに。新しい仏様が作られて置かれています。
拝んだら、タイミング良く尼さんに鐘を鳴らされてしまった(笑)、

☆三千院門跡

宸殿には薬師如来サマが鎮座しておられ、体の弱い私は必至に拝んでおきました。
キモは、恵心僧都が建てたとされる往生極楽院で、阿弥陀三尊像があります。あ、これ国宝ね(笑)。
天井画の復元模写は史料館で鮮やかな色彩で見られます。
庭園も素晴らしいですが広い....w、巡る分、歩きます(笑)。
金色不動堂前の休憩所で、梅昆布茶が振る舞われてます(もちろんお土産宣伝w)。

★ほか
三千院まわりのお寺4つも巡っておきました。
一度にたくさん廻ったので、縁起などは覚えきれませんでした(汗)。

勝林院。

とその塔頭寺院の実光院、宝泉院。両方とも庭園の眺めが素晴らしいお寺でした。

来迎院

これは、ちょっと趣が違うお寺でした。
坂を登っていくのがツライ(笑)。でも、閑静で佇まいが佳い所でした。


また、寂光院隣には建礼門院の、三千院の側(実光院向かいあたり)には後白河天皇と順徳天皇の御陵があって、宮内庁の札があって、あぁ、そういう所なんだなぁという点にも、歴史の重みを感じました。
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