LUNACY

cygnus' blog

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」

2021-01-31 14:51:09 | 美術展・博物館
東京都現代美術館

行列のできる理由のわかる展覧会。

能力のあるひとはスゴい。
そして、日本でも1970-80年代が、(デザインのなかみも含めて)いかに豊かであったかという(か、それ以降は下降線か?)ことを認識した感じ。
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『朝が来る』

2021-01-31 12:33:38 | 映画
EJアニメシアター新宿

河瀨直美監督(なので外せない)

(おも女性をとりまく)出産と子育てを描き、それを通して社会を描いた作品。

佐都子(永作博美)の養子縁組の物語かと思っていたら、ひかり(蒔田彩珠)の出産と家族や社会との関係(不条理)の物語で(もありま)した。

特別養子縁組は両親揃っていることを要求されるのは知っていたつもりだけれど、(橋渡し団体によっては?)共働き禁止を養親に要求されるのは、ストーリー前半の衝撃でした。

というわけで、2日連続で映画で涙。
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『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

2021-01-30 20:18:43 | 映画
UPLINK渋谷

京都アニメーションというだけでなく、ロングランしているから気になっていて、観に行ってきました。

手紙の力と、いくつもの愛の物語。

アニメーションで、ここまで号泣したのって、初めてじゃないかな? 少なくともこの10年くらい記憶にない。
完全にナメてました。終映後、マスク交換しました。
周囲からも、後半からラストは、すすり泣きが聞こえてきていたから、僕だけじゃないはず。

写真を勉強しているなぁっていう映像も多いし、音楽もスゴいし(あの伝説のスタジオ、音響ハウスで録音)。ドルビーサウンド版が来週から再ロードショーというのも、わかろうというもの。

やはり、実写の駄作よりアニメの秀作を実感。
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「空に住む」

2021-01-30 11:15:49 | 映画
シネマジャック&ベティ

昨年まだ観られていなかったやつ。
青山真治監督なので、見逃したくなかったやつ。

何かになる・何かを成し遂げることは出来なくても、単に生きる・前に進むこと自体がスゴいということを受け取ったのかな。
学生時代にお付き合いしていた人から言われたのを思い出した(当時は実感持てなかったけれど、この齢になるとしみじみ押し寄せる感覚)。

でも、青山真治監督って、もっとパンチ力のある作品を作る人だったイメージ。やっぱり、僕には、"Helpless"の印象が強すぎるのかな?

あと、キャスティングが豪華。
通し役でなくとも、永瀬正敏さんとか、柄本明さんとか、大森南朋さんとか、高橋洋さんとか、片岡礼子さんとか。
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国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話

2021-01-16 17:46:51 | 美術展・博物館
江戸東京博物館

これまた顰蹙を覚悟で行ってきました。

古代エジプトのお勉強。古代エジプトの神話と信仰が展示の軸になっていました。
やっぱり、池袋の某ミュージアムだけでは満足できていない人間だったことを自覚しました。

観客に女子がことのほか多かった。
僕みたいに犬童千絵「碧いホルスの瞳」ファンもいるのかもと思ってみたり。
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「ばるぼら」

2021-01-12 18:59:06 | 映画
手塚治虫現在まんがを手塚眞が実写映画化。
こういう世界観の映画好きかも。

二階堂ふみがハマっていてマル。
稲垣吾郎が食われている感。キャラクター設定的な問題かな? 個人的には安藤政信とかの方がよりよいキャスティングの気がしたな。

あとは、やはり、クリストファー・ドイルのカメラ。やはり、アジアを切り撮るのがうまいんだと思うのです。
それから、ヴェルレーヌの詩(訳は堀口大學かな?)。自分は知らなくて、不勉強というか無教養だわ。
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「FUNAN フナン」

2021-01-11 20:18:02 | 映画
恵比寿ガーデンシネマ
ルイ・ガレルが声の出演

クメール・ルージュの悲劇を描いたアニメ映画。

僕がガキの頃、よくカンボジア難民のことが社会で取り上げられていたのだけれど、その原因が、このクメール・ルージュにあるということを知ったのは、だいぶ後で、勤め始めてからの事だった。

ツラい映画だけれど、やはり、国内であれ海外であれ、歴史から目を背けてはいけないと、ドイツのヴァイツゼッカー元大統領の言葉を思い出すのでした。
そして、極限におかれた人間たちが、どう振る舞うのかも。
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東京バレエ団「ニューイヤー祝祭ガラ」

2021-01-09 21:17:02 | 新体操・ダンス・バレエ
東京文化会館

COVID-19で2度目の緊急事態宣言が出ているにもかかわらず、顰蹙を覚悟で上野へ行って来ました。
9割以上の席が埋まっている感じで驚き。人々がこういうものを求めているのだと感じると同時に、ちゃんと客席を埋めてしまう東京バレエ団はあっぱれだろう。

僕が、東京バレエ団(というかバレエそのもの)の情報を一番チェックしていたのは、首藤康之さんや高岸直樹さんが活躍していた頃。いまは、そのポジションを柄本弾くんが襲っているということでいいのかな?
今回、外出制限要請のなか、わざわざ観に行った理由は、上野水香さんの「ボレロ」のため。
東京バレエ団へ移籍してからもう何年も経つし、キャリアを考えたら、この先、何回も観られないよな、と。

プログラムも、よく考えられていて、中盤はとくに公演タイトルのように祝祭感を感じてマル。

ベジャール演出の東京バレエ団「ボレロ」を生で観るのは、2回目か3回目。
本当に無駄な装飾をそぎ落としていて、ダンサーの能力次第だなぁと思うのです。(あと、想像だけれど、きっと照明さん大変なやつ)
そして、いつも、正座して観なければと思うような、こちらの緊張感もすごいのです。
上野水香さんのオーラもすごかったです。とにかく、関節の柔らかさが半端ない。だから、腕の可動範囲が凄くて、動きが速いわけで、いやぁ~こうなるのか、と。

満足感の高い土曜の午後になりました。
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