LUNACY

cygnus' blog

山口つばさ『ブルーピリオド』第1巻

2017-12-31 14:27:10 | 本・コミック
美大(というか藝大?)を目指す(ことになった)高校生の青春物語

僕自身、武蔵美にモグッていたから、超楽しめるストーリーでした、

というか、デッサンはじめ美術の技術について、すごく勉強になる!
実際、ストーリー中の画は本職かその卵さんたちみたいだし、(たくさんいる彼ら彼女らにギャラは出ているのかな?)

ちょっと、鮎川というキャラが描ききれていないかな?今後に期待♪

渋谷の風景が、109が283になっていて、作者の名前の「つばさ」との語呂合わせになっていたよね(笑)。←JASの予約電話番号でもあったしねv(^-′)b →実は僕もかつてHNやアカウント名に使ったことある文字列(苦笑)。
あと、学ラン。左身頃にボタンがついているって。。。。逆じゃない?表紙から本編すべて。あえてなのかな?

それから、タイトル。
ピカソが何回か引用されていることからもわかるように、ピカソの「青の時代」のからとったんだろうね。
もちろん、ティーンエイジャーの青春コミックだから、その青の意味もあるだろうけれど。


それにしても、「ランウェイで笑って」にしろ、下の「空男」にしろ、「マグメル深海水族館」にしろ、これにしろ、
どれも、ティーンエイジャーの職業選択にからむ夢・理想追求物語かつ逆境克服物語なんだよなぁ。
しかも、「ランウェイ〜」と「空男」は、主人公の家庭の生活が苦しいというところまで同じだし。
パターンにハマり過ぎていないか?杞憂かな。どれも少年コミックだから、これでいいのかもな。
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『空男(ソラダン)』第1巻 糸川一成

2017-12-31 14:23:15 | 本・コミック
CA目指してCAになっちゃったティーンエイジャーの青春?物語。
飛行機好きにはツボが多いね。
雑誌で言うと、月刊エアラインより、月刊エアステージな内容かも(笑)。

というか、下の「マグメル深海水族館」もこれも、登場人物が美男美女オンリーで、眼の保養にもなるけれど、時としてキツいw。
まぁ、でも、CAは顔面採用の度合い高いだろうからしょーがないんだろうけれど(苦笑)。

あ、ちなみに、B787のエンジンはロールスロイスだけとは限らないよ〜。航空会社による選択だから。
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『マグメル深海水族館』第1巻 椙下聖海

2017-12-31 14:18:45 | 本・コミック
生物(動物)ネタとしては、「へんなものみっけ!」に近いかな。
深海生物の勉強にもなる。
近未来的なSFを少し組み込んだ、深海水族館で繰り広げられるストーリー。
ヘタレ少年と館長らの交流でエピソードが展開していきます。

しっかし、ミナト館長が、煙草吸っているってのは、海底地下隔離施設で、現代的にはどうなんだろ?(笑)
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よしながふみ「大奥」第十五巻

2017-12-31 14:16:19 | 本・コミック
安政の大獄と、桜田門外の変。
幕末ですなぁ。。。

篤姫(の男子版)が活躍していて面白い。
それに、史実をうまく組み込んでいるから、勉強になるわ。
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『花コイ少年』第1巻 重松成美

2017-12-31 14:10:56 | 本・コミック
"BABEL"で注目した作家さん。

本作は、世阿弥の生涯を描いてます。
本巻は、足利義満のお稚児さんとして、気に入られたところまでですね。

なんだか、BLっぽいね(笑)。
って、史実から考えたらそうなるか(笑)。

あと、気になるのが、随所に見られる現代的なくだけた表現。
使わなくてもちゃんと伝わるんじゃないかという気はするけれど...。
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「ダンシング・ベートーヴェン」"Beethoven par Bejart"

2017-12-31 11:49:44 | 映画
アランチャ・アギーレ監督

ヒューマントラストシネマ有楽町

邦題と原題の意味が。。。。
日本でも、この映画を観る人は限られると思うので、原題の直訳で、モーリス・ベジャールの名前を全面に押し出してもよかったのでは?

