LUNACY

cygnus' blog

"KITCHEN"....のはずが、月川勇気(現・月川悠貴)くん特集(笑)。

2005-04-17 19:07:36 | 舞台[その他]
補足訂正@4/17

@シアターコクーン ソワレを観劇。

前情報がいろいろ入ってからの観劇でした(笑)。
他の人のコメントとダブルので、たくさんは書きません(笑)。

あんまり楽しめないというか、よくわからないところのある舞台でした。
やはり、蜷川さん演出はオイラと相性悪いかも(笑)。

成宮寛貴くん。
昔に出演した映画と較べたら、かなり演技が上達したよね。声量もだいぶアップしたし。

座った座席の関係上、メインキャストでも、ほとんど後ろ姿しか拝めなかった方が結構多くて、やはりそれは残念。

俳優さんのお名前わからないんだけれど、乞食(若い方)役。
 ※乞食というのは僕の誤解であることが後に判明↓
超お疲れ様というか、もはや尊敬。
だって、開演前も第1幕も幕間も第2幕も、ず~っと、乞食の役を続けている彼。スゴイよ。
というか、私は、彼を見逃さなかった(笑)。
※スミマセン!! 他のサイト読んでいて気がつきました(恥)。
 彼の前にボウルがあって、その中に何かがあるのは気づいていました。コレってジャガイモの皮だったんですね。
 つまり、彼は、ず~っとジャガイモの皮をむいていたんだ!! 動作を見誤ってごめん!!
 メチャ、恥ずかしい!!


で、座った座席の関係上、常にといっていいくらいオイラの視野角に入ることになった(というか、ド目の前に出ずっぱり(笑))のが月川勇気くん。
ストーリーにのめり込みきれなかったせいもあって、彼をかなり観察しちゃいました(笑)。
いやぁ、頭小さいし体の線が細いね(グフ(笑))。

それはともかく、彼の台詞はひそひそ話以外にあったか? 歌はあったけれど(笑)。
とにかく、淡々と仕事をこなす食器洗いバイトくんの役なのよ。
で、マジに冷静なの(笑)。周囲が熱くなっていても彼のところだけは別(笑)。
周囲の喧嘩も「我関せず」か「傍観者・観察者」(笑)。
その姿見てさ、オイラそっくり!! って思っちゃった(笑)。

ひたすら、掃除に食器洗い。
彼の拭いた皿は1幕2幕でトータルで150枚くらいは行っていたと思います(笑)。畳んだナプキンは30枚を超えていたかと(笑)。←って、数えるなよ(爆)。
裏方に徹して目立たないんだけれどさ。
その姿見てさ、オイラそっくり!! って思っちゃった(笑)。[くりかえし(笑)]
中学のとき、大掃除の日、いっつも最後にワックスがけがあるのね。
みんないなくなってから、オイラが担当でやることがほとんどでした。ワックスがけの***(←本名)って呼ばれてました(笑)。

何よりさ、第2幕で彼が登場してくるとき。
彼が音楽に合わせてラララ~ってスキャットして歌って、周囲が踊るのね。最後の最後は一緒に輪の中に入るんだけれどさ。
その姿見てさ、オイラそっくり!! って思っちゃった(笑)。[くりかえし-2(笑)]
中学高校時代のオイラって、みんなと仲良くは振る舞うというか、何かしらのポジションを見つけて一緒には楽しむんだけれど、何かの「輪」を作り出す張本人ではないのよ(笑)。
で、積極的に輪の中に入るわけじゃないのよ(笑)。誰とでも仲良くするけれど、「それで、あなたの親友は誰?」状態(笑)。
今回の月川くんが演じているストーリー上の彼に「厨房の中で、あなたの友達は誰?」って聞いたらどうなるんだろう(笑)。

極めつけ。
皿洗いのバイトくんだから、しょっちゅう腕まくりをするわけ。
その「腕まくりの仕方」がオイラと同じでもうツボリまくり(笑)。
その姿見てさ、オイラそっくり!! って思っちゃった(笑)。[くりかえし-3(笑)]
普通、オトコが腕まくりするときは、ジブンの腕をジブンでつかむように、親指と人差し指を「輪」のようにして、腕の上をスライドさせるんだよね。「グイッ」とさ。男らしいオトコはね。
ところが、月川くんは、服の袖の内側を指でつまんで引き上げるんだよね(笑)。「スーッ」ってさ。
ほかにも、歩き方といい、もう、ジブンそっくりで、腹抱えそうだった(笑)。「あぁぁ、あそこにジブンがいる~」みたいな(笑)。
月川くんの、「素」のキャラなのか、蜷川さんの演出したキャラを彼が演じているのかわからないけれど(笑)。

