LUNACY

cygnus' blog

吉田秋生『吉祥天女』文庫版全2巻

2018-11-27 23:16:33 | 本・コミック
昔から気になっていた作品。やっと読みました。

ミステリーっぽくもあり、複数の解釈を許す話になっていたかな。

当たり前だけれど、BANANA FISHみたいに男子が男子しているw。
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『暫、』塚本晋也監督

2018-11-25 01:21:23 | 映画
監督の他、池松壮亮と蒼井優がキーとなる通し役。

フライヤにある通り「人を斬ることに苦悩する一人の侍。性と暴力の本質を問う。」作品でした。
江戸時代の侍は、実際、どういうことをどういうふうに悩んでいたんだろう?このような悩みを抱えていたのか?そして、抱えていたとしたら、どのように昇華させていたのか?というようなことを考えました

池松壮亮はいい役者になってきたなぁという気がしました。

ならず者たちとの、殺陣というかバトルシーンは、役者の動きも速く大きく、カメラワークも大きく、つまり、全体が大胆に動いていて、目まぐるしくて、ついていくのが大変でした。(悪い意味ではないです)

たぶん、ストーリー的には『暫、』の「、」が大きなポイントなんだと思う。
池松壮亮演じる杢之進の今後を暗示しているのではないかな、と。


あと、塚本晋也作品は、やはり、音楽が独特。結構、ツボにきている気がする。
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『台北暮色』

2018-11-25 01:09:05 | 映画
ホアン・シー監督、ホオ・シャオシェン制作総指揮

ホオ・シャオシェンのお弟子さんだけあって(というかまだ制作総指揮されてるからか)、テイストがその路線でした。
台北のいまを生きる人の群像劇。

クー・ユールン。懐かしい!エドワード・ヤン『カップルズ』が1996年だから、22年前か(驚)。
大人っぽくなったような気もするし、老けない気もする。
ほか、通し役のリマ・ジタンもホアン・ユエンも好印象。


原題&英題は『強尼・凱克』&“Missing Johnny”。
邦題とのギャップがありそうだけれど、映像を見たらまぁ許容すべきか。
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『カランコエの花』 中川駿監督

2018-11-25 00:43:33 | 映画
UPLINK

同性愛×吹奏楽部(しかもクラリネット女子)って、それ、橋口亮輔監督『渚のシンドバッド』とモロかぶりやん(笑)—本作の主人公と、かつて浜崎あゆみが演じた相原は全然違うキャラだけれど—。
ほか、映像が岩井俊二監督(というか篠田昇カメラマンというべき?)的なテイストの映像だった気がする。
すなわち、この2監督作品を観ていた人間には、90年代後半がデジャ・ヴュしている感覚にとらわれました。
おそらく、陰に陽に90年代の影響を、若き中川監督なりいまの映画制作業界なりが受けているということなのでしょう。


(LGBT)を「周囲の目線で描く」とあったけれど、確かに、「ありえそうな周囲の反応」とか「裏目に出るお節介」というのは、おもわず納得させられる描写でした。
カランコエの花の意味は?それは映画の中で確かめましょうとしておきます。


夏からのロングラン上映。本日11月24日が106日目とのこと。たしかに、インディーズ映画としては、快挙ですね。
制作費用全て持ち出しとのこと。ちなみに上記『渚のシンドバッド』がPFFスカラシップで5000万。
あと、2018年12月14日にUPLINK吉祥寺が開館になる際、そのオープニング作品に選定されているとのことです。
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「はじめアルゴリズム」第5巻

2018-11-25 00:34:32 | 本・コミック
三原和人

ハジメをテレビ出演で芸能的に売り出すという設定は、なんかちょっと違和感があったなぁ。。。仕方ないか。

カオスの話。なんか、だいぶアッサリ流された気がするのは、いま、僕がその手の分野(というかご近所?)にいるせいか。

集合の濃度の話が懐かしすぎる。大学1年の授業で習った。もう24年前かぁ。。。
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「十年 Ten Years Tokyo (International Project)」

2018-11-22 00:09:00 | 映画
テアトル新宿

是枝裕和監督がエグゼクティブプロデューサー。

早川千絵/木下雄介/津野愛/藤村明世/石川慶の5人の若手監督によるオムニバス形式

各監督が、十年後の社会を想定して描いた作品。

この十年というのが、やはり、絶妙なんだと思う。
もう既に起きているようで、かといって、遠い未来ではないという感覚。
どの監督の眼も確かなものがある気がしました。

また、國村隼とか、ベテラン俳優が作品を支えているのも好印象。
池脇千鶴も母親役が板に付いてきたねぇ。
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風越洞×壱村仁『けんえん』第7巻

2018-11-18 21:03:34 | 本・コミック
やはり、諏訪大社や天竜川にまつわる言い伝えを勉強しなきゃならんなと、前巻を読んだとき思って、実行していないままに第7巻が出てしまった。
ストーリーもだいぶ忘れていたなぁ(汗)。

だいぶ、クライマックスに近い感じかな?

