LUNACY

cygnus' blog

橋口亮輔監督『恋人たち』

2015-11-28 14:22:40 | 映画
テアトル新宿

橋口亮輔監督の長編は『ぐるりのこと。』(2008)以来7年ぶり。
もちろん、オリジナル脚本。演劇ワークショップ活動の一環から生まれた作品。脚本は、キャストを想定しての宛て書き。

3人の主人公とそのパートナーとの関係性を軸に、3人の戸惑いやもがきを(もちろんその周辺の人間模様とドラマも)描いた作品。
そして、社会への批判もピリリと効いていて、また、この3人の陰・負の部分に、観客にあなただって同じ(部分・感覚ある)
でしょ?と問いかけている感じ。

橋口監督作品であるゆゑ、歴代の作品同様に、(熱くはないが冷え切ることは決してない人間的な)「ぬくもり」、そして、「まなざし」の感じられる作品でした。橋口監督の作品なら、当たり前っちゃぁ、その通りか(汗)。
もちろん、ところどころにユーモアもあり。パンフレットにも挙げられていたけれど、詐欺師の水の売り込みの「しっとりする」の台詞などは、しっかり笑わせてもらいました。

それにしても、前作の法廷画家といい、今作の橋梁管理人といい、橋口監督はホントに人に知られてない職業を見つけ出してくるなぁと尊敬します。

あと、2014ー2015年の時点のオリンピックに向かっていく東京を描いた都市記録映画としても秀逸じゃないかと思います。
水都東京がよくわかります。日本橋も上の高速をどうするのか?
監督の右腕の上野彰吾カメラマンにも、いま一層の拍手でしょう。

主人公が、ラストシーンで、青空に向けて「よし!」と指呼確認して、あの希望のまなざしが印象的で佳いのだけれど。
あそこ、僕のような東北(+新潟)出身者は、東北電力のコマーシャルを思いの出すのじゃないだろうか?(河島英五「元気ですか」に乗せてインフラを守っている人々の映像が流れるやつ・しかもときどきバージョンが変わっていく(汗))
http://www.tohoku-epco.co.jp/always/mov/tsukuru.html

できるだけネタバレにならないように書きましたが、最後に。
パンフレットや新聞などのインタビューで発信されているけれど、映画業界の表現の「自主」規制の問題。表現したいことが(もはや自主制作のような形でしか)できなくなってきている問題。これ、重要。
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上條淳士「LIVE」展

2015-11-28 14:19:30 | 美術展・博物館

吉祥寺リベストギャラリー『創』

上條淳士先生“To-y”30周年記念(and完全版のリリース開始記念)です。

中学校の頃、女子が読んでいて、その影響で上條先生をオイラも知ることになりました。
それ以降、この上條センセの画風や作風に惚れてますw。
"SEX"や「エイト」なんかは、結構じっくり読んだはず(オイラにしてはw)。

んで、原画をギャラリーで展示するってんで、20日にその情報を知って、慌てて22日に行ってきました。

行ってみたら、すごい混み具合。上條センセがサインをしてらっしゃる。うぉ~。
というか、そのサインへの行列に並びながら壁一面に並べられた原画を観覧するような状態にw。
クリアな輪郭線の確かさをホエェ~ってぼやきながら。
...ってか、原画を写メしていいんかい...(汗)。OKだったんだろうけれど、なんか無法状態w。

オイラも、ポストカードにサインしてもらいましたv(^-')b

もちろん、会場には、女子ファンの方が多く来ているわけだけれど、オイラのような男子ファンもいました。
が、男子ファン。なんか、オーラが普通と違うのよね。ファッションが黒い色の服の人が多かったり、ピアスしてる率高かったり。
ロックな路線?って感じということか(汗)。

それにしても、特に女子ファン。何枚もサインしてもらって、話して、一緒に写真に収まってもらって、と、ちとやり過ぎじゃない?
応じる先生のサービス精神に依存しすぎな気がする。。。ギャラリー側が制限しても良かったんじゃないかなぁ...。

それにしても、上條先生、老けない...
荒木飛呂彦センセもだけれど。漫画家って恐ろしい。。。
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三宅乱丈『イムリ』第18巻