モーリス・ベジャールの率いる(ていた)バレエ団(と友好の深い東京バレエ団)の、Beethovenの第九の公演の制作を追ったドキュメンタリー。
この公演は観られなかったので、この映画は見逃すわけにはいかなかったのです。

ダンサーやオーケストラや制作の各立場の人をそれぞれに取材していました。
でも、全体的にもっと深くて濃くてもよかったかなぁ...。予算や尺の問題もあるのだろうけれど。
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「鬼踊れ!!」第1巻 篠原ウミハル

2017-12-26 19:13:00 | 本・コミック
岩手県出身者として、目に留まった以上、見逃すわけにはいかなかったコミック。

実は、岩手県で高校卒業まで暮らしていたとはいえ、北上(というか黒沢尻というべき?)エリアのことって、よくわかってないんだよな。実は、鬼剣舞も鹿踊りも、生でちゃんと観たことがないんでR。

前半、なぜ、東京が舞台?と思ったけれど、ちゃんと理由が出てますね。
高文祭を目指すということは、想像つかなかった。なるほど。


それにしても、最近のコミックはどれも、各登場人物のキャラクター設定が強すぎると思うのだが、気のせいかな?
↓の「第九の波濤」しかり、「ランウェイで笑って」しかり。。。
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『イムリ』第22巻 三宅乱丈

2017-12-26 19:08:58 | 本・コミック
これも気がつけば、10年越えてますよね。

かなり、緊迫した展開になってきましたね。
クライマックスという感じ。

ストーリー構想力や、キャラクター設定や、ゲーム的な条件設定とか、三宅先生&編集の頭の中っていったいどうなっているんだろ?といつも思ってしまう。
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吉田秋生"BANANA FISH" 文庫版 本編全11巻&外伝(ANOTHER STORY)1巻

2017-12-24 22:59:31 | 本・コミック
以前から気になっていて、年越したらアニメ放映開始っていうんで、急いで読みました。

久しぶりに深いものを読んだ満足感が得られました。
一気に読んじゃったけれど、連載では足かけ10年?かかっただけあって、本当によく練られた構成だと思いました。
これほどまでに「あり得ないけれどのめり込めた」ストーリーは久しぶりでした。
というか、海街diaryと同じ作者と思えない。

ヘタレの英二が自分とカブってしまうというか、アッシュに憧れるというか。

そして、何よりも、ニューヨークの空気と、時代の空気。
懐かしいというか、憧れという感情の豊かさがあるというか。
うまく、言葉に表現できないけれど、とにかく精神的に豊かだったということが伝わってきました。


外伝の「うらBANANA」で、学ラン着せてくれたのは、マジ感謝。要望が多かったらしいけれど、学園モノにしろとは思わなかったけれど、実は僕も学ラン着せてくれと、思った(爆)。

あと、文庫版。
各巻の解説が誰も彼もネタバレ書きすぎ!(笑)
いないとは思うけれど、もし、これから読むヒトがいたら注意して下さい。
あと、これから読むヒトへの注意喚起という点で、ひとつあるけれど、それを書くのは、不粋なので略します。


さて。
ストーリーを離れて、この吉田秋生とBANANA FISHという作品。
連載時は、僕は中学〜大学生だった。東北地方の田舎wの都市とはいえ、周囲のマセたヤツとか、感度の高いコは読んでいたんだ。
だけれど、僕は、勉強や部活や、その他、日々に忙しくて、それをどこかしら遠目に見ているだけだった。
その、吉田秋生、BANANA FISH、その一連の世界観に触れる・ハマるところまで、辿り着けなかった。
いい歳してから、やっと吉田秋生作品を読み始めて、やっぱり、感度の高かったあのコたちに尊敬の念を抱くし、
いまなお、感度の鈍かった人間から脱却できてないコンプレックスがあるし、
ティーンエイジャーのときにこの世界観に辿り着けていれば、違った人生があったと思えてならないんだよな。
言い方を替えると、そもそも僕なんか能力がない人間なのにもかかわらず、若い頃に勉強人間や仕事人間にならざるを得なくて、こういう価値観との巡り会いの機会を犠牲にしたことが悔しいということなんだ。
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『応天の門』第8巻 灰原薬