月川くんも、蜷川さんに取り憑かれてしまった感がありますが(笑)、何かもっとデッカイ役を演じてみて欲しいなぁ....。運ってものが必要だとは思うけれど。観てみたい。
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『アビエイター』

2005-04-15 08:36:39 | 映画
レイトショー1200円のシネコン(笑)。前と同じ。

マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演。

ぶっちゃけ、長いっす(笑)。ズバリredundant(笑)。
ストーリーも前半はテーマどちらかに絞る方がよかった気もする。飛行機ヤロウの方にさ。確かに映画王でもあったんだろうけれどさ。

でもまぁ、良い意味で飛行機バカな、ヒューズの人生をわかりやすく描いていたのは好感。

今は、彼のTWAもパンナムもないんだよな(笑)。諸行無常(笑)。
でも、夢を追う人、困難に立ち向かう人は、見ていて(←端からね(爆))気持ちいいですね。

あれ? なんかメチャ好意的な評になっちゃいました(笑)。映画としてはあまり買ってないんだけれど(笑)。

レオについて書いておくと、彼は赤い焔に映えるって思いました。他の作品もあわせてね。ただ、まだオヤジ役には、見た目がツライかも表情や演技はともかく。
でも、未だにオイラの中では"ECLIPSE"(『太陽と月に背いて』)がベストだったりする(笑)。
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『カナリア』

2005-04-12 08:36:00 | 映画
仕事早めに切り上げて映画館へ(笑)。サボり病(笑)。
『害虫』の塩田明彦監督・脚本。カメラマンは山崎裕。

オウム真理教事件とその後の展開に着想を得て書かれ撮られたストーリー。是枝裕和監督“DISTANCE”が加害者の家族で教団外の人々を描いたのに対し、これは実際の教団内部にいた人々をフィクションとして描いています。
そのストーリーの性質上、"DISTANCE"が観客の想像力を必要とする部分が多いのに較べ、これはもっと直接に訴えてくるというか、直球が投げられてくるように感じました。
あと、森達也監督ドキュメンタリー“A”と“A2”未見なので(大恥)、これとの感じ方の差は論じられませぬ。

公開されてだいぶ経つのでネタバレありで。

マインドコントールについて考えさせられることの多い作品です。

見ていてつらくなるトコロが結構あります。泣いちゃいます。

あの事件は許されざる犯罪だし、あんな行動を起こせるほど突き抜けることできないし、冷静な理性がストップかけると思うのね。ただ、論理じゃないトコロで、ボクはほんの少し「どこか他人事じゃない気がして」しまうのね。その辺りをほんの少し説明してくれている気がしました。

セリフの中にも出てくるんだけれど、要は教団管理施設内部は単に人間の作り上げた「もう一つの社会システム」なんだよね。それを上手く描いていたと思います。

ラストは「絶望のなかにあっても、なお『希望』」という感じ。
『バトル・ロワイヤル(第一弾)』とラストの科白が同じだし(笑)。コレに是枝さんの去年の『誰も知らない』のラストを足して二で割ったような感じだけれど、このラストがベストなんじゃないかと思いました。青山真治の"Helpless"のような終わり方もあるとは思うのですが。

宮崎駿さんアニメに多い「少年のひと夏の成長物語」みたいにストーリーを追うことも可能です。ただ『天空の城ラピュタ』より残酷な状況設定ですが。

自分のなかで、西島秀俊といえば「演技下手」の筆頭(ごめんなさ~い!!)だったのですが、今回は違います!!
キーになるところも外さずに締めてます。

つまらない人も多いかもしれないけれど、この春「印象に残る一本」です。
新宿武蔵野館と渋谷のアミューズCQNにて。21日までかな。
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花見に絶好の行【洛】日和

2005-04-10 13:41:25 | 京都_2005_spring
ナスオくんは、前回の上洛から3週間しか経っていないのに再び京の都に足を踏み入れたのでした(笑)。
しかも、櫻満開で美事に時季がビンゴ!! 欣喜雀躍とはまさにこのことか。

朝早く、羽田空港へ行って、ANAの『いっしょにマイル割』のチケット使って大阪伊丹空港へ。
モノレールに乗り換えて、阪急電車へ乗り換え。
「さくら」のヘッドマークわかります?