2015-11-26 00:52:04 | 本・コミック
戦いが延々とつづきますね。しかも知恵の戦いもあって。

ラストで、これまた大転換がある。この先の展開が楽しみ。
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国士舘大学 新体操部 多摩祭 演技会 [2015.11/22(sun)]

2015-11-23 02:07:34 | 新体操・ダンス・バレエ
写真の写り悪くてゴメンナサイ。

何をトチ狂ったのかと言われそうですが(笑)、国士舘大学体育学部キャンパス学園祭の多摩祭へ来ました。
目的は、国士舘大学新体操部が学園祭・多摩祭で演技会をやるのでそれを観に。オイラの男子新体操ファンの熱がまだ冷めてはいないようです(笑)。
競技会じゃないから、緊張していない(度合いの高い)選手の別な面も観られるかなぁと思って。
開催情報を仕入れたのが、先週木曜20日。われながら、すごいイキオイだw。

場所が多摩キャンパスという国士舘大学の体育系・運動系の学生さんが集まってるキャンパス。永山(って北海道旭川のじゃないよw、多摩丘陵のね)からバスに揺られていきました。
というわけで、体育系の専門キャンパスに足を踏み入れるというのが、人生初。
いや、オイラの母校にもその手の学部とキャンパスがあったのだが、離れていたためそのキャンパスに足を踏み入れることは、大学院修士2年までの6年間を通じて、ついぞなかったのだ(笑)。

それにしても半端ないアウェイ感覚w。
いや、早く着きすぎたのもまずいんだが、一般客の目立つこと目立つこと。
だって、ここのキャンパスの学生さん、みんなジャージ姿w。
さっそく、模擬店のお食事のセールス攻撃食らうけれど...まだ午前10時だよ、おにいさんw。スポーツやっているコや高校生ならわかるけれど、オッサンの代謝は悪いのだよ(笑)。

って、前置き長すぎ。

キャンパス内工事中で道にちょっと迷って、体育館のある建物へ。靴を脱ぎます!おぉ~。
地下の多目的フロアでは、演技会に先立って行われるちびっ子達の演技会が始まるところでした。
そういえば、自分も幼稚園の頃体操教室に通っていて、あんなことやってたかも~などと思いつつ眺めていました。
彼ら彼女らが、高校や大学に上がって国士舘の将来を担ってたつのでしょうか?(ほほえみ)
そして、オイラに子どもがもしいたら、あのくらいのコがいてもおかしくないんだよなぁ、などと、仕事も人間関係も負け犬のオイラは、しんみり思ってしまうのでした。

さて、話が少し戻して、会場内入って、客席を見渡すと....
・関係者(大学・学部・体操新体操)
・選手の保護者や兄弟姉妹・親戚
・OB/OG
・選手の友人
と思われる人ばかり。一般人のオッサンは、ここでも、アウェイ感が増すのでありました。
でも、競技会で各体育館やアリーナなどの開催会場行ってもそれは同じでR。
ついでに書くと、バレエ(新体操ではないが)を観劇に行って幕間にロビーで珈琲なんざ飲んでいると、このヒトどこの団の人?的な視線の突き刺さりがあったりするけれど、それはまったくなかったから、よいのだよいのだ。

こういう観客が次から次へとやってきて、アウェイ感が増す幕間が終わって、いよいよ大学生の新体操部の演技会。

そのときふと思ったのが...あれ?国士舘大学の男子新体操選手って誰がいたっけ?....すまん。一人しか出てこなかった(汗)。

各プログラムについては、コメントしきれないので総論で失礼します。
まず、男子集団の長縄の演技が代表的だけれど、競技会じゃないから、エンターテイメント要素をとりこんでいますね。楽しませもらいました。
それから、器具を使った演技で初めて気がついたのだけれど、左利きの選手っているよね?久しぶりにサウスポー萌えを突っつかれました(笑)。
また、とにかく、今まで、体育館やアリーナなどの開催会場で、2階席3階席からオペラグラスで眺めるような見方しかしたことなかったら、間近で観られるのは新鮮で感動しました。迫力ありました。
その迫力のうちになるのだけろけれど、選手のブレスまでしっかり聞こえてくるんですね。素早く深く息をしているのがわかりました。
集団の演技でもみんなぶつからないし、個人演技では、スペースを一杯いっぱいフルに使いこなすし、リボン・スティック・リングを高々と飛ばすし、あらゆることが、やはり、凄いなと。
ただ、演技時間と音楽の編集のあたりは、難しい問題なんでしょうかねぇ。ちょっと無理くり感を感じないでもなかった、プログラムがあったかな。