でも、ケモナーというジャンル(←あってる?→感情を持った動物人間(と人間の関係)の物語の意味)は、やはり、僕は気になるというかどこか魅かれるんだよな。
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日高ショーコ「日に流れて橋に行く」第2巻

2018-11-18 00:17:28 | 本・コミック
てっきり、三ッ星は三越がモデル化と思ったら、必ずしもそうじゃないんだな。
でも、白木屋とか松坂屋とはっきりわかるモデルも作中にあり。

ストーリーを通して、東京の近代についての勉強不足を実感。

あと(第1巻の時も書いたかもだけれど)、女性の自立もテーマになっていて、曾祖母さんのことを思い出してしまう。
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「北走新撰組」「凍鉄の花」「誠のくに」菅野文

2018-11-17 23:52:13 | 本・コミック
菅野文の新撰組3部作。

「北走新撰組」が土方歳三の周囲を固めた野村利三郎や相馬主計、「凍鉄の花」が沖田総司、「誠のくに」が斎藤一をクローズアップした作品になってますね。

箱館戦争がメインの「北走新撰組」を読みながら、そういえば、碧血碑を見に行っていないことを思い出した。
「誠のくに」はリリース時期の関係か大河ドラマ「八重の桜」を意識したカットがありましたね(笑)。
三作とも、若い熱さを持てあましそうな侍の、何のために生きるかの悶えをテーマにしていて、のめり込んで読みました。


書籍としての編集上の点なのだけれど、巻末4コマがないよね。本編の格式を保つためかな?


それにしても何なんだろう?(苦笑) (歴史ドラマものとして)この新撰組モノに手をつけてしまった感。
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「第九の波濤」第6巻

2018-11-17 22:06:13 | 本・コミック
草場道輝

いつも通り水産学部ネタなのだけれど、特に本巻は長崎愛が溢れている感じがする。

というか、かくいう僕も、観光のみで3回も繰り返し行った県は長崎くらいじゃないだろうか?
僕が初めて長崎に行ったときは、女神大橋も出島道路もなかった←しつこいかw。

青春コミックなんだけれど、そこは少年(ないし青年)コミックなのは、恋愛ちうか色恋模様の描写。うまくいえないけれど、少女コミックとは違うよね。

あと、作者を投影しているキャラクターは誰なんだろう?と、ふと思った。
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「ダンス・ダンス・ダンスール」第11巻

2018-11-17 20:48:09 | 本・コミック
ジョージ朝倉

早いな、もう11巻かい。
池袋の三省堂でPOPに「エモい」と書いてプッシュされていたけれど、僕、エモいという言葉の意味が、いまだにわからんのよ(苦笑)。

とりあえず、いつも通りに熱いです!
しかも、キャラクターがどいつもこいつも立ち過ぎ(笑)。
フツーの性格のキャラクターはいないんかい、みたいな。

でも、楽しめてしまうのは、やはり、僕がバレエとかその手の表現が好き、或いは憧れているからなんだろうな。

あれ、これって、巻末4コマないんだっけ?(笑)
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末次由紀『ちはやふる』第四十巻

2018-11-17 12:30:54 | 本・コミック
読み終わった。ドラマだったね~。

それはともかく、京王のこのポスター、新がおらんやんけ!と思ったけれど、福井にいるからという設定なのかな?(笑)

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よしながふみ「大奥」第三十六巻

2018-11-04 22:51:05 | 本・コミック
和宮が女性だったという設定ですね。
天璋院胤篤(歴史上では篤姫)の采配が冴えてるのは、世間の篤姫のイメージまんまですかね。

参考文献の多さ、つまり、綿密な調べに脱帽。
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細野不二彦『ギャラリーフェイク』第34巻

2018-11-04 22:49:08 | 本・コミック
いつの間に!不定期刊になってるから、ときどきチェックが抜かるなぁ。

今回も堪能しました。しかも、スマホ使っているし、通貨マイニングとかも出てきていて、時代に適応しているなぁと。
伊藤若冲の回とか、考察に唸らされました。
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