2017-12-24 22:34:33 | 本・コミック
本巻は、菅原道真の謎解き解決エピソードというよりは、菅原道真の悩みが(クローズアップされてくること)主題。

何のために誰のために学問をするのか?
って、これいまでも通用する話だよね。

第四十五話。
遂に、有名な在原業平と長岡へ出かけるエピソードが始まりましたね。
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「第九の波濤」第3巻 草場道輝

2017-12-24 22:17:52 | 本・コミック
さりげなく、3ページに「世界遺産」って、三菱重工のクレーンが紹介されているね←注意していないと見落とすわw。

海老原湊って、ホント、近くにいたらウザそうだなぁ〜(笑)。まぁいいや。これはコミックだし。

しかし、潜木のトラウマって、本当に単なる仲間割れだけだったのか?てっきり、相棒を海で亡くしたというクラスのことかと思っていた。。。。

第27話。
湊がGWに東京に戻ってきて同級生と会話のシーン。
僕は、地方出身の上京組だから、当然、高校生デビューということもなく、大学に入ってからも、うまく生きられなくて大学生デビューということもなかったし、しかも理系で負担の多い日々だったし、サークルにも入りそこねたから、コンパなんて経験してない。モテるという概念は自分にはまったくリアリティなし。そんな暗い思い出を呼び起こされてしまった。
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『ヒトラーに屈しなかった国王』(原題"KONGENS NEI", 英題:"THE KING'S CHOICE")

2017-12-24 19:01:04 | 映画

ノルウェー国王ホーコン7世の第2次大戦中の生き様を描いたドラマ。

戦時下における立憲君主制における民主主義の尊重の問題。
現在の日本も戦時下ではないけれど、真面目に考えなければいけない問題。立憲主義も民主主義もデタラメというか忽せにする事態が蔓延っているからなぁ。

そして、王室とはいえ、家族の問題。


ひとつ自分なりに補助線を引いておくと、ノルウェーという国は、南東にドイツ、南西にUKというだげなく、北にロシアを抱えていて、ロシアに弱みを見せるわけにはいかないという事情もあったのだろうなぁ。映画のセリフにはなかったけれど。実際、ロシアとの国境線が確定・画定したのも、つい最近の話だと思った。
大国に挟まれて、生存戦略として中立的に(外交のみならず経済的にも)振る舞い続けなければならなかったのは、普通にノルウェーの様子を観察・考察すればよくわかる話だよね。
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アキ・カウリスマキ『希望のかなた』("Toivon tuolla puolen", [英題]"The Other Side of Hope"))

2017-12-17 22:15:52 | 映画

ユーロスペース

欧州にやってくる難民の姿を、カウリスマキ監督のテイストでドラマ化。
独特のおかしみと人情描写が健在です。
日本も無縁ではない主題。

久しぶりのフイルム上映によるロードショー。
フイルムのやわらかさによる表現が、ストーリーをより味わい深くしていたかな。
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「オリエント急行殺人事件」(2017日本公開の映画)

2017-12-16 22:41:25 | 映画
アガサ・クリスティー原作
んで、この原作を読んでいなかったので、予備知識なしで観てきました!
もっとも、ペネロペ・クルスも出るし、久しぶりにジョニー・デップもありかな?とか思ったのもある。

久しぶりに、映画であれ読書であれ、ミステリーを愉しめました。
とにかく、映像がちゃんとゴージャスになっていて、それもウットリさせるものがありますね。

ポジティブに想定外だったのは、ポワロ探偵役のオジサマがステキだったこと(笑)。
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GLAY "SUMMERDELICS" TOUR さいたまスーパーアリーナ

2017-12-11 07:40:50 | 音楽
2017.12.9(Sat)


GLAYのライブは、HIGH COMMUNICATIONSツアー以来かな?同僚と参戦してきました。

後半に歌われた"Supernova Express 2016"。
タイアップ曲とはいえ、ステージムービーもH5系とか青函トンネルをイメージさせるものだったし、先日、北海道新幹線に乗ってきたばかりの僕には、すごいタイミングに感じてしまったゾっ(笑)。

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