そもそも、気がついたら進学校に行っていて訳もわからず走り続けたandよくわからずモガキ続けたら研究開発の職に就いていた、そして息が詰まりそうになっているというオイラからすると、身体能力に秀でてそれをフルに伸ばし生かしている体育系の人や、藝術系の才能を発揮しまくっている美術音楽系の人というのは、無条件で尊敬するし友達として欲しい・仲良くしたいと思ってしまう人々だったりするのです。
自分にないものを持っている人に対する、憧れや羨ましさということに、概念上は簡単化されてしまうのでしょうが。

それで、今回の演技会は4年生引退式を兼ねていて、後輩各学年代表挨拶もあって、4年生記念作品(初の男女混合作品だとか?)の演技もあって、まぁ、感動のフィナーレってやつでしょうか。
60分のプログラムが90分近くになっていたけれど、全然、飽きなかったです。

とりあえず、こんなところで。オシマイ。
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大丸心斎橋店(御堂筋大丸)

2015-11-17 00:03:03 | 街・散歩・小旅行
京都で琳派三昧の後は、大阪へ。
まもなく取り壊しになるヴォーリズ建築。大丸の心斎橋店です。

まずは、正面を梅田寄りから。

なんか、さえないから撮り直したけれど、どうもうまくない。情けない。

御堂筋の難波方から。

南側壁面

北側玄関

正面玄関

品のある窓格子

柱の灯りの覆いの飾り

柱の中のガラス窓展示

意匠を残すように建て替えるようですが、この現在の建物は無くなります。
僕以外にも雨の中撮影している人がいました。僕はただのコンパクトデジカメだけれど、その人は本格一眼w。

エレベータホールや階段など、見所はたくさん。
※撮影禁止なので要注意。

受付で絵はがきセット2種売ってます。
見所がセットに分けて分散されていて、結局、両方とも買って、合計800円。大丸に貢いでしまいました(苦笑)。
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「琳派 京(みやこ)を彩る」京都国立博物館

2015-11-16 23:35:59 | 美術展・博物館
去る11月8日に観覧してきました。
あいにくの雨。8時半に七条京阪について並びに行ったら、列はもう東山七条・京都女子前を廻ってました(笑)。

キモの風神雷神図が、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の三作品が一堂に会する最終日。
個人的には、やっぱり、元祖の俵屋宗達のが一番好きです。

本阿弥光悦から俵屋宗達を経て脈々と受け継がれる琳派ですが、解説を眺めていると、その宗達らの「工房」という概念というかシステムが、ルネッサンス期のイタリアと似ているなぁと思いました。


また、午後、岡崎にある京都国立近代美術館に行って、実質コラボ展の「琳派イメージ展」も観てきました。
近代・現代のアーティスト達に、陰に陽に、深浅の差はあれ、影響を与えてきたのだなぁと、伝わってきました。
川久保玲のドレスまでありましたよ。
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『氷の花火 山口小夜子』

2015-11-15 23:01:05 | 映画
イメージフォーラム

モデル(からスタートしてそれを軸に表現を追求し続けたアーティストの)山口小夜子の生涯をふりかえる企画。
佳いドキュメンタリー映画でした。
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飛鳥紀行(2015.11/7(sat))

2015-11-15 00:11:26 | 街・散歩・小旅行
国宝高松塚古墳壁画修理作業室公開見学が当たったので、行ってきました。
そのついでに、明日香村というか飛鳥観光もしてきました。その記録です。

まず、あべの橋から近鉄に乗って、飛鳥まで。そして、レンタサイクル。
レンタサイクル屋のオバチャンがいかにも関西のオバチャンで、お節介やきたがり。
「あんたわざわざ東京から来たん? 今日、高松塚の修復公開しているから是非見ていき~(後からわかったことなのだけれど、申し込みはそこまで多くなく当日飛び入り参加が余裕でokな回が多いw)」
「いやいや、その高松塚の公開のために来たんですわ。午後3時からです~。」
「あぁ~ほな、飛鳥をグルッと先廻ってきたらよろしいわぁ」
と、こっちも、うまく請け合って流すw。

