LUNACY

cygnus' blog

“チャイコフスキーの真髄 ロシアの魂”飯森範親×東京交響楽団 高橋優介(ピアノ)

2014-09-30 22:23:22 | ピアノとクラシック

練馬文化センター大ホール

1. チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24より《ポロネーズ》
2. チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
(encore) カプースチン 8つの演奏会用エチュード第7番間奏曲
3. チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調《悲愴》作品74

練馬文化センターに行くのは18年ぶり(汗)。
気が付けば、飯森さんの指揮する演奏会は初めてだな。
ただ、メアテは、ピアノ男子チェックで、高橋優介クン(笑)。

会場に入っておや?と思ったのが、普段見慣れているパターンと違って、舞台下手にチェロさんコントラバスさんが配置されていて、ストリングスさんの高音から低音への並びが逆らな~と。まぁ、どうでもいい。

「エフゲニー・オネーギン」ポロネーズ。
何度も聞いたことあるけれど、ロシアらしい、チャイコさんらしい、佳い曲ですね。

それで、先に、《悲愴》の感想を書いておくと、まず、最後の余韻がすごかったですね。飯森さん、動かないw。
ほかに、第3楽章の終盤の盛り上がりも迫力ありました。であるがゆえに、第4楽章の悲愴の感覚を深くするのでしょう。

飯森さんの指揮は初めて見たのですが、肘から手先をしなやかに使ってらっしゃる印象。
オーケストラさん、今日は、金管の音が硬かったかな~、と。もっと、やさしくていいかな~、と。

それで、第10回東京音楽コンクールでピアノ部門第1位&聴衆賞という経歴の高橋優介クン。
初めて聴きました。第一印象は、細っ!(笑)
チャイコさんのピアノ協奏曲第1番。
イントロというか第1楽章の主題提示部は、まずまず上手く入ったなぁと。
鍵盤を叩くのではなく、じっくり押し込む感じの演奏という印象。ダンパーペダルも、踏み込みすぎず。
ただ、中盤の展開部のソロが、あれれ?という感じに。ちょっと、その後も引きずったかな?気のせいか。
あとは、ちょっとスタミナなかったのか、第3楽章は、初めからもっと力強く行っていいと思うんだけれど、ちょっと大人しかったかな。
全体としても、ミスがあったものの、粗さよりも繊細さの方が出ていた感じでそのアタリは好感。
また、手がピョンと跳ねるんだね(笑)。

カーテンコール(に限らないんだが)、お辞儀が深いし、カラダ揺らいでいるし、超初々しくて、あどけなさも残っていて、萌えるw。
あと、ハンカチ忘れて手で汗を拭っていたのも印象的(笑)。

弱冠二十歳(HATACHI)。1994年生まれって...オイラが大学入学した年生まれか(汗)。
今日はイッパイイッパイだったかもだけれど、まだまだこれから場数を踏めば拙さもクリアできていくだろうし、留学も大きな国際コンクールもドンドンチャレンジしていけるから、今後も期待しよう。
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ポルノグラフィティ デビュー15周年記念ライブ『惑ワ不ノ森』

2014-09-20 23:08:42 | 音楽
@横浜スタジアム
同僚くんに誘われて行ってきました☆

メドレーで懐かしい曲が多かったなぁ~。

MCだけじゃなく、アンケートまで、広島弁丸出しなのね(^^;
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『孤独死のリアル』結城康博

2014-09-20 15:26:37 | 本・コミック
タイトルから、もっとパンチ効いている主張ある本、あるいはドロドロした現場の現実を叙述した本かと思ったけれど、やさしく日本の置かれた現状を解きほぐした本。

まぁ未来形の現実として、いつも意識していたから、ここに書かれていたことが、既知だったのかも。

あと、お役所は、孤独死でなく孤立死というんだな。
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“NO(ノー)”ガエル・ガルシア・ベルナル主演

2014-09-14 23:31:44 | 映画
パブロ・ラライン監督
第65回カンヌ国際映画祭 監督週間アートシネマアワード受賞

チリの(1974年でなく)1988年の政変のとき、広告マンがCMで民衆を動かすお話
背景(時代)の設定こそ旧いけれど、今でも通じる社会派映画。

ガエル演じるレネの上司が悪役になりきれないというキャラクター設定がキラいになれない(笑)。というか、あのキャラいいと思う。

レネの息子シモン(その名もパスカルくん)がまた萌えるわ(笑)。

それにしても、ガエルって俳優さんにしちゃかわいそうなくらいタッパないよな。
でも、『天国の口、終わりの楽園。』の男の子が、ここまで大きくなって...(違っw

あと、あまり恋愛分ないので御注意。
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『テンプリズム』曽田正人 [原案]瑞木奏加