3300系というのが、またマニアのココロをくすぐります(笑)。

☆京都御所

忘れてはいけないことが一つ。
それは、今日は、京都御所一般公開日ということ。
 ※今年の春の一般公開は明日10日まで。
花見もさることながら、コレも重要な目的。チャンスは見逃すな!! ってね。
年に二回も一般公開あるといえども、申し込みすればいつでも(平日と第三土曜日)見られるといえども、行けるときに入っておくべし。
宮内庁職員でもないのに、毎年、覚えていられないし(笑)。
入り口で荷物チェック。で、ココで一つお勉強しました。
京都御所の警備は京都府警ではなく、皇宮警察(笑)!!
当たり前っちゃぁ当たり前なんだけれど(笑)。

入り口は宜秋門。

gosho_0.jpg

御車寄にある襖絵。


朱塗りの承明門。


そして、11:00a.m.~雅楽の生演奏と舞。初めて生の演奏の雅楽を聴きました。


紫宸殿。天皇の玉座があります。


紫宸殿の西より(天皇が南を向いて座って右手側)にある、橘の木。


御常御殿の南側のふすま絵。


堪能しました(笑)。早めのすいている時間帯に入場したようなのですが、雅楽の生演奏を全部聴いている間に、人がどんどん入ってきて、出るときは大混雑の中でした。

一緒に行った友人が、なんと「初めての京都」ってことで、観光定番コースを歩くことに。
しかも、びったり都の桜の名所と重なります(笑)。

その後、今出川通りにでて、バスに乗ろうとしたら超満員。歩いて次の目的地へと行きました。

☆高野川の桜並木

道すがら偶然眺めたのですが綺麗でした。出町柳の駅前。


☆銀閣

下に書く『哲学の道』の途中で、一旦道を外れて、慈照寺へ。上の方から俯瞰した銀閣です。

わび、さび、風流(笑)? ここは(って京都のお寺はどこでもですけれど)庭園がいいですよね。
21年前、7年前にも来ましたが、来るたびに思います。

☆哲学の道

京の桜の名所といえば、此所。
人混みも凄いのですが、それを補ってあまりある(おおげさ(笑)?)美事な桜並木でした。
今年は、今日明日が一番の見頃でしょう。





その後、歩いて岡崎へ。

☆平安神宮

ココも、cygnusにとって21年ぶりの訪問。やはり、伽藍が大きいです。庭園の桜も美事でした。八重の枝垂れ桜が、順路の最初に見られました。それから、おそらく、アヤメの時季もいい味を出しそうな庭園です。

入り口。


中の本殿。


☆清水寺

まぁ、京都の代表的な観光地としては、ココでしょうか。オイラも来たのは3年ぶりか4年ぶりかな?
時間があれば、上の平安神宮の次に、南禅寺や知恩院、桜の名所という点からは円山公園、という具合に東山を極めるのが理想なのでしょう。が、時間がありませんでした。バスも道も混みまくり。並じゃない。さらに、強烈な暑さ(笑)。アタマの中で、大江千里作曲の『夏が来た』が鳴りそうな気分(笑)。

で、五条坂を上ったところに聳える門。仁王門?


お隣の塔。


で、お約束の、「清水の舞台」。見事に逆光(爆)。


そんなこんなで、急ぎ気味に四条河原町へ戻って、阪急に乗って伊丹空港へ。
かなり、あわただしく歩き回った(実際かなりスピードの速い歩きで、平均時速6kmくらいは行っていると思う(笑))一日でした。
夜、羽田空港へ戻ってきました。

人から、京都マニアとか、京都オタクとか言われそうですが、決してそんなことはありません(笑)。
「京都検定」受けるほどの知識もありません(笑)。
葵祭も祇園祭も見ていますが、時代祭は見てないです(笑)。

※写真が以前よりキレイ・クリアな画像になっているモノが多いはず...(笑)。大きさ小さくしていますが。
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『永遠のハバナ』

2005-04-05 08:35:14 | 映画
@ユーロスペース1。レイトショー。

キューバの市井の人々の日常を、ゆっくりと描いた静かな作品。
途中、ちょっと眠くなったりしたけれど、ボクにとっては「佳い作品」。途中、つまらなくて出て行った人もいたけれど(笑)。

ストーリーと言えるストーリーはありません。
ただひたすら登場する人の動きを追っているだけ。
セリフもなく音楽だけ。
でも、それがイインダナ。
小津の映画を観ている感じも少ししました。
本当にゆっくり時間が流れています。
みんな、視線が穏やかなのも印象的。
日本人は、ミンナ目が荒んでるよ(笑)と思っちゃいました。
つか、オイラ死に急いでいるかも、って思っちゃいました(笑)。
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