まずは、欽明天皇陵を見て、その後、甘樫の丘あたりをさらりと駆け抜けて、
飛鳥寺・飛鳥大仏へ
鐘を鳴らしているひとが多いw。そこには、
首塚(蘇我入鹿が殺されたところ)もあります。

次に、飛鳥資料館(奈良文化財研究所)へ。
「キトラ―古墳と天の科学―」展。
高松塚と同様に、壁画が素晴らしいところ。天井には天の図が描かれています。
今回の公開とタイアップした感じで、合わせてみるのによいかと。
昨年かな?上野の東京国立博物館で観たものの復習という感じ。

レンタサイクル。これ、電動機付きじゃない(泣)。
坂を必死こいて登ってちょっと下って、頑張ってたどり着いたのが、

石舞台古墳
蘇我馬子の墓と言われていますね。
昔は、この石の上に登ることができたのだとか。今はダメ。
この石組の中に入ることができます。外からの光が入ってきて、洞窟とはちょっと違うかな。
幅はないけれど、奥行きがあるところでした。

ここで、お昼ご飯を食べてしまって、次は、

橘寺
聖徳太子ゆかりの寺。ここら辺で聖徳太子が生まれたとされているようです。馬の像があります。
仏事が行われていて、入れない建物がありました。

天武・持統天皇陵
丘の上にあります。階段登ります。でも、気分は里中満智子「天上の虹」←読んでないけれど(笑)。

そして、国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺エリアに到着。

まず、予習がてら、高松塚壁画館を観た後、
高松塚古墳(埋め戻し)へ。

ちょっと道に迷ったけれど、公園の少し外にある
文武天皇陵。

そして、公園へ戻って、飛鳥歴史公園館の前の受付へ。


国宝高松塚古墳壁画修理作業室見学

コレが、今回の旅行のキモです。
今年は、星宿図が見学者からよく見えるところに置かれます(フライヤーの「初公開」の意味)。
セミナー室で10分レクチャーが駆け足で行われて、修復室へ。
入り口で小さいオペラグラスが渡されて、窓越しに見学します。通路から大きな窓(3ヶ所)を通して修復室を見学します。これが、たったの10分w。
この10分のために東京から行きました(爆)。

修復は10年かけているとのことだったけれど、1300年クラスのものをたったの10年で修復片付けられるのかい?と逆に思ってしまいました。
また、絵の中の女性の衣装の色使いパターンがおかしくなっているところがあるのですが、結局、現在の知見では1300年前の絵描きさんの凡ミスということらしい(笑)。
星宿図のキラキラもちゃんとわかりました。←結構、見づらいのです。

その後、レンタサイクル返したら小雨もぱらついたりして、そそくさと飛鳥駅へ。
近鉄のローカル線乗りつぶしたりしながら奈良市内の宿へと向かいました。おしまい。
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あべのハルカス

2015-11-14 23:42:55 | 街・散歩・小旅行
どうも天王寺・阿倍野の街にどうも不自然な感じの建築だよなぁ。。。
そのうち、馴染んでくるのだろうけれど。
ひとつだけニョキっとある感じでした。
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飛行機の中から見た富士山

2015-11-14 23:36:31 | 冴えない日記
11月7日に羽田から伊丹へ行くときに撮影
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外山啓介ピアノ・リサイタル[2015.11.11(thu)]

2015-11-11 23:59:07 | ピアノとクラシック
旧朝香宮邸 東京都庭園美術館コンサート2015

プログラムは、

ショパン: ノクターン第3番ロ短調op.9-2
    : バラード第3番変イ長調op.47
    : バラード第4番ヘ短調op.52
リスト: バラード第2番ロ短調

アンコールは、ショパンの遺作でした。
なお、今回は、プログラムの曲解説が、久しぶりの本人作文。


まず、庭園美術館の入り口で警備員さんが会場の割に多くてあらまぁ、と。
開場前に玄関に並んでいたら、奥の新館のトイレは開演10分前に閉鎖しますと。ふ~ん。
んで、ロビーは、関係者っぽい人も会場スタッフも(つまりファン以外)多いなぁ、と。
そうしたら、開演前に、アナウンス。皇后陛下ご臨席とのこと。うわぁ!そういうことか、と。
去年のサントリーもだったし、本当に皇后陛下がお気にいられたようです。ファンとしても光栄。
かくなるうへは、お孫さんの秋篠宮悠仁親王殿下も連れてきていただいて、ファンにしてもらいたいところです(笑)。