2014-09-09 23:52:27 | 本・コミック
“capeta”や「昴」の曽田正人センセの新作は、幻想戦記ファンタジーです!
第1巻終わっても導入が終わってない感じ。
ただ、最初の設定がちょっとナウシカっぽい(汗)。
最近だと、三宅乱丈「イムリ」と結構カブっちゃわないか?
と余計な心配(汗)。「イムリ」よりアクションは強い目かもね。
とりあえず、今後が楽しみ☆
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"迫りくる「息子介護」の時代 28人の現場から"平山亮(光文社新書)

2014-09-09 23:27:27 | 本・コミック
解説はあの上野千鶴子先生です。

もっと、リアルな身体介護行為の現場のこととか、介護保険や介護経費の経済的なアレコレが書かれているかと思ったのですが、
これは、介護する息子の心理に重きを置いたレポートでした。いや、それでも、十分参考になりました。
とにかく、一概にこうだといえる姿はなく、家族によって多種多様なあり方があるということ。

また、解説で上野先生が介護される人間の当事者主権にさりげなく触れていらっしゃいました。やはり。
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『ショートホープ』

2014-09-07 23:21:38 | 映画
ユーロスペース

昔の単発テレビドラマみたいな、人間模様を描いた日本映画。

ロードムービーも少しありました。
横浜(若葉とか黄金町とか)が舞台で街のショットも多かったですね。
子役頑張ってた。

タイトルは、つかの間の希望という字面通りの意味と、小道具のタバコとの掛け言葉だね。
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外山啓介ピアノ・リサイタル "plays FAVORITE PIANO SONATAS"

2014-09-06 22:58:54 | ピアノとクラシック
サントリーホール

プログラムは以下の通り

1.モーツァルト: ロンド a-moll K.511
2.モーツァルト: ピアノ・ソナタ 第11番 A-Dur K.331 「トルコ行進曲付き」
3.ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番 c-moll op.13 「悲愴」
4.リスト: 愛の夢 第3番
5.リスト: ピアノ・ソナタ h-moll
encore1.リスト: コンソレーション(慰め) 第3番 Des-Dur
encore2.ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女

総観としては、だいぶ落ち着いて繊細な演奏するようになったなぁ、という印象。
あと、(使っていたのを見たことがなかっただけなんだが(笑))初めてソステヌート・ペダル使っているのを見たわ。

★モーツァルト
ロンドは、ちょっと無難すぎたかな?最初の曲としてはインパクトがちょっと薄かったかも。
ピアノ・ソナタ第11番の方は、当時のチェンバロ的なというかクラヴィーアへの過渡期の音を意識したのかな(うがち過ぎ?)?
細やかな音の感じもするけれど、丁寧に弾いていた気がします。
第3楽章の所謂トルコ行進曲は、繊細な感じの演奏。中村紘子センセの方がずっと威風堂々男らしい演奏w。
でも、ボクは外山クンの中村センセより女の子っぽい(ただし決して湿っぽくはない)演奏の方が好きだよ。
ただ、ダンパー・ペダルは、もうちょっと踏み込んでも大丈夫だった気もするが、まぁそこは好みか。
あと、外山クンの演奏するヴォロドス編曲版も聴いてみたいな。

★ベートーヴェン
『悲愴』の第1楽章は、なんか急ぎすぎな感。いや、アレグロなんだけれどさ(笑)。
第2楽章も、もっと溜めを作りながら、もっと音を伸ばすところあってもいい気もしたのだけれどね。
全体として、もうちょっと滑らかさが欲しかった感じはするけれど、前に聴いたときよりはよかったかな。

んで、幕間に珈琲を飲んで、後半に入ろうとしたら、
2階席に皇后陛下・美智子さまが登場!
観客のコチラも緊張してしまいました。
以前に軽井沢で聴いてらっしゃるから、あれから2年ぶりかな?陛下のご公務の忙しさを考えると、よほどお気に召されたのかと。
また、皇后陛下もピアノ演奏の腕前はセミプロで皇室外交の場で演奏を何度もなさっているわけで。
コチラまでうれしくなってしまうのでありました。

★リスト
修論テーマにに取り上げたくらいだから、外山クンは、やはり、リストに思い入れがあるんだろうなぁ。
「愛の夢」は、自家薬籠中のものなのだろうけれど、皇后陛下の登場で緊張したのか、ちょっとつまづいた箇所があったかな?(笑)
ピアノ・ソナタは、ボクはそこまで興味ないんだけれど、ただ、外山クンが何故好きなのかは何となく分かる気がする。
全体として表現の緩急というか強弱の振幅が大きいし、フレーズを取り出しても展開していくところとかのテンションとか、
そういうの(ちょっと粗かったかもだけれど)伝わってきました。

☆アンコール
今日は、コチラ側が、何故か集中力切れしちゃったかも((恥))。
先のモーツァルトじゃないけれど、繊細に弾いていたかなと。


とりあえず、こんなところで。
Comments (4)
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千代田線6000系

2014-09-04 22:20:28 | 冴えない日記
あと何回乗れる・見られるかな?
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