それで、外山くんが入場して演奏開始。
ところが、どうもギコチナイというかタドタドシく聞こえ(まく)るノクターンw。
まぁ、栄誉や名誉といったものは緊張やプレッシャーとともにあるのね、と。

バラード3番と4番では、なんとか持ち直した感じだけれど、やっぱり、どっかバラバラ感がそこかしこに出てしまっていたような気がする。。。。本人は意識していないかもだけれど。
右手と左手とペダルが噛みあい損ねちゃうというか。
ただ、やっぱり、彼は、(これも意識していないかもだけれど)3番みたいに調性が黒鍵の長音階だとスイッチが入るというかノリが上がってる気がする(笑)。
あと、3番のラストのカデンツァ、速っ!(笑)←本人そのつもりないだろうし、多分に僕の個人的な好みの問題なのだけれど。

リストのバラード2番。
ショパンのバラードもそうだったんだけれど、和音はカッチョよく鳴らせるんだけれど、動くパッセージがうまく奏でられない的なところがあったかなぁ?
ただ、右手左手を同時に拡げて展開するところは勢いがあってグワっとやるよね(笑)。

あ、あと、どの曲も、強弱のうちメゾフォルテが無い感じw。

なんか、テクニックについて定番パターンのコメントになっちゃっている気がする(汗笑)。


んで、最後に、最近は毎度のMC。
リストのバラード2番に対する思い入れについて。

アンコールも無難に弾いて、プログラム終了。

皇后陛下退場時に、至近距離(3mくらい)でお顔を拝むことができて幸せでございました。


その後、懇親会(だったらしい←あれでw)。
ロビーにて茶菓のサービス。
しばらくしてから、外山くん本人とマネージャーさん登場。
でも、ちょちょいと人(たぶん関係者)が変わりながら、本人と談話するだけ。
本人が「それじゃ、着替えなきゃないのでコレで」の一言で、ドドッと観客が押し寄せる(爆)。
一通りファンが貢ぎ物を渡して、黄色いニット着た男の子にプログラムにサインのサービスして、お開き。
というか、マネさん、段取り悪すぎ。もっと、このパーティーのような会のプログラム考えようよ。。。。


とりあえず、そんな感じでした。マル。
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正福寺地蔵堂

2015-11-03 15:22:08 | 街・散歩・小旅行

東村山にある都内唯一の国宝建造物
年一回の公開

臨済宗建長寺の末寺で、北条時宗により開創
この由緒からわかるように禅宗様式

堂内にはたくさんの地蔵が納められていました
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『アクトレス 女たちの舞台』(原題 "Sils Maria")

2015-11-01 23:58:05 | 映画
2014カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
オリヴィエ・アサイヤス監督

女優さんの齢のかさねかたと味の出しかた、若い勢力との折りあいのつけかたが、表向きのお話。

マネージャーとの脚本読み練習が実際の劇中劇としての舞台の演技と錯覚しかかったことが、2回ありました。迫真というか。

ジュリエット・ビノシュほかキャスティングは、みなハマリ役だったかと。

でも、仏語じゃなくて英語だったのは、何故なのだろ?


あと、蛇足だけれど、気象をやっている人間としては興味深いプチ・エピソードと映像があったことも記しておこう。
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『マルガリータで乾杯を』

2015-11-01 20:23:26 | 映画
インド映画

車いすの身障者の女の子が、壁にぶつかりながらも人間らしく生きていこうとする営みを描いた作品。

一番チャレンジングだと思ったのは、パキスタン出身の人間とインド出身の人間が仲良くなるストーリーということ。
もちろん、LGBTに対して厳しい国柄の人が、ということも加わるわけです。

ラストはいくつかの解釈ができるかと思うのだけれど、主人公がそれでもコミュニケートしていくという希望に充ちていました。
僕みたいに卑屈になって生きている人間のシリを叩く演出。
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